So-net無料ブログ作成

S3-34 12日目:ロックデーモンを撃破、水晶の歯を入手 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

ロックデーモンはその足で君を踏みつぶそうとしたが、君は何とか逃れた。
「WOK!」
金貨を1枚手首において呪文を唱えると、すぐに金貨は消えた。腕に見えざる盾の重みを感じる。
ロックデーモンが巨大な頭を巡らせて君を見下ろす。その両眼は噴火口のようだ。
「RAZ!」
蜜蝋を少し伝説の剣の刃に塗ってから呪文を唱える。だが、その効果は少ししかもたず、盾を道連れに消え去った!
2つの魔法はどういうわけか消えてしまった。おそらく盾の呪文が剣の強化を妨害したのだ!
ロックデーモンが片足を振り上げる。
君は伝説の剣を構えた。だが相手はあまりに大きく、重い。まともな戦闘にはならないだろう…。

<第1ラウンド>
攻撃を仕掛けようと前に飛び出す。ロックデーモンは君を見やると、片足を高く上げた。
そいつがドシンと足を下ろす。君は油断なく動き回ってよけたものの、奴の打撃は圧倒的だ。
デーモンの両眼が赤熱した石炭のように輝く。

<第2ラウンド>
剣を構える。それから剣を一振りして、ロックデーモンを後退させる。そいつは近くの岩を掴んで投げつけてきたが、君はそれをかわすと剣で奴の側面を斬りつけた。
小石の雨の中、奴が姿勢を低くする。

<第3ラウンド>
君は攻勢を保ったまま、手近な岩をロックデーモンの頭目掛けて投げつけた。そいつはゆっくりと身をかわした。
怪物の目が内なる炎で鈍く輝く。

<第4ラウンド>
再び前に出る。相手の喉元に剣を深く突き刺す。ロックデーモンは君の攻撃になす術がない。
そいつが雷鳴のような轟音でうめいて、少し後ずさる。信じられないことに、君は奴にダメージを与えているのだ!

<第5ラウンド>
剣を構えたまま後退する。ロックデーモンがお構いなしに君を殴りつけてくる。
奴が君を見据える。

<第6ラウンド>
身を低くする。岩や砂埃が君の周りに降り注ぐ。ロックデーモンが重い拳を繰り出してくる。

<第7ラウンド>
勝ち目はなさそうに思えたが、君はさっと跳躍すると、大胆な一撃に賭けてそいつの首に剣を振り下ろした。ロックデーモンはよろよろと後ずさって体勢を崩した。そこから何とか左足で踏みとどまる。
巨礫がロックデーモンの脇腹からあふれ出ている。もう少しで倒せる!

<第8ラウンド>
ロックデーモンを遠巻きにする。奴は指で君を薙ぎ払った。頭がくらくらする。頭から星を振り払おうと努める。

<第9ラウンド>
まさに命懸けの戦いだ。君は剣を突き上げてそいつの喉を、それから今度は股の付け根を突き刺した。
軋み音が轟き、巨礫がロックデーモンの胸から滝のように地面へと流れ落ちる。
埃と石を噴水のように盛大にまき散らし、そいつの身体は爆散した。

静けさが重く深く訪れる。大けがを負った君は、ブリムベリーの搾り汁を飲んで体力を回復した。
奴が残した唯一のものは1本の大きな水晶だけだ。その水晶は先端を除けば滑らかで、横にはこすったような跡がある。
その形を突き止めるのに少し時間を要した。これは歯だ!
君は両手で水晶を持ち上げると、背負い袋に収めた。こんな重くてかさばるものを運ぶには、多大な労力を要するだろう。
背負い袋に入れた歯の重みによろめく。石の雪崩は収まり、山道は再び開けている。
君は歩みを再開した。

