So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
前の10件 | -

S3-59 14日目:死霊の幻影を撃退 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

古道をたどる。今や太陽は南中の位置にある。
ここからの道は、途中にある高台に寄り道しながら、山中へと曲がりくねりながら上っている。

山腹へと続く道を歩き始める。真昼間の熱気が暑苦しい。
ふと、どこかから不思議な音が聞こえてきた。
立ち止まって耳を澄ます。甲高い叫び声のような音だ。音量は控え目だが、すぐ近くだ。
だが山腹は殺風景で、音を立てるようなものは何もない。
音のする方へ向かって歩く。
その時、何かが姿を現し、君は歩みを止めた。身体を持たぬ一対の眼が空中を漂いながら、君を凝視していたのだ!
周囲を見回して本体を探そうと目を走らせる。だが、その眼に見つめ返されるだけだった。まるで視線をそらさせまいとするかのようだ。
金切り声が騒々しくなってきた。それが何の音であるにせよ、すぐ近くからなのは間違いない。
「姿を現せ!」君が叫ぶ。だが何も起きず、そのぎらついた眼は宙に浮いたままだ。
音の調子が上がり、それと合わさって陽炎が立ち昇ってきた。今や音は嘲笑に変わっている。
足を踏ん張ってそのまま様子を見る。眼前でおどろおどろしい姿が形を取り始めた。黒い僧帽を被った骸骨のような頭の化け物だ。
そいつが骨ばった指で君を手招きする。
君は慎重に近づいた。こいつの外見は、カーレの墓地のシンヴァの霊廟で戦った死霊にそっくりだ!
君がもっと近づいていくと、そいつは君を抱きしめようと腕を広げた…。
「dIm!」
混乱の魔法に手を伸ばしながら、星の光を身体の周りに配列させる。
何かが起きた。死霊は明滅しながら姿を消し、代わりに禿げ頭の老人がそこに現れた。
「あんた、何てことするんだ!」彼がわめいた。「愚鈍の魔法は幻影の魔法を解除してしまうのに。誓ってもいいが、あれは俺の唯一の呪文だったんだ!」彼が指を振り立てる。
「お前は誰だ?」君が詰問する。
そいつは両手で頭を抱えたままだ。「レンフレンをほっといてくれ!誰も傷つけたりしないよ。ただちょっとからかおうとしただけさ!」
「どうやってその幻影の魔法を覚えた?」さらに問い詰める。
「旅人だよ。」地面にひれ伏しながら、彼が答える。「飢え死にしそうになってた彼女は、食料の見返りに骨の腕輪をわしにくれた。マンパンに行くつもりだと言ってた。でも相当飢えてたから、無理だったんじゃないかと思うよ。彼女がやり方を教えてくれたんだ。」
「彼女は今どこに?」君の前にアナランドから派遣された勇者のことを思い出し、君が尋ねる。
だが男は肩をすくめただけだった。「どうしてわしに分かる?たぶん、スナッタキャットの胃袋に収まったか、イルクララ湖の底に沈んでいるんじゃないか。」男がすぐに蒼白になる。「でもわしとは何の関係もない!疑わないでくれ!」
「お前を傷つけるつもりはない。」首を振りながら君が告げる。「それより、他に何か俺に言うことがあるんじゃないか?」
男は自己憐憫に駆られ身もだえしている。「もちろん、もちろんだよ!」男が懇願する。「あんたを見た時すぐ悟るべきだったんだ!あんたは武器も魔法も使える、そうだと分かってた、そう思ったんだ。そうとも、そうとも!」
「謝罪はもう十分だ。」
彼はポケットから、スパイクの付いた金属製の円盤と黄色い粉の入った瓶を取り出した。「これをあげるから!」彼が許しを請う。
「この瓶は何だ?」君が尋ねる。
「分からない、」彼が言う。「ただ色を気に入ってて。」
瓶を手に取って光に当てる。細かいザラザラした粉だ。脱穀された小麦のような色だ。
円盤ももらっておく。
「ありがとう、恩に着るよ!」レンフレンがほとんど地面に頭を擦り付けんばかりにお辞儀する。
「お前はこのバクランドで生活しているのか?」周囲の荒野を見渡しながら君が尋ねる。
レンフレンがしくしくと泣き始める。「以前、わしは水夫だったんだ。船長はそれは冷酷な奴で、わしは上陸した時に逃げ出して、それ以来ずっと荒野をさ迷ってきた。この地が呪われているのは知ってるかい?端にたどり着いたと思っても、どういうわけか最初の場所に戻ってきたと気づくことになるんだ。まるで大地そのものが螺旋を描いているみたいに…。」


【変化点】
・現在/最大体力:17/17→16/17(魔法)
・+黄色い粉
・+鋭い刃がついた投擲用の円盤

【対抗呪文】
・dIm⇔KID

【感想】
原作でお馴染みの死霊の幻影。アプリ版では、レンフレンにこの呪文を教えたのは、先行した女勇者ということになっています。彼女とは最後まで出会えずじまいでしたが、彼が言うようにおそらく志半ばで斃れたのでしょう…。
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:ゲーム

S3-58 14日目:塔から塔へ連続で瞬間移動する [ソーサリー3:七匹の大蛇]

