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S3-25 11日目:ブラックエルフとスウィンドルストーンで勝負 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

たき火のそばに向かうことにする。2、3人のブラックエルフがくつろぎながらサイコロを振ったり酒をあおっている。
ある一団に歩み寄り、そのど真ん中に座る。エルフ達が君を興味深そうに眺める。一人のブラックエルフの女が、短剣を引き抜いてぞんざいに膝の上に置くと、横目で君を眺めた。
「荒野を歩いてきたそうじゃないか。」女が言う。「あんたは追放されたのかい?罪人とか?それとも頭がイカれてる?」
「人には言えないそれなりの理由があるんだ。」君が答える。
「へえ、」彼女が応じる。「続けな。興味あるね。」
「イルクララ湖を目指しているんだ。」全てではないにせよ、君は本当のことを語った。
ブラックエルフが肩をすくめる。「何故みんなあそこに行こうとするのか、さっぱり理解できないね。でも船頭がいるから、誰かはそいつに頼んでいるはずさ。」彼女は短剣を鞘に納めた。「あたい達の野営地へよく来たね、あんた。居たいと思うだけここで過ごしなよ。」
何人かがたき火の周りでサイコロを振っている。
「スウィンドルストーンをやるのかい?」君が尋ねる。
エルフ達が目を上げて君を見る。「あんたも?」一人が訊き返す。「いいかい、俺達は金を賭けた勝負しかやらないぜ。」
「やろう。」君が宣言する。
「いいねえ。」そう言うと、エルフ達は君のために場所を空けた。「賭け金は金貨10枚だ。」
君がそれに同意すると、ゲームが始まった。

「この場所を歩いて何か分かったかい?4の目が1つ。エルフが尋ねる。
「十分ね。4の目が2つ。」
エルフが声を落として、半分ささやき声になる。「俺達はこの荒野を何か月もさまよってきた。でもそんなに広いはずないんだ。今までにもう西の端にたどり着いてなきゃおかしいのに。4の目が3つ。」
「俺がそんなに簡単に気を逸らされると思ったのか?コール。」君が笑う。

「うちのリーダーのウールーをどう思う?4の目が1つ。」エルフが尋ねる。
「意志が強そうだ。2の目が2つ。」
「あいつは老いぼれの馬鹿野郎だよ。じきにくたばるだろうさ。4の目が2つ。」
「他の連中も同意見かい?4の目が3つ。」
「もちろん。俺達はもうすぐここを出ていくんだ。この平原には病と死があるだけさ。4の目が4つ。」
「ここは呪われていると誰かが言ってたな。コール。」

「ウールーは商売人として信用できるのか?2の目が1つ。」君が尋ねる。
「まあ、多少は。3の目が1つ。」
「なら、盗賊というわけか。3の目が3つ。」
「彼は正直者さ。でもそんなに気前は良くないし、そんなに率直なわけでもない。コール。」

「7匹の大蛇について何か知ってるかい?4の目が1つ。」君が尋ねる。
「何故そんなことを聞く?1の目が2つ。」エルフが聞き返す。
「事情があってね。コール。」


【感想】
以下、その他の会話集。

「俺はイルクララ湖を目指して旅をしているんだ。4の目が3つ。」
「船頭がいるって話だ。4の目が4つ。」
「俺もそれは聞いた。コール。」

「ここを独りで旅するなんてあんたは金持ちなんだな。2の目が2つ。」
「何故そう思うんだ?2の目が3つ。」
「金は大事にしな。」エルフが答える。「俺達は金があってもどうしようもないからな。コール。」

「バクランドには盗めそうなお宝はどこにもないぜ。俺達が知ってる。2の目が3つ。」
「ここは随分にぎわっていると思うがね。2の目が5つ。」
「ここに来た時には俺達もそう思った。でもそれは罠だったのさ。ここに来た途端、活気が失われていったんだ。コール。」

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というわけで、今年はここまで。
来年中に第3部を終わらせられるといいなー。でもその次がなー。
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S3-24 11日目:ブラックエルフの野営地を訪れる [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「そこから出してやろう。」君が告げる。
頭を揺すってそいつがうなずく。「それはいい考えだ。あんたが思う以上に、俺は感謝してるんだ。」
「BIG!」
星座をあるパターンで周囲に作り上げる。すぐには何も起こらなかったが、やがて急に君の身体が大きくなり、いつもの3倍の大きさになった!奴が驚きであえぐ。
シャベルの大きさの指で、奴の頭の周りの土を取り除く。実際、彼は地面に生き埋めにされた人間だったのだ!
奴は自分の足で立ち上がると、埃を払った。
「スロフの祝福よ。」彼が息をつく。「信じられないくらいだ。」彼は君の方を向くと、くそまじめな礼をした。「すっかり気分が良くなった。あんたは命の恩人だ。この借りを何としてでも返したいが、あいにくあげられるものがなくてね。」彼はポケットを軽くはたいた。
元の大きさに戻った君は、その言葉を確かめようと、手早く奴の身体を探った。
すると案の定、ポケットの一つから状態のいい真珠の指輪が出てきた。奴は肩をすくめて半笑いを浮かべたが、君のなすがままにさせていた。
身体検査が終わり、君が奴から離れる。奴がうなずく。「それじゃ、ここでお別れだ。達者でな!」
彼は仰々しく手を振ると、農地を走り去っていった。少し先で何かに躓いたようだが、すぐに立ち上がると、君には見えない何かに謝った後、バクランドのもやの中に消えていった。