吹きさらしの坂道を重い足取りで歩く。早朝の風は弱くまだ冷たいが、新鮮だ。


【変化点】
・現在/最大体力:12/19→11/19(魔法)→3/19(戦闘)→6/19(ブリムベリー)→4/17(ロックデーモンの歯)
・金貨:55→54枚
・‐蜜蝋(1回分)
・‐ブリムベリーの搾り汁(1本)
・+ロックデーモンの歯

【対抗呪文】
・RAZ⇔WOK

【感想】
第3部からは魔法の呪文の書に対抗呪文が登録されます。今回はまさに『矛盾』があったようです。
いよいよ体力がヤバくなってきました…。
WS000062a.jpg
ロックデーモンの凄まじいパワー!防御しても2点のダメージ。
nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:ゲーム

S3-33 12日目:バドゥーバク峰に向けて夜通し歩く [ソーサリー3:七匹の大蛇]

草地を横断し、古道に合流する。冷たい夜が更けていく。
道はきちんと舗装され、多くの旅人が通った跡や湯気を立てている家畜の糞が残っている。
誰かが荷物の包みを落としている。見ると、それは布で巻かれており、生臭い魚の臭いがぷんぷん漂っている!
そばを荷車が止まりもせずに通り過ぎていく。
君は包みを拾い上げた。魚は新鮮で数時間前に別の荷車から落ちたばかりに違いない。だがこんな場所のどこで新鮮な魚が手に入るのだろう?

舗装された道を歩き続ける。道は緩やかに曲がっていく。
やがて道は途切れた。かすかな光が東の方に差している。
東西を走る道はここで北に分岐している。東への道は山からの落石でほとんど埋もれている。

山腹へ登っていく道をたどり始める。
地平線の向こうから朝日が昇ってきた。バクランドに来てから3日目の夜明けだ。
夜通し起きていたため、体力が落ちてしまった。
東の方を眺めても、この地域を二分しているバドゥーバク峰よりも先は見えない。だが、峰の間を抜ける道がまだあるかもしれない。

今君がいる場所には奇妙なことが起こっている。おびただしい数の小石が、君を通り過ぎて坂を転がり落ちていくのだ。
君は小石の流れに手を差し入れた。石が君の手にぶつかるが、ほとんどはコリアンダーの種ほどの大きさもない。
君は小石を1つ2つ掴んでみたが、手にしたそれは小さ過ぎて呪文の役には立ちそうにない。
だが状況は変わりつつあった。間もなく、君の足の大きさほどもある石が山腹を転がり落ちてきた。ここに到達するまであと1,2分しかない。
それでも君は、石の激流からちょうどいい大きさの石を1つだけ掴み取ることができた。
そうこうしているうちに、もっと大量の石が暴風雨のような音を立てながら降ってきた。
「WAL!」
岩石の滝が壁に当たって、君に害を与えることなく跳ね返る。だが、今や前方の道は塞がれている。

魔法の壁にしっかり守られたまま、目を閉じて慈悲の神クーガに祈りを捧げる。
その時突然、地面が横に揺れた。君は岩石の激流となった斜面をただ転がり落ちるしかなかった。見えざる魔法の壁は、元いた上の方で消えてしまった。
君は手足を使って、今や垂直に切り立った斜面を登ろうとした。だがそれは動いており、後ろ側に反っている。
しばらく君はぶら下がっていたが、すぐに落下した…。

少しして君は固い地面に着地した。見上げると、畏怖の念を抱かせる光景がそこには広がっていた。
君の前に、途方もなく巨大なロックデーモンがぬっと立っているのだ!君は眠っているそいつの背中を歩いていたのだが、今やそいつは目を覚ましてしまった!