木の天辺に至るまでの間、同じく木でできた階段は枝分かれした幹を抜けていく。

階段を上り、枝をぬって樹上に出る。
木の生長を妨げないよう環状に設けられた石の通路の上に立つ。
枝の中に鎮座しているのは、すでにこれまでも目にしたものにそっくりの真鍮の器具だ。その歯車は大きな枝の間に細心の注意を払って置かれている。
止めていた息をまた吐き出す。信じられない代物だ!
塔の端に歩み寄り、木々の葉を透かして眺める。西を見ると、尖った山脈が視界を遮るように連なっている。森は全方位に広がっているが、南は端の方で再び埃っぽい平原に変わっている。
東にそびえ立つイルクララ峰の眺めが君の心を少し重くする。山頂は風雨にさらされており、最も強靭な鳥でなければ越えられるとは到底思えない。
森の輪郭を見渡すと、木々の間から石柱が何本か突き出ているのが見えた。北に建っていたものより大きな何かの廃墟だ。
再び視線を落とす。枝を脇に押しのけ、灯台の台座にある青水晶に手を伸ばす。光線がほとばしっている。
真鍮の筒は簡単に動かせる。最初のうちは焦点はいまいちだったものの、2,3回ほどねじったり回したりすると、光は辺りの地形をまばゆく照らせるほど強くなった。光が動くにつれ、色々なものが姿を変えていく。
またしても活力が身体に流れ込むのを感じる。
筒を動かしてみると、木の輪郭の上に影が伸びていった。それは、輝く灯台の光のおかげで今やほとんど元通りの姿となった橋のものだ。まるで壁のように、谷をあり得ないような高さで2つに隔てている。上層の道は雲の中に隠れてよく見えない。
誰がこれを建てたにせよ、巨人か、魔法使いか、もしくはその両方に違いない。
青水晶に触れると、君は再び地面を離れて上空に飛ばされていった…。

まずは第1の塔を目指す。
上空からの落下は、前回同様恐ろしいものだった。それでも君は無事に着地できた。南西の塔の天辺に戻ってきたのだ。
灯台には、磨かれた水晶の目の輝きが灯っている。筒を動かして、この奇妙な光線を大地によぎらせる。
それから青水晶に触れる…。

上空から真っ逆さまに、第2の塔へと墜落する。
気がつくと、北の平原に戻ってきていた。だが塔は消え、がれきになり果てている!
大きな石の間を覗き見る。小さい石を押しのけても、そこにはあの真鍮の器具は影も形もなかった。だが何かが青い閃光を放っている…。
小さなトカゲが倒壊した2つの石塊の間から這い出してきた。
崩落した石造りを後にして、その場を去る。


【変化点】
・現在/最大体力:9/17→17/17(青水晶)

【感想】
まずは、この第3の塔に光を灯して大橋を復活させました。ただ、この塔だけではバドゥーバクの北の平原とイルクララ湖とを完全には繋げないので、次に第1の塔に飛んで照射位置を変え、足りない部分(大橋の西端)を補いました。その際、北側のバドゥーバク峰にある2つの台地に光が当たらないように注意しました(旧世界のイベントを発生させるため)。それから第2の塔に飛んで、そこから徒歩での移動を再開しています。
ちなみに第2の塔は、第1の塔で照らしてあげないと廃墟と化して灯台としての機能を失ってしまいますが、ワープの拠点としてはまだ機能します。
また、「SSS」の呪文を魔女ブリアにまだ教えてもらっていない段階で第3の塔に来ると、壁画から呪文を読み取ることができます。
WS000232a.jpg
↑第3の灯台
WS000237a.jpg
↑第1の灯台
WS000236a.jpg
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:ゲーム

S3-57 14日目:池を渡って第3の塔に入る [ソーサリー3:七匹の大蛇]

君の周りにある木の天蓋で何かが動いている。夜の空気は冷たく、唇で息が凍るほどだ。
鬱蒼と絡み合う茂みの前を再び通り過ぎる。

道は曲がりくねって森を抜けていく。星が次第に消えてきた。
急に立ち止まる。濃い影が道に横たわっている。まるで、岩か、地割れか、はたまた尻尾のようではないか?
だが影に近づくと、それが何か判明した。あの姿が見えない敵と出会った時の倒木だった。
この場所は無防備で居心地が悪い。

木々の間を歩き続ける。遠くの方で水平線から太陽が昇る。
一晩中起きていたため、身体が弱ってきた。
池の水が泥の岸辺に穏やかに寄せては返す。
食べられるように見える植物を求めて近くの茂みを探索してみる。

少しして、数個のキノコと一握りの木の実が見つかった。
木の実を荷物に加える。1食分にはなるだろう。
キノコの端っこを割いて舌の上に置く。味はまずまずだ。
だがそれ以上は試さずにおく。見慣れないキノコは信用しない方がいいと知っているのだ。
池は南東に向かって広がり、山脈の連なりの陰に入っている。湖というほどではないが、水たまりにしては大きく、どのくらいの深さかさっぱり分からない。
池の水はぞっとするほど冷たいが、もし泳ぐことになっても君なら耐えられるだろう。
「ZIp!」
緑色の金属の指輪が幸運をもたらしてくれると信じ、星を眺めながら魔法をかける。
指輪が蛇の目のように輝き始める。
身体がねじられたように感じ、両目を閉じる…。