目と耳で危険の兆候を探りながら、終わりのない埃っぽい平原を歩き続ける。夕方になるにつれて、風が出てきた。
二、三百ヤード先に幌馬車や荷馬車からなる野営地が見えてきた。円状に並んだそれらの中央にはたき火が焚かれ、野営地を行ったり来たりする人影が見える。
君は隊商の方に向かった。すると、一本の矢が空を切って飛んできて、君のちょうど左の地面に突き刺さった!続いて、もう一本が君の右側に刺さる。
「おおい!」君が呼び掛ける。
返事はない。だが少なくとも、さらなる矢は飛んでこなかった。
「取り引きしたい!」
「金はあるのか?」風に乗って返事が届く。
「十分にな!」
「なら来い!」声が告げる。
慎重に歩を進める。この生き物達が信用できることを願うしかない。
それ以上矢は飛んでこなかったが、近づくにつれ、射手が矢をつがえて君の接近に備えているのが見えてきた。
これはブラックエルフの隊商だ!故郷を遠く離れたこの荒れ地で、彼らは交易を営んでいるのだ!

エルフ達の中に進み出ると、連中の疑う様な目が君に注がれる。
他のエルフよりも恰幅が良くて身なりの良い年長のエルフが君の前に立つ。
「DUD!」
君が星を決まった形に組み上げると、すぐに袖の下やブーツの縁から金銀財宝があふれ出てきた。地面にうず高く積まれたそれを見て、ブラックエルフ達がどよめいて後ずさる。この幻影に騙されるほど、彼らは飢えて絶望的な状況なのだろう。
「旅の者、あんたは確かに大変な金持ちだ。」リーダーが大げさに言う。「我々の野営地へようこそ!好きなように過ごしてくれ。そして、我らがウールーの交易店にも立ち寄って下され。」彼が幌馬車のうちの一つを指差す。「わしらはいつだって新しい客を歓迎しておるでな!」
「この隊商はどういうものなんだ?」君が尋ねる。
「わしらは哀れな避難民でね、」リーダーが答える。「長年住んでいた低ザメンから逃げ延びて、カーレに向かう途中なんだ。」
「なら、カーレはすぐ近くだぞ。」君が告げる。「俺もちょうどカーレから来たんだ。」
だがリーダーは首を振った。「旅人よ、わしらはもうここ何年もカーレの近くにいる。さあ、その辺をぶらついていてくれ。わしらの悩みの種に煩わされることはない。」
彼が脇にどくと、エルフ達が分かれて君を通してくれた。
野営地は明らかに不潔で貧しい様子だ。この乾燥した平原では、彼らはそう長くは生き延びられないだろう。
やがてエルフ達はめいめいの小屋や幌馬車に戻っていった。何人かは中央のたき火に陣取り、低い声で話し始めている。


【変化点】
・現在/最大体力:11/19→9/19(魔法×2)
・+真珠の指輪

【感想】
原作と同じく、ブラックエルフの隊商が登場。ここには旧世界の朝~夕方に来れますが、今回は灯台の光を重ねて相殺させる高等テクニック(笑)を使って出現させています。
やはり、彼らの隊商はバドゥーバク平原をグルグルさまよっているようですが、補給なしでは到底やっていけないはず。一体どうしているのやら。
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S3-23 11日目:生き埋めの男を見つける [ソーサリー3:七匹の大蛇]