【変化点】
・現在/最大体力:13/19→9/19(徹夜)→6/19(魔法)→12/19(祈り)
・+生魚(2食分、ただし調理が必要)
・+玉石(1個)

【感想】
後の時代のバクランドと異なり、イシュタラは荷車とすれ違うほどには人口があるようです。
なお、落石やロックデーモンは旧世界のイベントです。例によって、灯台の光の周辺部は時の風で両方の時代を移ろっているので、うまくタイミングを見計らって移動しています。
今回は休んでいる間も惜しいので徹夜の強行軍となっていますが、おかげで体力がガタ落ち。せめて朝を迎える前に食事をしておけばよかった…。
WS000056a.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-32 11日目:エルセラの訓練に付き合う [ソーサリー3:七匹の大蛇]

エルセラが君にサイコロを寄越してきた。君に宣言するよう合図をする。
君はサイコロを振ると、最初の宣言を何にするか考えた。
「君はここから離れた所に住んでいるのかい?2の目が1つ。」君が尋ねる。
「平原じゃないけどこの近くよ。2の目が3つ。」
「村は見当たらなかったが。4の目が3つ。」
「ほとんどは北の方にあるわ。」身振りを交えて彼女が答える。「でも私は崖の辺りで修行しながら暮らしているの。コール。」

「あなたの思考はとても分かりにくいわ。」エルセラが不満をつぶやく。「もっとはっきり見たいのに入っていけない。4の目が2つ。」
「もしそれができたなら、ゲームは簡単だろうな。4の目が4つ。」
「目に見えるもので簡単なものなんて何もないわ。4の目が5つ。」彼女が答える。
「心の中を覗くのはどんな感じだい?4の目が6つ。」
「心が澄んでいれば川で泳ぐ感覚に近いわ。でも心が濁っていれば…、さあコールよ。」

「この近くで奇妙な塔を目にしたんだが。4の目が1つ。」
「灯台のことね。」彼女が笑いながら答える。「何もおかしなことなんてないわ!1の目が2つ。」
「ここでは唯一の石造建築だ。4の目が2つ。」
彼女が肩をすくめる。「農地では、そうね。でも私達の村にはもっとたくさんある。2の目が3つ。」
「そら、嘘を見破ったぞ。コール。」

君はニヤリと笑って、エルセラの最後のサイコロを取り上げた。「俺の勝ちだ。」彼女に告げる。
エルセラが笑う。「あなたは闘争心に溢れているのね。もう1回やらない?」
「やろう。」君が答えると、彼女は微笑んだ。

君がサイコロを振る。エルセラは固く目を閉じたまま、独り言をつぶやいている。
「あなたは旅をしているの?4の目が1つ。」
「やむを得ずね。1の目が2つ。」
「そうなの?私も旅に出たいわ。4の目が3つ。」
「一緒に来てもいいよ。4の目が4つ。」
彼女が顔を赤らめる。「私には無理、あなたの足手まといになってしまうもの。4の目が5つ。」

「カーレを通ってきたの?4の目が1つ。」彼女が尋ねる。
「そうさ。1の目が2つ。」
「あそこは小さな集落よ。」彼女が言う。「いずれ重大な影響力を持つようになるとシャドラックは言ったけど、本当かしら。1の目が3つ。」
「もう二度とあそこには戻りたくないな。1の目が4つ。」
エルセラは笑わなかった。「それじゃ、1の目が5つ。」

「前にこの道を来た時、ここは荒れ地だった。3の目が1つ。」
エルセラが笑う。「荒れ地ですって?ここは平和と豊穣の地なのよ。3の目が2つ。」彼女が答える。
「何かおかしなことが続いているんだよ。4の目が2つ。」
「コール。」