再び目を開けると、君は池の対岸に立っていた!
空に雲が幾つか湧き上がってきた。東の断崖の稜線に半ば隠れるように石の塔が建っている。そこには棘だらけの枝が生い茂り、基部はほとんど草木に覆われて見えない。
塔を見上げると、これまでに見た他のものと同じように、巨大な大きさの石でできていることが分かる。唯一の違いは、モルタルのひび割れから木の枝が突き出て、天辺からは傘のように葉が生えていることだ。
君は木こりの斧を振るって、塔の基部を取り巻く枝をどんどん取り除いていった。斧の鋭い刃にかかれば造作もない仕事だ。
じきに塔の扉までの道が切り開けた。
扉の中で何かがうごめいているような気がする。
扉へ続く階段を上って塔の影の中に入る。じめじめした湿気を感じる。

塔の暗い内部に踏み入る。影が両側から迫ってくる。
何も見えないにもかかわらず、何かがこの空間を占めているのが感じられる。
後ずさりして、目が慣れるのを待つ。
ゆっくりと詳細が見えてきた。君は巨大な木の根元に立っているのだ!幹の太さから察するに、少なくとも樹齢五百年は下るまい。
木の階段が幹の周りを登っていき、その先は枝の天蓋の中に消えている。
塔の中は暗いにもかかわらず、木は君が両腕を広げたよりも大きく、枝や葉が厚く生い茂るまでに生長している。
上の方に金属のきらめきを目にする。
さあ、探索だ。


【変化点】
・現在/最大体力:11/17→9/17(徹夜)
・食料:7→8日分

【感想】
この池は「ZIp」でも「ZEN」でも渡れるのですが、経過時間が徒歩と変わらないのはちょっと納得できないところです。泳ぐともっと時間がかかる上、紙や食料を失ってしまいます。
20180617-5a.jpg
↑バクランドに来てから5日目の夜明け。
20180618-1a.jpg
20180624-1a.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-56 13日目:捕らえた陽の大蛇を譲り受ける [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「でもこいつは逃げるかもしれない。倒した方がいいんじゃないか?」
フェネストラが目を細める。「気をつけな、アナランド人。この大蛇はあんたの精神に入り込んで、気を許したが最後、意志を操ってしまうんだ。こいつは自由になるためなら何だってするよ。」
ガラスの中を覗き込む。大きく黒い裂け目のような目が浮かび上がってくる。小さいガラス球の中に納まり切れないほど大きい。きっとガラス球ごときでは耐えられないだろう。
「俺の声が聞こえるのか?」フェネストラに尋ねる。
彼女がうなずく。「でも聞くつもりも話すつもりもないだろうね。ひたすら凶暴な意志の塊なんだ。」
「SSS!」
蛇の指輪を掲げ、魔法を唱える。大蛇が猛々しく叫びながらのたうち回る!
「愚かな冒険者よ!」そいつが甲高い声を発する。「今は俺を操れるかもしれんがな、それならなお一層貴様の骨を食らいたくなるぜ!」
「お前は俺にどんな助言をしてくれるんだ?」
陽の大蛇は不服そうにシューと唸っていたが、ついに口を開いた。「夜闇の間では血のロウソクを使うな。」
「マンパンについて教えろ。」君が命じる。
「要塞はここから遥か遠く、厳重に警備されている。」陽の大蛇が渋々答える。「森を抜け、湖を越え、うめきの橋を渡った所だ。その橋は隠者コレタスの幽霊がまだ番をしている。」
陽の大蛇が後退してささやく。「これ以上はしゃべらんぞ。次に貴様が口を開いた時は、その喉を掻き切ってやる!」呪文の効果が切れたのだ。
このガラス球がこいつを閉じ込めておけるなどということはあり得ない。きっと逃げ出して君の使命を暴露してしまうだろう。「この球は俺が持っていかなければ。」君が言う。「この地の運命が危険にさらされているんだ。」
フェネストラが険しい目つきで君を見つめる。「あんたがそれを持っていくというなら、代わりに2つ約束して。」彼女が答える。「1つ目。この球を壊せば、大蛇は今のような姿には戻らない。球を壊すということはそいつを自由にするということなの。だから、そうしないよう気をつけて。」
理解したと君がうなずく。「それで、2つ目は?」
「もっと大事なことよ。」彼女の目は冷たく鋭い。「イルクララ湖の水の大蛇を見つけ出して倒すの。返り討ちにあわないよう。私のために約束して。」
「きっとそうしよう。」君が誓う。
彼女はうなずくと、脇にどいて、大蛇が中に囚われた球を君が手に取るのに任せた。
「それは『fAR』の呪文には使えないよ。」彼女が言い添える。「大蛇が邪魔をするから。」
「もうすでに1つ持っている。」彼女に伝えると、君は新たな球を慎重に荷物に加えた。
きびすを返して地下室を後にする。

開いた扉の向こうに、星がちらちらと見えてくる。
扉から森まで幅の広い道が伸びている。

森の広場まで戻ってきた。何かが木々の間から君を見張っているような気がする。
目を閉じてスロフに祈りを捧げる。
さあ、出発の時だ。


【変化点】
・現在/最大体力:6/17→11/17(祈り)