太陽が傾いてきた。気温が下がり始めている。
穀物が豊かに実った広い農場を通り抜ける。ヤギが2,3匹、低い塚の上で草を食みながら、ビーズのような目で君を見ている。この土地はカーレ西部の村々とは比べ物にならないくらい豊かなようだ。ここがバクランドのような不毛の地になるなんてあり得ないと思えてくる。
南には塔が見える。その向こうには河が平原を抜けて流れている。
風に揺れてガサガサ音を立てる丈の長い草の間を大股で歩く。その時、どこか近くから声がした。「誰かそこにいるのか?水を、持ってないか?」
周囲を見回すが、視界には誰もいない。草地がどこまでも続いている。
「どこにいるんだ?」君が呼び掛ける。「姿を現せ、臆病者でなければな。」
「よし!」また声がした。「誰かいたような気がしたんだ。下だ。何でもいいからくれないか?」
長い草の間をくまなく探す。
「もう少しだ。」声がする。「近づいてきたぞ。」
「何で隠れているんだ?」急に疑念が湧き上がり、君が尋ねる。
「隠れているわけじゃない。」声が言い返してきた。「俺はここだ。すぐそこなんだ、見えないのか?」
君は声のする方へ近づいていった。それでもまだ何も見えないままだ。
突然叫び声が上がる。「おい!気をつけろ!」
はっとして足元を見下ろす。するとそこには、君を見つめている顔があった。君のブーツのそぐそばだ。
「やあ!」そいつが快活に声を掛けてきた。「あんた、水を持ってるかい?喉が渇いて死にそうなんだ。」
頭を見下ろす。もし動く生首に性別があるというなら、それは男だ。くしゃくしゃの髪、茶色の瞳、乾いてひび割れた唇、髭はかなりの間剃っていない。
「そんなに見なくていいだろ。」頭がしゃべる。「いや、好きなように見てくれて構わないが、水を少しくれないか?」
「そこで何をしているんだ?」君が尋ねる。
そいつが眉根を寄せた。おそらく肩をすくめてみせたのだろう。「ヤギをたくさん盗んだんだ。」そいつが答える。「イシュタラはいい土地だが、ヤギ泥棒には向いてない。連中のヤギを盗んで、怒らせちまったのさ。」
「お前は罪人なのか?」驚いて君が尋ねる。
「以前は。」頭が答える。「でも今はもう改心したんだ。もちろん、それは何の役にも立たなかったがね。」
「お前の魂はもう手遅れだな。」
「俺は魂なんかに関心はないんだ。」頭が答える。「水はあるのかないのか、どっちだ?」
「別の物だったら持っているが。」そう言うと、君は背負い袋から毒薬の瓶を取り出した。
「それは何なんだ?」目をぎょろりと動かしてそれを一目見ようと、奴が尋ねる。
「毒だ。」
頭は即座に口を固く閉じた。「ひや、結構ら。」唇の隙間越しにそいつがもぐもぐとつぶやく。「喉は乾ひてるが、まら大丈夫ら。」
「もう死にそうなくらいに見えるが。」
「勝手なことを言わないでくれ。」奴が言い返す。「俺はそんな腰抜けじゃない。」
「なるほど。」君はそいつをいたぶるのに飽きて、毒薬の瓶をしまった。
そいつが安堵のため息をつく。「あんた狂ってるよ。」ぶつぶつと不平を漏らす。「完全にいかれてる。」
「俺の手助けをするか?さもないと、毒をくらわすからな。」
「あんたが何と言おうが、」男が返事をする。「常軌を逸してるぜ。」
「俺はお前が何者なのか知りたいんだ。」
彼が当惑した表情を浮かべる。「もう言ったと思うが。俺は泥棒だ。村の連中に捕まったんだ。」
「この辺りの土地について何を知ってる?」
「ここについてだって?苦痛な場所だよ。他にどんな不運があるかなんて知るもんか。あんたは奴らに会えないし、連中はすぐに口をつぐんでしまうからな。」
「イシュタラについて教えてくれ。」
「あまり知らないよ。でもこの谷はカリアンマの村に続いてるんだ。真東の山中にある。」
彼が弱々しく笑う。「おい、もう喋れない。喉が渇いて死にそうだ。」
「カリアンマはどんな村だ?」なおも君が尋ねる。
男が目を細める。「せせこましい所さ。」しぶしぶ答える。「概ね好意的なんだが、ちょっと冷酷な部分もある。今あんたが目にしてるようにな。」むず痒いのか、奴の目が引きつる。
「村に行く価値はあるか?」君が尋ねる。「食料や情報が欲しいんだ。」
「たいして興味を引くものはないよ。でもきちんとした食事と睡眠が得られる。」
男が何かをつぶやく。だが唇は閉じたままだ。明らかに、もうこれ以上喋る気はなさそうだ。


【感想】
主人公が女性の場合は、この男と婚約することもできます(笑)。
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S3-22 11日目:究極の選択を迫られる [ソーサリー3:七匹の大蛇]

君は目を開けたまま、何が起きるのか辛抱強く待った。
カオス神の顔が大きく迫ってくる。
君は視線を下げて自分の息づかいに注意を向けた。君の胸は確かに上下している。ただそれだけのことではあるが。
カオス神の目が君の中に入り込んでくる。君をうたた寝させようとしているのだ…。
身体の中に平穏さが流れ込んでくるのを感じた君は、まぶたが下がり始めた。君の心臓が静かになり、喉が塞がり、鼻が閉じてくる…。段々めまいがしてきた。
その時、偉大なる神の唇が開いた。「ここはお前の死に場所ではない。」声が告げる。「お前の死は別の場所と決まっておる。」
「どこなんだ?」君が尋ねる。
「お前はアナランド人だな。」カオスが答える。「お前は時の大蛇がいる島で死ぬだろう。冷たき水と、さらに冷たき石に囲まれた島だ。」
「俺はそいつを倒すつもりだ。」
「時を打ち破ることはできぬ。」カオスが素っ気なく答える。「お前が大魔法使いを探していることも知っておる。それがお前の目標だ。」
「王たちの冠を取り戻すだけだ、それ以上じゃない。」
「お前は奴を倒すことでしかそれを取り戻せぬ。」カオスが答える。「さあ、知るがよい!過去は不変とは限らず、変わりうるものだと。今お前は子供を身ごもった女のそばに座っている。その子はやがて、お前が探している大魔法使いとなる。今ここで女を殺せ、そうすればお前の使命は終わる。」
神の声は石のように冷え冷えとして、まるで平原中に響き渡るかのようだ。だが女が反応する様子はない。
「あんたは嘘をついている。」
「嘘ではない。お前が度々してきたように、剣でひと振りするだけだ。それで冠は安泰だ。」
衝動に駆られ、君は剣を抜いた。そうしながらも、腕が震えている。神は君を笑うでもなくそそのかすでもなく、ただ平然と眺めている。
女の歌が唐突に止まる。彼女は君の方を向き、目を大きく見開いている。「洞窟にかけて、あなたは何をしているの?」彼女がささやく。片手をお腹に当てている。
君は再び目を落とし、剣を鞘に納めた。
「何をしているのか聞いているのよ。」立ち上がって一歩後ずさりながら、彼女が問いかけてくる。
「コウモリを見かけたもので。」君が答える。
「それなら、きっとそうでしょう。」彼女が応じる。「像のあちこちにぶら下がって住み着いているから。」
そう言うと、彼女は息を弾ませながらたいそうな速さで道を下っていった。やがてもやの中に姿が見えなくなる。
「そうか、」カオスの声が聞こえてくる。「お前には行動する意思が足りぬようだ。それではこの地を救うことなど望むべくもない。」
「俺は正々堂々とやるつもりだ。」君が反論する。
「ならば、お前は目的か決意のどちらかに失敗するだろう。両方を達成することはできぬ。真に正しき者の末路は、いつの間にか闇に墜ちるものなのだ。」神の言葉が呪いのように降りかかってくる。
その言葉が聞こえなくなっていくと、岩は再び元の単なる岩となった。
神をちらっと見やる。最初に見た時のままで、動いてはいない。その唇も、いびきをかいているかのように、少しすぼめられたままだ。君に向けられたあの言葉が単なる夢だったのは間違いない。