エルセラはお辞儀をすると、君の手から最後のサイコロを摘まみ取った。「もっと集中しないと。」エルセラが君に助言する。
「これでゲームはお終い、」エルセラが言う。「あなたの負けね。」
エルセラが嬉しそうに笑う。「あなたの思考はとても読みやすかったわ!」興奮して気が回らない様子だ。「またやる?」
「いや、もういい。」首を振って答える。「君の勝ちだ。」
君に同情して彼女がうなずく。サイコロを集めると、彼女はそれを君の手のひらに移した。「これを受け取って。」彼女が告げる。「私よりあなたが持っていた方が役に立つわ。そんな予感がするの。」
君はそれを彼女の手にそっと戻した。「諦めちゃ駄目だ。」彼女に助言する。「物事には時間がかかるものなんだ。」
彼女は君の目を考え深そうに覗き込んだ。それからうなずく。「ありがとう、旅の人。」彼女が答える。「優しいのね。」
彼女は微笑むと立ち上がった。「もう行かないと。」彼女が告げる。「つつがない旅を。その気になったら寄ってね。」彼女は、君がバクランドに来た時に下った崖の方を手で示した。
彼女が立ち去ってから、平原を見渡す。南と西は崖の断層が空を遮り、その頂上は夜と同じくらい暗い。北は大地を横切る遠くの光線の方まで草地が広がっている。


【感想】
古代世界の南の崖の洞窟には、(鷹として過ごした期間は除いて)113歳の老婆になったエルセラが住んでいます。曰く、今回の出逢いで彼女は主人公に一目惚れしたそうです。彼女は主人公のために、洞窟の壁に七匹の大蛇に関するヒントを残してくれています。旧世界にこの洞窟に来れば、時代を越えたこの書き付けを目にすることができます。個人的願望としては、アリアンナとエルセラにはもっとロマンティックな展開が欲しかった(笑)。
それにしても、シャドラックといいエルセラといい、古代世界の住人は動植物に姿を変えられるようです。
WS012417a.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-31 11日目:樹の下のエルセラ [ソーサリー3:七匹の大蛇]

きちんと舗装された道を離れ、草地を横切る。夜の空気は冷たく、まるで氷のようだ。
夜行性動物が鼻を鳴らしたり藪に頭を突っ込んだりしている。頭上では、細長い鳥の群れが冷たい空気の中、ハエを追いかけながら飛び交っている。
少し前に目にした枯れ木は、今や力強く枝を広げた若木になっている。まるで数分前に植えられたかのようだ。あの背の高い枯れ木とはとても信じられないが、場所は同じなのだ。
その木陰には、一人の女性が目を閉じたまま足を組んで座っていた。
しばしその女性を見つめる。ゆっくりと息をして、何かをつぶやいている。お祈りしているのだろうか?この平原の生き物がどんな獣を神として信奉しているのか分かったものではないが。
彼女の首には巨人の歯らしきものが革ひもでぶら下げられている。
君は瞑想中の女性に近づいて静かに咳払いした。「ちょっといいかい。」
女性は片方の目を開けると、悲しげに首を振った。「あそこに行くつもりなのね。」少し向こうの東の方角を指差しながら彼女が言う。
「どういう意味だい?」
もう片方の目も開けながら、彼女は首を振った。「気にしないで。練習すれば予知の力が上達すると言われてたから。」彼女が手を差し伸べる。
君が握手すると、彼女は笑った。「随分堅苦しいのね。ようこそ、旅の人。私はエルセラ。ようこそ、平和と豊穣の地イシュタラへ。」
「シャドラックもこの地をそう呼んでいたな。」君が言う。
「もちろんそうよ。」彼女がにっこり微笑む。「あなたの物腰を見てると、あなたがここでは全くの異邦人だってことも分かるわ。イシュタラはね、東はザンズヌ連峰から北のクラウドキャップ山脈と南の海にまで及ぶ古代世界のことなの。」
「俺はアナランドから来たんだ。」君が告げる。
彼女の表情から、その地名が彼女には意味不明だったと思われた。「きっと遠くから旅してきたのね。」上品にうなずきながら、彼女が答える。「少しの間、一緒に座らない?」
「どこかで休みたいな。」首を振りながら君が答える。「夜はもっと寒くなる。」
彼女がうなずく。「そうよね。向こうにフィッシュテイルロックと呼ばれる洞窟があるわ。」君がシャドラックに会った東の方に向かって、彼女は手を振った。「そこに住んでいる隠者はきっと気にしないはず。」
「俺は彼に会ったことがあるんだ。」君が答える。
「彼は聡明な人よ。」彼女がため息をつく。「少しの間だけど、彼は私のお師匠様だったの。でもあの人はうんざりしてきたんです、私の…に。」彼女が額を軽く叩く。「彼は私が愚かだとおっしゃいました。私も…そう思う。」何かの理由があるのか、彼女は後ろの樹の幹をなでた。「ともかく、今は独学の身よ。」
君は彼女の真向かいに腰を下ろした。彼女が君に微笑む。
「私は第3の目を訓練しないといけないの。」額に埋め込まれた小さい宝石のような何かを指で示しながら彼女が言う。「一緒にどうかしら?」彼女はポケットに手を突っ込むと、小さなサイコロを取り出してみせた。
「スウィンドルストーンかい?」君が尋ねる。
彼女は面白がっているようだ。「スウィンドルストーン?シャドラックは以前そう呼んでいたけど、ここではマインドストーンと呼ばれているのよ。私はあなたの考えを読んでみるわ。あなたが私の心を読もうとするのと同じように。いかが?」
「君は心が読めるのかい?」用心して尋ねる。
彼女が首を振る。「いいえ。勉強はしているのだけれど、私のその感覚は弱いの。お願い、訓練に付き合って。」
君が天上の星に向けて呪文を唱え始めると、エルセラは君の腕を掴んだ。「これは魔法じゃなくて内なる感覚を試すゲームなの。」彼女は額に手を当てた。
「分かった、やろう。」君が宣言すると、エルセラは微笑んだ。
「ありがとう。あなたにとって骨のある相手になればいいのだけど。」