【手掛かり】
・血のロウソク…:君は助言を受けた。「夜闇の間では、血のロウソクで道を照らすな。」
・コレタスとうめきの橋:マンパンへは、隠者コレタスが番をしているうめきの橋を越えていくと教わった。

【感想】
さすがシリーズ屈指の魔法使いだけあって、今回も色々教えてくれました。彼女が本気になれば、確かに大蛇も無事では済まなさそう。ただ、主人公がこの場でガラス球を壊してしまうと、陽の大蛇が放った炎で彼女は焼死してしまいます。フェネストラといいアリアンナといい、アプリ版はNPCにも容赦なしです(笑)。
20180617-1a.jpg
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:ゲーム

S3-55 13日目:魔女フェネストラと暗殺者フランカーの意外な接点 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「実は俺も七匹の大蛇を探しているんだ。」君が言う。「何か奴らのことを知らないか?」
彼女の顔がこわばる。「それはもう。」フェネストラが答える。「地の大蛇は地面に触れていないとパワーが出せない。それともう一つ、」彼女はテーブルの上のガラス球を一瞥してから君に向き直った。君をどこまで信用するか決めようとしているようだ。
ついに彼女が告げる。「女神スロフは地の大蛇の不倶戴天の敵だから、奴を倒す手助けをしてくれるよ。これがあたしの知ってることさ。役に立つといいけど。」
球がさらに激しく色を変える。
フェネストラは弾かれた様に立ち上がった。「もう行きな、こっちはやらなくちゃならない仕事があるんだ。」
「対抗呪文について教えてくれないか?」君が尋ねる。
フェネストラがニヤリと笑う。何気ない仕草で、彼女が手のひら一杯の砂を足元にばらまく。彼女はしばし君を見つめた。
「FOF!」
君が呪文を唱えると、輝く力場が君の身体を包み込んだ。これで君は最も深刻な攻撃以外からは防御されるだろう。
君の足元で砂の粒が力場の透明な壁に取り込まれ、流砂から分離されていく。2つの呪文は互いに打ち消し合い、しばらくして泡のように弾け飛んだ。
彼女がうなずく。「大変よろしい。」彼女が告げる。「渦の形は力場の呪文で消せるんだ。」彼女が扉を指差す。「さあ、もう行って。」
君は腕を組んで、それを拒否した。
すると彼女は角笛を取り出すと、長く澄んだ音色を吹き始めた。
「NIF!」
呪文を唱える。鼻栓を取り出す時間はない。酷い悪臭が君の脇から漂い出る。
だがそれは、フェネストラの角笛が起こした風によって吹き飛ばされた。そして、2つの効果は互いを打ち消し合ったのか、やがて全ては落ち着いた。
「そう、」フェネストラが説明する。「風の魔法は悪臭の魔法で対抗できる。」
彼女は君を教育し終えたとみなし、席について自分のガラス球に注意を向けた。
「もっと教えてくれ。」君がせがむ。
フェネストラがため息をつく。「じゃあ、もっと役に立つことを教えてあげるよ。」そう言うと、彼女は球を指差した。何かの形が内部で渦巻く。
球の中を覗き込んだ君の顎があんぐりと開かれる。ガラスの中にいたのは翼の生えた大蛇だ!
「こいつは陽の大蛇さ。」フェネストラがささやく。「フランカーがこいつを捕らえるのを手伝ってくれたよ。あたしは雨の呪文を使ってこいつを空からおびき出したんだ-陽の大蛇は水に耐えられないからね。それから彼がこいつを捕まえたってわけ。」
「俺はフランカーと馴染みなんだ。」
フェネストラがうなずく。「この哀れな生き物は、彼をとるに足りない相手と見下していたけどね、そうだろ?」彼女がガラスをつつくと、大蛇は向かってきたものの、それは無駄なあがきだった。
「こいつを閉じ込めたままにしておくのか?」
「しばらくは。」彼女の表情が冷酷なものに変わる。「陽の大蛇は水の大蛇とつがいでね、上手くいきっこない運命にある愛で結ばれているのさ。それだけで水の大蛇をおびき寄せるには十分だよ。奴が来た時、どっちも倒して父の仇を取ってやる。」

【変化点】
・現在/最大体力:9/17→6/17(魔法)

【対抗呪文】
・FOF⇔mUD
・NIF⇔HUF

【手掛かり】
・地の大蛇は地面を離れると弱体化する。
・君の信奉する女神スロフは地の大蛇の天敵なので、奴を倒す手助けをしてくれるだろう。
・陽の大蛇は水だけが唯一の弱点だ。

【感想】
陽の大蛇と水の大蛇がカップルということは、水の大蛇は雌なのかも。それに、フランカーがフェネストラと会っていて、しかも助太刀するとは驚きです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-54 13日目:スナッタの森の魔女フェネストラ [ソーサリー3:七匹の大蛇]

扉の取っ手を回す。鍵は掛かっていない。暗い通路が扉の向こう側に見える。
踏み込むと、短い廊下は丘の中を下っていた。ここは墓なのだろうか?
進んでいくと、前方にちらちらと光が見えてきた。怒気をはらんだ悪態をつく低い声が聞こえてくる。
背後では、戸口を通して外の星が見える。今ならまだ戻る猶予もある。