断崖を後にして、絡み合う木々の間を抜けるよく踏み固められた道をたどる。もっとも、これは道というよりも、南の草地と北の森に挟まれた緑の通りといったふうだ。この場所があまりにみずみずしく生き生きとしているので、乾燥した平原になるとは信じがたい。


【手掛かり】
・時の大蛇は島にいる:時の大蛇はイルクララ湖中央の島で君を待ち受けている

【感想】
ここは個人的お気に入りイベントの1つ。今後、イシュタラがマンパンの大魔法使いゆかりの地であることが徐々に明らかになってきますが、今回登場したのはその母親!主人公が歴史の改変を思い立っても無理からぬことかと。実際には、母親と思しき女性を手にかけることはできないのですが、何とここでの選択は巻き戻してやり直すことができません!(時間を巻き戻してこの場所を再訪すると、カオス神の面前でインチキを咎められる。)この選択が先々どのような影響を及ぼすのかは、今のところさっぱり分からないのですが、なんだか不安になります。
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時の大蛇の居場所が判明!
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S3-21 11日目:古代神の涅槃像のそばで女性と語らう [ソーサリー3:七匹の大蛇]

平原は途中から緑地へと変わった。灯台の光が当たっているのだ。
木々の間を抜けると、断崖のそばに開けた小さな空き地へと出た。岩壁には目を閉じた寝姿の巨像が彫り込まれている。
像は、端から端までは荷馬車3台分の長さがあり、顔は君の背丈ほどもある。性別は男性で、君の方を向いて寝そべっている。目は穏やかに閉じられ、両手は頭の下に置かれている。その表情からは大いなる安らぎがあふれ出ている。非常に美しい彫像だ。
断崖に沿って東の方を眺めると、山の中腹に柵に囲まれた村が見えた。
南に目を転じると、そちらは木々が鬱蒼と絡み合い、その間を抜けて唯一の巡礼路が伸びている。
その時、林の中から1人の人影が姿を現した。女性だ。どこか見覚えがあるような気がするが、それがどこかは分からない。彼女はよたよたと歩いている。
しばらく見ていると、彼女の足取りが妙なのは、かなり大きいお腹のせいだと分かった。胴回りはたっぷり2人分はあるが、足や上半身はほっそりしている。
手を挙げて挨拶する。「ごきげんよう、ご婦人。」
その女性は君に驚いたようだが、すぐに笑みをこぼした。片手をお腹に持っていった仕草から、彼女が妊娠しているのだと気づく。
彼女は立ち止まると、身体を支えようと像の頭へと手を伸ばした。
君は彼女が息をつくまで待った。ようやく彼女が姿勢を正す。
「あら、」彼女が語り出す。「この子も自分でお散歩しているわ。」彼女はお腹を撫でた。「あなたは他所から来たの?見覚えがない顔だもの。」
「ええ、旅の途中でね。」君がうなずく。
「ティンパンやイルクララへ通じる橋を目指しているのね。」彼女が言う。「アドバイスするとしたら、通行料徴収人を騙さないことね。彼は見かけによらず強いわよ。」
彼女の助言に感謝の言葉を述べた後、尋ねる。「この道はどこに続いてるんです?」
「この近くの出身じゃないのね?この道を東に行くとカリアンマの村に着くわ。この断崖に沿って行けば迷わずに済むし。今私達は台地にいるの。」
「この辺りに建っている塔について何か知ってます?」君が尋ねる。
「灯台は橋みたいなものよ。魔法使いからの贈り物なの。」
「どこの魔法使い?」
「どこですって?」あきれたように彼女が答える。「要塞の人達に決まってるじゃない。」彼女がため息をつく。「そうやって一日中私を質問攻めにする気?」
辛そうに彼女は地面に腰を下ろした。「もうお祈りしないと。今日は他にもやることがあるんだから。」
「これは何の神なんです?」
「平和の神、カオスよ。私は信者ではないけれど、この神と一緒にいると痛みが和らぐの。」最後の数語はどこか意味ありげだ。
「この神は眠っているみたいだが。」
「いいえ、死んでいるの。それはもう安らかにね。30日間荒れ地で何も飲み食いせずに過ごした後、1週間かけて亡くなったという話よ。」
「俺もご一緒しても?」彼女のそばに腰を下ろしながら尋ねる。
彼女が肩をすくめる。「お好きなように。」そう言うと、彼女は目を閉じて歌い始めた。
大きなる静寂が君の身体に入ってくる。しばらくして、君は自分の身体を動かせないことに気づいた!


【感想】
バクランドには他にも土着の神々が存在します。それぞれに特色があり、主人公が改宗可能な神もいたりします。
原作でも言葉だけ出てきたティンパンですが、今回は冒険の舞台として登場します。
ちなみに、この女性と出会うイベントは古代世界の昼間のみで、朝・夕・夜では発生しません。こういう時代・刻限縛りが結構あり、日数縛りで各種イベントをこなそうとすると戦略的な思考が要求されます。
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S3-20 11日目:蛇使いとそのペットを撃退 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「もう1つだけ。」君が食い下がると、蛇使いは目を細めた。
彼が笛を吹き始める。軽妙な旋律だ。彼の蛇は笛の音に合わせて動いている…。
仕方なく君は伝説の剣を鞘から引き抜くと、最初の蛇を迎え撃った!