【感想】
別な場所で再会した際の会話によると、彼女は16歳だそうです。イラストではもっと大人びて見えますが。
WS012416a.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-30 11日目:第2の塔から第1の塔へ瞬間移動する [ソーサリー3:七匹の大蛇]

ぽつぽつ見かける家畜を通り過ぎ、青々とした大草原を30分ほど歩く。
暗くなってきた。休まねば。飲まず食わずで歩いた後なら尚更だ。
2番目の塔まで戻ってきた。月が空に昇り、月明かりで扉の輪郭を浮かび上がらせる。

塔の中に入る。内部はひんやりしているが、冷たい風を避けられるのは嬉しい。
天井のくぐり戸は開いたままだ。

塔の天辺に出る。筒が据えられ、そこから摩訶不思議な光が大地を照らしている。
全方位の景色を楽しみながら、ぐるっと回る。光に照らされた地割れには水が走り、全てが明るく青々としている。その光景にまたしても目が潤んでしまう。
この筒は最初のものと似ているが、こちらの方が細く、片手分ほど長い。
青い光に触れると、君の身体は急に空へと持ち上がっていった…。

次の瞬間、君は上空から急降下し始めた。風が顔をよぎって吹き抜ける。
このままでは君の身体は粉々になってしまう‐だが唐突に、君は再び地上に降り立っていた。南の崖に近い最初の塔の天辺に戻ってきたのだ。
灯台が灯り、水晶の目が輝いている。
真鍮の筒を動かしてから、その出来栄えを確認しようと後ろに下がる。
光を灯したまま、君はまた胸壁から身を躍らせた。今度の下りは容易い。