そのまま進んでいくと、廊下はすぐに終わり、小さな部屋に出た。中は木のテーブルの上に置かれた1本のロウソクで照らし出されている。
テーブルには華奢な生き物が席につき、台座に据えられたガラス球に意識を集中させている。
君は相手を観察した。その人物が見つめている球の内部は、多彩な色と形で渦巻いている。そいつが低く何かをつぶやく。
君は口を開いて自分の存在を伝えようとしたが、静けさを破ったのはキーキー声の方だった。
「ああ、分かった、分かった。ハーフオークみたいに口ごもってないでさ、あたしは忙しいんだ。まあ座りな。」細い指で隅の椅子を指差す。
「gOD!」
金の装身具を身に着け、身体の周囲に星を紡いで形作る。だが君が魔法を完成させる前に、女は真鍮の振り子を取り出して魔法をかけたではないか!
「自分以外の魔法使いに会うとは嬉しいじゃないか。」彼女が言う。「例えば、魅了の魔法は催眠の魔法で妨害されるんだよ。」
ガラス球から発せられる光が少し翳り、君は話し手が-どこか醜くはあるものの-エルフ族だと分かった。
「あんたのその風貌は何があったんだ?」君が尋ねる。
「あたしの見かけに怯えないでおくれ。」彼女がやんわりと告げる。「あたしの病気は伝染するものじゃないから。」
「どんな病気なんだ?」びくびくしながら君が尋ねる。
「古代時代のものだよ。さて、人間。あたしの時間はあんたよりもうんと限られてるから、あたしはすぐにあんたに我慢できなくなっちまうからね。あたしはフェネストラ。グレッドの名に懸けて、こんな寂しい森で何をしている?」
君の心臓が飛び上がった。この魔女こそ、君が見つけるよう助言された人物なのだ!
「俺は王たちの冠を探しているんだ。」
「なら、大蛇が倒そうとしていたアナランド人はあんたなのか。」彼女が声を落とす。「ようこそ。奴らについて知ってることを教えてあげるよ。大蛇があたしの仲間じゃないってことはグレッドがご存じだ。」彼女の声が震えている。
「あいつらは大魔法使いそのものに仕えている。」
「奴らがどんな勢力に属していようが、あたしは気にも留めないね。あたしが軽蔑するのは奴らの行いさ。」彼女の指がテーブルの端を掴む。関節が白くなっている。「水の大蛇はあたしの父を殺したんだ。」彼女が冷静に告げる。「あたしは決して許さない。」
「それは気の毒に。」
彼女がうなずく。「ありがとう。」一粒の涙が彼女の目の端に光る。「父は水の大蛇の弱点を知らなかったから、奴の攻撃を切り抜けられなかったの。」
「あんたのために俺が奴を倒そう。」
「素敵ね!」彼女が笑う。「今まであんたみたいな勇者に会ったことはなかった。感動したわ。」
彼女はマントの下から油の入った瓶を取り出した。「水と油は混ざらない。蓄えがあるから、これをあんたにあげる。」
君は彼女に礼を述べた。彼女はただ肩をすくめた。
「この知識があんたの命を救ってくれるわけじゃないよ。大蛇はそれでも危険極まりないんだから。」
彼女の目が背後のガラス玉にちらっと向けられる。「これでもう話は終わりかい?」彼女が尋ねる。


【変化点】
・+油の入った瓶

【対抗呪文】
・gOD⇔NAp

【感想】
フェネストラも言っている通り、ここでなるべく多く情報を得るには、効率よく会話を進める必要があります。他の選択肢では、イルクララ湖を渡る方法やゴブリンの巻き物について教えてもらえます。
また、フェネストラに会ってからアリージと会うと、一人でいるよりは安全だからと彼女を説得して、一緒にフェネストラを再訪することもできます。それでも結局、彼女は魔女を警戒して(&主人公とも別れて)一人で生きていくことを決心するのですが、その前に姿を消してもらってフェネストラから魔法の道具を盗み出してもらうこともできます。
あと、この場面では「TEL」や「NAp」も選べるので少し迷ったのですが(対抗呪文で返されるのは同じ)、前者は何かと出番が多いので後回し、後者は相手への明らかな敵対行為になるのでやめました。
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:ゲーム

S3-53 13日目:見えざるスナッタキャットを撃退 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「お前は何者だ?」君が怒鳴りつける。
「奴は俺の正体を知りたいようだな。」そいつが独り言を続ける。「誰に食われるのか知りたいってのか。」
透明でいる間、この生き物は正気を失ってしまうのだろうか?
「聞こえているぞ!」そいつの言葉-吠え声と鼻を鳴らす音-で言い返す。「そこにじっとしていろ!」
「俺を馬鹿にする気か?だが、そうはいかん。」奴がつぶやく。
「ここを立ち去れ、さもないと皮を剥ぎ取ってやるぞ!」君が豪胆に宣告する。「これが最後の警告だ!」
そいつは少しだけ考えていたが、やにわに駆け寄ってきた。君の腕に長く深い切り傷が走る。目に見えない爪で引っ掻かれたのだ。
一瞬生暖かい息を頬に感じ、すぐに遠ざかる。
「HUF!」
呪文を唱えて、角笛を唇に持っていく。澄んだ音が発せられる。
ゆっくりと、そして着実に、風が強まっていく。草の葉身が君の足元で揺れ、木々がしなる。
その生き物の正体が何であれ、そいつは悲しげに鼻を鳴らしてうめき始めた。明らかに嵐が嫌いなのだ。
風はどんどん強くなり、草は曲がってべったりと倒れた。同時に、草の曲がり具合の違いで、この不可視の生き物の輪郭があらわになる。
君はすぐに剣を抜き、そいつを斬り伏せた。
瞬く間に、そいつの姿が見えてくる。犬ほどの大きさの荒々しい獣だ。そいつが目を閉じると、その姿は再び消えた。
草の上を手探りして、死んだ獣の輪郭をなぞる。尻尾、皮、そして開いた口にたどり着く。
剣の切っ先を使ってそいつの前歯を2本抜き取る。血生臭い作業で、足元の草は血だらけになった。
長居は無用だ。血の匂いがこいつの仲間を引き寄せるかもしれない。
荷物を取り戻し、倒木を乗り越えて先に進む。