<第1ラウンド(1匹目)>
蛇がアーチ形に頭をもたげて近づいてくる。君はそいつを斬り落とそうと剣を振るった。
君の剣を受けた蛇はシュッと音を立てて死んだ。

<第1ラウンド(2匹目)>
次の蛇はすぐ後ろから迫ってきた。君が叩き切ろうとするも、そいつは飛びすさって逃げた。
奴が大きく顎を開く。

<第2ラウンド(2匹目)>
蛇は君から離れようとしたが、君は追いすがった。全体重をかけてそいつの首を貫く!

<第1ラウンド(3匹目)>
次の蛇はすでに君の足に巻き付いていた。そこから上に登ってこようとしている。
君はよく狙ってそいつを真っ二つにしようと斬りつけた。

<第2ラウンド(3匹目)>
蛇は弱ってきている。君の剣が空を、そして蛇を切り裂いた。

<第1ラウンド(4匹目)>
最後の1匹が襲いかかる。だが君は難なくそいつを薙ぎ払った。

<第1ラウンド(蛇使い)>
蛇使いは君に呪いの言葉を浴びせると、舌をチロチロと出し入れしながら、鉤爪の生えた手で自ら攻撃してきた!
君は一撃で仕留めようと剣を強振した。
君の刃が深々と切り裂き、そいつが悲鳴を上げてあえぐ。「この悪党め!」

<第2ラウンド(蛇使い)>
練達の正確さと力強さで剣を振るい、奴を圧し続ける。そしてついに致命的な一撃を見舞う。蛇使いは手で傷口を押さえると、唸り声を上げながらきりきり舞いをして、それから胎児のように丸くなって地面に横たわった。

急に静かになった。眉毛の汗をぬぐい、ほっと息をつく。
手早く蛇使いの身体を探る。透明な液体の瓶が見つかった。彼の笛も無傷のままだ。
瓶を振る。中身が何であれ、水のように見えるが、驚くほど澄んで輝いている。その輝きは液体そのものから発せられている。これは聖水ではないか!
笛は竹でできており、明瞭で軽やかな音色を奏でてくれる。
君は両方とも荷物に加えた。
この血塗られた穴にはもう一刻たりとも留まりたくない。地上にすぐに戻ることにする。


【変化点】
・+聖水
・+竹笛

【手掛かり】
・水の大蛇…:(空白)
・地の大蛇…:(空白)
・気の大蛇…:(空白)
・月の大蛇…:(空白)
・陽の大蛇…:(空白)
・時の大蛇…:(空白)
・時は無敵:時の大蛇は無敵との噂だ

【感想】
欲を出さずに質問を切り上げれば、無事に退出することができます。また、取引しないまま7匹の大蛇について尋ねたりアナランドから来たことを伝えたりすると、7匹の大蛇への報償目当てでやはり襲われてしまいます。
この「Pit Snake」、体力は低いのですが、毒を持っているせいか、攻撃力は高めです。蛇の解毒剤の出番だったかも。
ところで、先ほど渡した金貨5枚がどうしても見つからないんですが…。
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S3-19 11日目:大蛇の道は蛇 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

道路を外れ、灰白色の平原を横切ることにする。風が少しだけそよぐ。空気はまだ冷たいが、少なくとも新鮮ではある。
古道を少し離れた地面に深い穴が開いている。中からは何とも不思議な音が聞こえてくる。
立ち止まって耳をすませる。笛の一種で奏でる音楽のようだが、かつて聞いたことのあるどの旋律にも似つかないものだ。まるで音がどぐろを巻いているかのようだ。演奏者は息継ぎをしていないような気がする。
穴のそばに歩み寄り、中を覗き込む。
底には浅黒い肌の痩せた男がうずくまり、笛を吹いていた。彼の前には6匹の蛇が身体を宙にのたくらせて踊っている。彼はまだ君に気づいていない。
「TEL!」
星に手を伸ばして魔法を生み出すと、魔法を留めるために布のスカルキャップを取り出す。
蛇使いの思考は音にあふれ、音楽的なものだった。しかも、明らかに君の存在に気づいている。「この男は7匹の大蛇が探していたアナランド人じゃないのか?もしそうなら、こやつにいかほどの価値があるだろう…。」
君は読心を続けたが、彼の思考は音楽の方へと移っていった。どうやら彼は、華麗で魅惑的な調べを思い浮かべている…。
少し意志の力を要したものの、君はスカルキャップを脱いで奴の思考との繋がりを断ち切った。
「ごきげんよう、風変わりな生き物達!」上から声を掛ける。
男はさっと見上げると、笛を口から話した。「お客人か!わしししらに加わらぬか、旅の方よ?」
「その蛇は危険じゃないのか?」注意深く君が尋ねる。
「わしにはな。」口元を歪めて彼が答える。だが話している間も、蛇は穴の中で休みなく動き続けている。「わしのすべすべのししし姉妹達だもんでな、シシシ!」
頃合いを見計らって、君は蛇使いと話をしようと穴の中に下りていった。
「よく来なすった。」君に座るよう促しながら、彼は蛇の背中を撫でた。「どうか、ゆるりと。」
「あんたがマナタか?」
「そうさ。」蛇使いが答える。「旅人にはししし親切にしとるよ。」蛇達がシューと音を立てながら主人に巻き付く。
「この蛇達は?」
「わしが飼っとるんじゃ。」彼がニヤリと笑う。「地上で最も美しししい生き物よ。わしは彼女達のために演奏しておる。」蛇のうちの1匹が君のブーツを軽く咬む。
「どうか、」マンタが低い声で囁く。「お主の旅のことを教ししししえてくれぬか?」
「取引しないか?」君が提案する。
「お主にはどんな物がある?」君の背負い袋の中身を覗き込もうとすり寄りながら、マナタが尋ねる。
君が背負い袋を開けると、彼の視線が黒い仮面に落ちた。「これをくれぬか?」
「代わりのものをやろう。」君が提案すると、彼は興味を示したように頭を傾げた。
「金貨5枚でどうだ?」
彼が肩をすくめる。「結構。」
彼の手のひらに金貨を置く。
「そそそそれで、」彼が尋ねる。「何が欲しい?」
「情報さ。」
蛇使いが両手を開く。「何が知りたい?」
「7匹の大蛇について。」
マナタが肩をすくめる。「どれも恐ろしい奴らよ。それぞれが自身のせせせ精を宿しておる。」
「奴らの精とは?」
マナタがくすくす笑う。「お安い御用さ。」指で数を数える。「まず地、気、火、水の4つ。その上に陽と月の2つ。そして最後に、」そこで彼の笑みが険しい表情に変わる。「無敵の存在がおる。」
彼は君の前に餌をまき、それを楽しんでいるのだ。
「無敵?」
彼がうなずく。「それは時の大蛇じゃ。何者も奴を倒すことはできぬ。剣でも富でもな。」
蛇使いが首を傾げて目を閉じる。まるで何かを聞いているかのようだ。
「わしはもう十分喋った。さあ、もう行ってくれ。」しばらくして、彼が告げた。


【変化点】
・金貨:72→67枚

【感想】
読心を続けると、彼の思考の中で催眠術にかかってしまい、蛇の姿に変化させられてゲームオーバーになってしまいます。ここにいる蛇も、元々は違う生き物だったのかも。
他の選択肢としては、穴には入らずに「mUD」を唱えることもできます。その場合、蛇や蛇使いはあっさり全滅しますが、アイテムを入手できない上、クーガ神に見放されてしまいます。
さらに、主人公の体力が低い場合(5点の時に確認)、どういうわけかマナタが笛の音で主人公を眠らせて体力を8点も回復させてくれました。てっきり眠らされてそのまま蛇の姿にされるのかと思いきや、そんなことはありませんでした。ただし、かなり時間が経過してしまいます。
ここで、7匹の大蛇の格付けが明らかとなりました。四大元素の上に月と太陽、最上位が時、とのこと。
それにしても、全4部を通して、黒い仮面の”人気”は絶大です。なぜか、取引や落とし物の第1候補にいつも挙げられます。こっちとしては、だぶついた太陽石を捌きたいのに。
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S3-18 11日目:敵の残党を撃退する [ソーサリー3:七匹の大蛇]

だが君には、休む時間どころか、息をつく暇さえない。次のケンタウロスが向かってきているのだ!

<第1ラウンド(2人目)>
こいつはすでに怒りに燃えている。優位を確保しようとめくらめっぽうに剣で薙ぎ払う。そいつは最後の瞬間に方向転換して、君の剣から逃れた。
そいつは大声で嘲笑しながら、次の突進の準備している。

<第2ラウンド(2人目)>
そいつが突進してきた。君は稲妻のように剣を振るい、通り過ぎざまにケンタウロスに斬りつけた。
奴が走り去った後には、おびただしい血が点々と残っている。

<第3ラウンド(2人目)>
また突進してきた!胴体に斬りつけようとするも、奴の弓で受け止められてしまう。代わりに君は地面に倒され、たっぷり砂を味わわされる。

<第4ラウンド(2人目)>
奴が攻撃しようとして無防備になる頃合いを狙って、前に出て剣を突き出す。だが奴がうまくよけたため、少しかすっただけに終わった。

<第5ラウンド(2人目)>
そいつが向かってきて後ろ脚で立ち上がる!素早く剣で刺そうとするも、そいつが身体を傾けたためそれてしまった。逆に君は岩に押し倒された。身体に衝撃が走る。
「そいつはお前を煮て食うつもりかもしれんぞ。」残りの1人が仲間をあざける。

<第6ラウンド(2人目)>
好機が訪れる。脇によけて相手の胴体に斬りつける。ケンタウロスは弓を射てから後退しようとしたが遅過ぎた。君の刃が奴の背中にギザギザの傷を負わせる。
ケンタウロスが空に吠える。弱ってきた証拠だ!
「もっと早くよけろよ!」残りのケンタウロスが文句をつける。

<第7ラウンド(2人目)>
君はなおも攻め続ける。それなりの強さで剣を振るうと、相手はうめき声を上げて地面に倒れ伏した。

最後の生き残りが恐怖に満ちた目で君を見つめる。そいつは君の剣から距離を置いて、君の周りを回っている。
君は歯をむき出してうなると、そいつ目がけて駆け出した。奴は鋭く叫ぶと、きびすを返して平原の向こうに走り去った。奴の鞍袋から金貨が数枚落ちる。君はそれを拾い集めた。
平原が静寂に包まれる。2頭のケンタウロスの死骸が静かに砂に埋もれていく。連中が地面の中に放った矢はまだ刺さったままだ。
矢を地面から引き抜く。矢柄は君の指の太さほどもあり、金属の矢じりは砥石の大きさほどもある。君はそれを記念品として荷物の中に滑り込ませた。
死骸を埋める意味はなさそうだ。砂が奴らとその荷物を速やかに覆っていくだろう。
連中の鞍袋をくまなく探り、4枚の金貨、茶色の砂の入った袋、すでに君が持っているものによく似た太陽石を見つけた。それらを荷物に加える。
その場を後にする前に、目を閉じてクーガ神に祈る。
神は祈りを聞き届けてくれた。だが、しばらくは満足してくつろぐだろうから、その間君を助けてくれそうにない。