木々の間を進む。月が瞼のない眼のように空をゆっくりと動いていく。
枝が絡み合う深い茂みのそばに道が差し掛かる。暗闇の中では奥を見通すことはできない。
そこに何があるにせよ、長い間打ち捨てられたままに違いない。
その場を後にする。

道のようでもあり川のようでもある何かをたどって森を抜け、唐突に低い丘のそばの空き地に出る。
ここは開けた場所だ。ぐずぐずしない方がいいだろう。
空き地の縁を回って進み始めるが、すぐに驚いて立ち止まる。
塚の南東側で、丘の斜面に沿ってはめ込まれた木の扉に出くわしたのだ。この場所には不調和な代物だ。
丘の天辺に飛び乗ると、森を見渡す眺めが見えた。南には、木々の葉の間に石造建築が見える。古代の橋の一部だ。
次に扉の前に飛び降り、もっと近くで調べることにする。
扉は重い木で作られ、様々なルーン文字や記号が君の知らない言葉で刻み込まれている。
ノックしてみるが返事はない。
「fAR!」
近くの木の根元に座って水晶球を取り出す。そして、星を見上げながら魔法を唱える。
急に、どこか新しい場所にいることに気づく…。球の奥深くに、暗い地下洞窟が見える。一対のテーブルと椅子があり、人間のような人影が君のものとそっくりな水晶球を見つめながらそこに座っている。
君は歩を進めると、その球の中を覗き込んだ。長い尾と二股に分かれた舌が見える。何かが円を描きながら泳ぎ回っている。そいつの片目が君の方を向く…。
君はすぐに呪文を中断した。だがあれは何だったのだろう?


【変化点】
・現在/最大体力:10/17→9/17(スナッタキャットの爪)
・+スナッタキャットの歯(2本)

【感想】
今回探索を断念した、この鬱蒼とした茂みの中の廃墟に、伝説の剣を盗んだ人物(アリージという名の少女)が住んでいるのですが、今回は日数縛りのために泣く泣く割愛。何と彼女は、スナッタキャットのミルクをよく飲むせいか、瞼を閉じると姿が消えるという特異体質の持ち主です。廃墟で一夜を明かすと明朝彼女に会えますが、残念ながら主人公とのロマンスはなさそうです(笑)。古代世界のティンパン出身とのこと。
また、ここで「fAR」を使ってみました。この呪文は、ほとんどの場面で時間が大幅に経過してしまうのですが、ここではなぜかほとんど時間が進まなかったので。
screenshotshare_20151129_061517.jpg
↑ほとんどトラ、どおりで強いわけだ。
20180616-2a.jpg
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:ゲーム

S3-52 13日目:伝説の剣を盗まれる [ソーサリー3:七匹の大蛇]

その場に留まって、上層を支えるアーチを感心して眺める。優美で巨大な石が寸分の狂いもなく積み重ねられている。これを建てたのが誰であれ、最も大きな丘巨人の3倍の背丈と職人並みの器用さがあったに違いない。
石に刻まれた記章を見つける。石柱が長い影を落としている。
その紋章はギザギザの山頂の形をしている。もちろん君は、訓練の中でそれが何なのか学んで知っている。これは、大魔法使いの要塞が建っている高地ザメンのギザギザ岩だ。
つまり、この石はザメンの魔法で組まれたのだ。大魔法使いは老人だと言われているが、これを監督するほど長く生きているということなどあり得るだろうか?
さらに上層へ行くのは断念し、柱を下に降りていく。両腕を休ませることはできたが、またすぐにヒリヒリしてきた。早く地面に降りなければ!

ゆっくりと苦心しながら地上に降り、武器の隠し場所に戻る。
だが君が覆いをのけると、そこにはアナランドの剣しかなかった!伝説の剣が盗まれた-誰の仕業だ?
まさか、フランカーか?
剣や犯人の僅かな手掛かりを求めて、辺りを血眼になって探す。
だが見つからない。まるで地面が口を開けて丸呑みしてしまったかのようだ!