【変化点】
・現在/最大体力:9/19→5/19(戦闘)→11/19(祈り)
・金貨:65→68→72枚
・+頑丈な矢
・+砂
・+太陽石

【感想】
火の大蛇に続く厳しい連戦が何とか終わりました。遠く故郷を離れ、吹きさらしの荒野を旅する主人公の心中たるや、いかばかりか…。
それにしても、こういったゴツゴツした岩石やザラザラした砂の埃っぽさ・土臭さこそ、ソーサリーの主要な構成要素と言うべきものです。ソーサリーほど旅の苦労を感じさせるゲームも、そうそうないのではないでしょうか。
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S3-17 11日目:まぐれ当たりの魔法に大苦戦 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「LUK!」
君が呪文を唱えると、奇妙な力が君の骨に染み込んでくる感覚がした。まるで身体が硬直してきたかのようにブルブルと震え始める。
君はすぐにその呪文の力をケンタウロスへと向けた。まさにこの場所で開運の呪文を見つけるとは、何という幸運の巡り合わせだろう!
この祝福に満足し、ケンタウロスが宙に脚を振り上げる。そいつがニヤリと笑みを浮かべた。「今や俺達はお前が倒せないような祝福を受けた。お前から好きなだけいただいていくぞ!」
そいつが攻撃を仕掛けようと君の周りを駆ける間、残りの連中は後ろに下がって弓を振ってはやし立てた。戦う以外に選択の余地はない!

<第1ラウンド(1人目)>
ケンタウロスがすきっ歯をむき出して笑う。君は剣を高く掲げてめくらめっぽうに突き出した。そいつは突撃してきたが、最後の瞬間に身をひるがえして君の剣の届かないところに逃れた。
「用心しろよ。」仲間の内の一人が声を掛けると、そいつはガミガミと怒鳴り返した。

<第2ラウンド(1人目)>
前がかりになろうとするケンタウロスの苛立ちを利用して、剣を突き出す。そいつは弓を射たが、それから向きを変えて後退しようと試みた。だがそれは奴の身体の馬の部分を混乱させることとなった。そいつは素早く方向転換することができず、君の剣はそいつの皮にギザギザの深い切り傷を負わせた。
ケンタウロスはよろよろと後ずさったが、大声を出して笑うと、突撃しようと向きを変えた。

<第3ラウンド(1人目)>
猛進してきたケンタウロスに対して、君は身を屈めて横に転がって身をかわした。相手は不満げに駆け去っていく。

<第4ラウンド(1人目)>
今度は君が攻撃を仕掛ける。斜めに切りつけるが、ケンタウロスはうまく逃れたため、少しかすっただけに留まる。
「剣をよく見ろ!」仲間の内の一人が声を掛けると、そいつは黙ってろとどなった。

<第5ラウンド(1人目)>
ケンタウロスが向かってきた!素早く剣を突き出すが、そいつは身体を振って君の剣をかわした。逆にそいつの放った矢が命中し、君は苦痛のうめき声を上げた。
「脇腹ががら空きだぜ!」仲間の声にケンタウロスが荒々しく毒づく。

<第6ラウンド(1人目)>
ケンタウロスが弧を描いて駆ける。奴が急に突っ込んできた時、君は自分の身を守ろうと攻撃の一手を変えようとした。だが遅過ぎた。奴の前脚が君を捉え、君は思わず悲鳴を上げた。
「さっさと終わらせろ!」そいつは明らかに仲間のヤジを屈辱に感じている様子だ。

<第7ラウンド(1人目)>
隙が見えた。低い姿勢から剣を振り上げ、野獣の冷たい心臓に狙いをつける!攻撃が当たり、奴がうめき声を上げる。激しく狂乱して後ろによろめいている。

<第8ラウンド(1人目)>
ケンタウロスが分厚い胸を叩く。君は奴を近くに誘い込もうと後ずさったが、奴はぐるりと向きを変えたため空を斬っただけだった。
そいつは馬具の調子を直してから、行動を起こそうと蹄を踏み鳴らした。

<第9ラウンド(1人目)>
次のチャンス到来だ。止めを刺そうと剣の切っ先で狙いをつける!だがケンタウロスが急いでかわしたため、奴の脇腹を引っ掻いただけだった

<第10ラウンド(1人目)>
君が後ずさりすると、ケンタウロスが迫ってきたが、君に触れることはなかった。
「気をつけろよ。」仲間が声を掛けると、そいつはうなり声を返した。

<第11ラウンド(1人目)>
再び突進して跳躍する。君の剣が奴の脇腹の分厚い皮膚を切り裂く。
そいつが少し後ずさり、奴の連中がどよめく。

<第12ラウンド(1人目)>
またしてもチャンスが訪れた。それなりの強さで剣を振るう。だが奴はうまく逃れてしまった。
「剣をよく見ろ!」仲間が叫ぶと、そいつは黙れと吠えた。

<第13ラウンド(1人目)>
ケンタウロスが矢を放つ。君は身体を低くしてそれをかわした。

<第14ラウンド(1人目)>
そいつは蹄を踏み鳴らすと、君に向かって突進してきた!まぐれ当たりを期待して剣を突き出すが、奴は急に跳躍してそれをかわすと、君を地面に打ち倒した。頭がくらくらする。肉をえぐられ顔をしかめる。

<第15ラウンド(1人目)>
ケンタウロスが無防備になるタイミングを見計らって剣を深く突き刺す。そいつは断末魔の絶叫を上げると、砂埃を盛大に巻き上げながら地面に倒れた。


【変化点】
・現在/最大体力:17/19→9/19(戦闘)

【感想】
でたらめな呪文を唱えたつもりが、本当に呪文の効果が表れてしまったため、思わぬ強敵となってしまいました。ちなみに、「LUK」を唱えるのではなくただのでたらめな言葉でごまかすと、戦闘にはならずに彼らは去っていきます。「LUK」の効果が強すぎて好戦的になった模様。
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「New Game Plus」では敵の攻撃力がさらにアップ!
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S3-16 11日目:ケンタウロス三人組と取引 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

遠くから聞こえてくる物音で目が覚める。見ると、3つの人影が砂塵を巻き上げながら平原を横切っている。
君が見守るうちに、それは君の方に方向転換して向かってきた。
手を上げて、近づいてくる人影に挨拶する。ケンタウロスだ!背が高く、がっしりした体格をしている。
「おい、そこのよそ者!」そいつらのリーダーが仲間を制止しながら言う。「俺達はバクランドのホースマンだ。」
「やあ。」
ケンタウロスは弓を肩から外すと、君の足元の地面に1本の矢を放った。それ以上近寄るなという警告だ。そいつは次の矢をつがえて、今度はもう少し高く構えている。
「さあ、教えてもらおうか。生ける者を苛むバクランドのこんな所にいる目的は何だ?」
「俺は旅人なんだ。」慎重に君が答える。
ホースマン達が笑う。「護衛もなしにここを旅する愚か者なんざいねえ。さては貴様、まじない師だな。」
「あんたらに危害を加えるつもりはない。」君が伝える。
最後尾のケンタウロスが前に駆けてくる。「こいつに違いないぜ、」君に聞こえないほどには小さくない声でそいつがささやく。「大蛇が言ってた奴は。」
「それは誤解だ。」きっぱりと君が答える。
ケンタウロスがよく響く深い声で笑う。「いいや、俺はそうは思わんな。」そいつが言う。「この平原を大魔法使い目指して横断するような馬鹿者は一人だけだ。そして、その馬鹿は相当な金貨を持っていると聞いたぞ。」
「多分俺達は助け合えると思う。」細心の注意を払ってほのめかす。「確かに俺はあんた達が欲しい物を持ってるかもしれない。」
ケンタウロスが片方のげじげじ眉を吊り上げる。「何をしてくれるんだ?」
「あんたに幸運のまじないをかけよう。」
「幸運のまじないだって?」明らかに相手の興味を引いたのだ。「それで、見返りに何が欲しいんだ?」
「この先に何があるか教えてくれ。」
「そんなことか?」ケンタウロスが肩をすくめる。「それならただで教えてやる。北と少し東に行くと、蛇使いマナタが住んでいる。東と少し北に行けば、ブラックエルフの隊商がいる。連中はカーレを目指して、もう何年も旅をしているんだ。」
「何年も?」
「バクランドは呪われた土地でな、」ケンタウロスが答える。「ここでは何もかもがぴったりと合わさらねえ。はたから見りゃよく分かることもあるだろ。ブラックエルフは強情だから周りが何にも見えちゃいないんだ。だから、自分達のわだちの跡をたどってグルグルとさまよってやがるのさ。いつの日かカーレにたどり着くことを夢見ながらな。」
「連中は愚か者なんだな。」
「そうさ、」ケンタウロスが答える。「だが奴らを出し抜くのはたやすいことじゃないぜ。それにかなり冷酷だ。そこに行くなら気をつけるこった。」
「どうやったらバドゥーバク峰を越えられる?」次に君が尋ねる。
ケンタウロスが騒々しい笑い声をあげる。「その問いには何の価値もありゃしない。そんなことできっこないんだからな。古いトンネルは千年前に埋まったし、大きな橋も落ちて久しい。伝説で語られた滑り台さえ干上がっちまったって噂だ。お前はここに留まるしかねえんだ、俺達と同じようにな。」
「滑り台だって?」
「魔法使い連中がうまい名前を付けた事なんて一度もないさ。」ケンタウロスが答える。「言い伝えでは、かつて南の死火山に一人の強い魔法使いが住んでいて、残忍なその男は侵入者を山の下の平原に放り落としていたんだと。だが実際は、そいつは殺しはしたくなかったから、そいつらを滑り台で降ろしていたらしい。今となっちゃ、それもできねえが。」
ケンタウロス達がいなないてたてがみを振る。
「それで全部か?」リーダーが尋ねたが、すぐに別のケンタウロスが割り込んできた。「さあ、俺達にまじないをかけろ!」


【感想】
どうやら7匹の大蛇は、お尋ね者のアナランド人が来ることをバクランドの住人に触れ回っているようです。
別な選択肢として、7匹の大蛇について尋ねることもできますが、見返り(=幸運のまじない)の有無によって内容が変わります。見返りなしで聞いた場合、バクランドは呪われた土地であり、先行した大蛇達もその影響を受けてマンパンには真っすぐたどり着けないため、主人公にも追いつくチャンスがあると教えてもらえます。取り引きした場合は、シャドラックから聞いたのと同じヒドラ退治の伝説や月の蛇の弱点を教えてもらえます。さらには、あまりメリットはないものの、少しの間だけ背中に乗っけてもらって移動することもできます。
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バクランドで2日目の朝。
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