ここからは南北2方向に道が伸びている。
橋を背に、南の森へ向かう。生き生きとざわつく木々の間を抜ける、道のようにも古い川のようにも思える跡をたどる。
太陽が沈んでいく。もうすぐ夜だ。

東へ転じる。周囲の枝がさらさら音を立てる。
今や太陽は、空の残り四分の一の高さまで低くなっている。すぐに暗くなる。
森の小道は深い池の水辺をかすめて通っている。

前進を続ける。道はうねうねと曲がりくねりながら森を抜けていく。
太陽が完全に沈んだ。
ここには大きな古木が道を塞いで倒れている。
倒木の上に背負い袋を置いて、木の幹によじ登る。
森の向こうを眺める。東に行くと山がそびえて寒くなり、南には森の湖が見える。

その時、ドスッと柔らかい音が倒木の方から聞こえた。
背負い袋を残したまま、木に沿ってそっと移動する。何が音を立てたのか、目を皿のようにして探る。
突然、背負い袋がひとりでに幹から地面に落ちた。
しばらく様子を見る。すると、急に背負い袋が押しつぶされた。まるで見えざる巨大な手に押さえつけられているかのようだ。
近くから唸り声が聞こえた。だんだん近づいてくる。
「YAP!」
緑色のかつらを引っ張り出し、それを被って呪文を唱える。
樹間から聞こえてくる微かな唸り声が、だんだん明瞭な言葉になって聞こえてくる。そいつの独り言のようだ…。
「左ががら空きだぜ。抜き足、差し足…。」


【変化点】
・+アナランドの剣

【感想】
これから残りの大蛇と戦おうかという時に、伝説の剣が盗まれるという大惨事。犯人は割と近くにいるのですが…。
20180512-3a.jpg
WS012122a.jpg
↑スナッタの森といえばこれ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-51 13日目:橋の上でフランカーと再会する [ソーサリー3:七匹の大蛇]

登攀を続ける。
5分も経過した頃、君の両腕はずきずきと痛んできた。だがそこからは森を見渡す壮大な眺めが得られた。森はこの盆地を東の山脈から西に至るまで埋め尽くしている。その天蓋は密に絡まり合い、ほとんど海のようだ。
橋の天辺までには、まだ距離がある。

さらに高みへ登る。両腕が苦痛の叫びを上げている。あまりに高くまで来たので、もし落下すれば命を失うだけでなく、地中6フィートはめり込んで自分を埋葬する羽目になるだろう。
力尽きる前に、橋の平らな箇所に身体を引き上げて休むことにする。
そこは橋の最上層から一つ下の道路だった。おそらく上層は貴族用で、下層は使用人や荷運びに使われたのだろう。なぜなら、互いの層を繋ぐ階段や梯子が見当たらないのだ。
そうだとしても、途方もない眺めだ。
森を見下ろすと、南東の方角に塔が梢越しに見えた。その天辺には真鍮が輝いている。
北東の方角には煙が立ち上っているのが見える。煙突からのようだが、家は見当たらない。
一陣の風がアーチに吹き付け、うめき声のような音を奏でる。
目を東の山脈に転じると、橋の終端が見えた。少しだけ谷に突き出ている。その向こうには水のきらめきがある。イルクララ湖だ。
旅を続けるには、どうにかしてあの山頂に登らなくてはならない。

その時、近くの藪の中で音がした。
そちらに近づくものの、凍り付いたように立ち止まってしまう。君を見つめ返す一対の目があったのだ。
幸いなことに、剣はなくとも完全に無防備なわけではない。君は背負い袋から鎖を引っ張り出すと攻撃を仕掛けた!
そいつはかなり驚いたようだが、後ろに飛びすさった。一瞬、光の加減で姿が見えなくなる。
だがそいつは叫び声を上げた。人間だ!
「そこにいるのは誰だ?」君が誰何する。
「忘れたくとも忘れられぬ声がするな。」声が穏やかにささやく。
驚きで目を見張る。フランカーだ!
暗殺者はすっと立ちあがると、埃を払い落とした。「また会ったな。」
「ここで何をしている?」
「高地ザメンを目指している。」フランカーが答える。「そこで必要とされてな。」
バクランドの自然が暗殺者には過酷だったことが見て取れる。彼の眼差しはどこか虚ろだ。
「何故お前が高地ザメンで必要とされているんだ?」
「何週間も前に自分でそう決めたのだ。女神の思し召しだ。我が刃が求められる所に俺は行く。」
「どうやってこの橋まで来たんだ?」問いを重ねる。
彼が狂信的なまでの正確さで答える。「バドゥーバク峡谷を飛び越え、次に鉤爪を使ってバドゥーバク峰に登り、森に降下した。この橋にたどり着いて身を隠すまで、スナッタキャットを7匹倒した。」彼がうなずく。「あんたはどうやって?」
「灯台の光を使った。」
「灯台?」彼が尋ねる。「大魔法使いの魔法を使ったのか?なら、俺達がこうして話している間にも、あんたの首を取ろうとバードマンを寄越すに違いない。」
そう言いながら、彼は籠手をはめた手の指の間で刃を研いだ。
「移動し続けるさ。」
「鳥よりも速くか?」フランカーが1回だけ首を振る。「何と向こう見ずな、アナランド人。愚かだ。」
「俺と一緒に来るか?」君が尋ねる。
「いや。」フランカーが首を振る。「あんたは大魔法使いの標的になっている。この地で最も強大な敵に目を付けられたのだ。」彼が顔をしかめる。「アナランド人、あんたが悪いわけじゃないが、あんたと一緒にいると危険なんだ。」
「行ってしまう前に俺の手助けをしてくれ。」君が尋ねる。「俺に借りがあることを忘れるなよ。」
しばし考えてからフランカーがうなずく。
「実のところ、役に立つかもしれない情報を知っている。補給のためブラックエルフの女を一人殺したのだが、水の大蛇は油で倒せるとそいつから聞いた。本当かどうか、俺には分からぬが。」
最後の挨拶-2本の指で首を掻っ切る彼の組織の流儀-をすると、フランカーは剣を背中に吊り下げて石柱に取り付いた。
うらやむほどの速さで橋の上に躍り出る。
最後に君が目にしたのは、東へと飛び去る黒衣の人影だった。


【変化点】
・現在/最大体力:12/17→10/17(登攀)

【手掛かり】
・水の大蛇の弱点:水の大蛇は油で傷つきやすい。

【感想】
なんとアプリ版では、選択肢次第ではフランカーが第1~4部の全てに登場します。しかも第3部では、彼も高地ザメンへ向かうことが判明!嫌な予感しかしません…。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:ゲーム

S3-50 13日目:アリやスナッタキャットに咬まれまくる [ソーサリー3:七匹の大蛇]

木こりの斧を振るって、うっそうと茂る木々の間の道を切り開く。
木の葉越しに太陽を覗き見ながら森を抜けるのは楽しいものだ。変わった木や草が並び、時々枝でさえずる鳥を見かけたりもした。

道を外れ、食料探しをするために立ち止まる。
頭上の木立に鳥の巣を見つける。近くの岩の上によじ登り、巣を覗き込む。卵が1つと、まばゆい黄色の鳥の羽根が数枚ある。
近くの茂みがカサカサと音を立てる。
巣からそっと卵を取って、荷物の底に慎重にしまう。例え生でも食料になるだろう。

次に地面を探り、玉石を数個と小さな砂山を見つける。
砂を手ですくい上げる。だが、砂と思ったそれはアリの巣だった!
数千匹の怒り狂った赤アリが君の手首に群がり、咬みついてくる。
毒薬の瓶の蓋を開けて、中身をアリに振りかける。
効果はすぐに表れた。アリがしなびて滴のように君の手から落ちていく。

突然、目に見えない何かが近くの藪から飛び出してきて君を転ばせた!
君が反応する前に、それは君の肩に咬みつき、君を木立の方へ引きずっていく!
「LAW!」
天空の星に手を伸ばして呪文を形作り、そいつの精神を支配しようと試みる。
呪文が働き、すぐに君は解放された。
そいつに姿を現すよう命じる。
すると、その姿がゆっくりと見えてきた。こいつはスナッタキャットだ!
呪文が薄れてきた。そいつは自分の姿が見えていることを悟ると、吠え声を上げた後、木々の中に駆け込んで姿をくらませた。
立ち上がって周囲を見回す。落ち葉の腐った臭いが君の鼻をつく。
目を閉じて女神に祈りを捧げてから、歩みを再開する。

太陽が低くなり、空気が冷たくなってきた。
ねじくれた古木が君にのしかかってくる。アリアンナに会った時、君はシャムタンティの丘の森を探検したが、ここに比べればあれは単なる雑木林でしかない!
スナッタの森は古くからあり、迷路のように入り組んでいる。そこを抜ける道はなく、くねくね曲がった道と行き止まりがあるだけだ。この森にどんな秘密が隠されているか知る者が、誰かいるのだろうか?

何かが前方の木々の間に見えてきて、やがて君は空き地のような場所に出た。
そこには石造建造物が地面にそびえ立っていた。塔ではなく、巨大なアーチの橋桁だ。誰がこんな途方もないものを建てたのだろう?それもどのくらい昔に?
橋桁に近づくにつれ、木々はまばらになり、代わりにツタやツルが砕けた石の周囲を覆っている。

道が分かれている所まで来た。
石柱をよく見ようと首を伸ばす。それはレンガでできており、一つ一つは通常の大きさだが、数千もの数が積み上げられてできている。
幅は木よりも広くはないが、高さは森で一番高い木の3倍はある。ほとんど見えなくなりそうな高さの所でそれは曲がっていき、アーチ状に分岐している。だが、アーチは途中から崩壊しており、この橋桁だけが唯一現存している。
この石柱は登れるかもしれない。あるいは、木々の間に何本か続く小道をたどるかだ。

興味をそそられた君は、レンガの柱に近づいた。
登れそうか確かめる。石は摩耗しているがあばた面になっており、手掛かりになりそうな穴がたくさんある。だが、剣を持っては登れなさそうだ!
君は剣帯を外すと、大きな葉っぱで隠して柱の基部にきちんと置いた。
さあ、登るとしようか。


【変化点】
・現在/最大体力:14/17→11/17(アリの咬みつき)→10/17(毒薬)→7/17(魔法)→12/17(祈り)
・食料:6→7日分
・‐伝説の剣
・‐アナランドの剣

【感想】
旅の危険は敵のみにあらず。こういう厳しい自然もまた、十分な脅威となりえるわけですね。ソーサリーシリーズは長旅の苦労を実に上手く感じさせてくれます。
ここでさりげなく、アリアンナの住んでいたメディキの森について触れられています。このように、過去にどこを訪れたかで文章が変わってくるのも気が利いているところ。
20180512-1a.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム
前の10件 | -