塔の外側に降り立つ。道に戻ろう。

君が道に戻ると、後ろから声がした。「ちょっといいかな。」
パッと振り向くと、そこには小さい少年がいた。仮面を手にしている。彼はそれを君に差し出してきた。
「それはどこで手に入れたんだ?」
「あんたが落としたんだよ。」少年が答える。
「取っとくといい。」手を振って促す。
少年は驚いた様子だったが、やがてうなずいた。「分かった。そうするよ。ありがとう。」
君は膝をついて目線を少年と同じ高さにした。彼は明らかにこの地方の住人だから、色々知っているだろう。
「君はどこから来たんだい?」少年に尋ねる。
「カーレさ。」驚いたことに、少年はそう答えた。「でもお使い中なんだ。はるばるティンパンまでね!時々やるんだ。」
「それで、ティンパンはどこにあるんだ?」
「橋を渡って沼を越えた湖の近くだよ。」彼が答える。「だいたい1日あればそこに行けるよ。」
この少年がバクランド全土を踏破できるなんて驚きだ。ここは君が知っている中で最も危険に満ちた場所だというのに!
「塔について何か知らないかい?」君が質問を続ける。
「灯台のことかい?」少年が肩をすくめる。「何であれに興味があるの?」
「あれが何なのかよく分からないんだ。」
「ただの魔法さ。」むっつりと少年が答える。少年は足を入れ替えながら飛び跳ねている。
「崖の洞窟には誰が住んでいるんだい?」君が尋ねる。
「大昔の予言者の成り損ないがいたよ。」少年が答える。「彼女は全生涯を占いの研究に費やしたんだけど、全然上達しなかったんだ。彼女の姉のブリアは要塞に行ってもっと強くなったんだけど。」彼はバドゥーバク峰の南の山頂を指差した。
少年が慌ただしく笑みを浮かべる。「もう行かなくちゃ。本当に行かないといけないんだ。」
「どこに?」
「家に帰るんだよ、」言葉少なに彼が答える。「門が閉じる前に。」
最後にうなずくと、彼は君とは反対方向に道を進んでいった。
彼が去ると、君は胸が熱くなる感じがした‐少年への気前良い行いに対するクーガの祝福があったのだ。


【変化点】
・現在/最大体力:9/19→13/19(クーガの祝福)
・‐黒い仮面

【感想】
またしても黒い仮面が犠牲に。ここで仮面を返してもらうと、今度は裏が金張りの鏡を盗まれてしまいます。とにかく手癖の悪い少年ですが、興味深い話も聞けます。
20180114-1a.jpg
↑灯台間をワープ!
WS000036a.jpg
↑今回の攻略は照射範囲の微妙な調整が命!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-29 11日目:催眠術で掘り出し物をかすめ取る [ソーサリー3:七匹の大蛇]

食料品を探す。だが、ここにはほとんどなく、干したヴィトルの袋が一つと、風変わりな瓶が数本あるだけだ。
瓶の一つは澄んだ液体で、もう一つには鎌首をもたげた蛇が描かれている。
瓶を手に取ってラベルを眺める。中身はダドゥーリーの聖なる泉から汲んだ水となっている。もちろん君はダドゥーリーに行ったことがあるが、そんな泉のことは記憶にない。
「これは本物なのか?」君が尋ねる。
ウールーが感情を込めてうなずく。「金貨6枚だよ。」
ウールーから瓶を買う。彼は嬉しそうに金貨を受け取った。
もう一つの瓶は蛇の解毒薬だ。ウールーは何本か持っているそうだ。彼は1本につき金貨6枚の値段をつけた。
だが君には必要ない代物だ。もし7匹の大蛇に咬まれたら、解毒剤など役に立たないだろう。
ヴィトルの入った袋を持ち上げる。ヴィトルは固い干し肉が中に入った小さなボール状のパンで、長期間の保存が可能だ。4日分には十分な量が袋に入っている。
「それも金貨6枚だ。」ウールーが告げる。「新鮮なやつだよ、まあまあね。」
君が首を振る。ウールーは埃を払ってから、それを棚に戻した。

「多分、あんたが興味を持ちそうなものがあると思うんだが。」君は荷物の中身を見るよう、ウールーを手招きした。
君が長剣を見せると、彼は慎重に考え込んだ。
「それには金貨7枚払おう。」彼が言う。
「それでは安過ぎる。」君が言い返す。
彼が肩をすくめる。「それがわしの買い値だよ。売るか売らないか、どっちなんだ?」
君が長剣を手渡すと、ウールーは君に金貨7枚を支払った。
君がまた袋を閉じると、ウールーが肩をすくめた。「気分を変えるには買い物するのがいいんじゃないか?」

外から騒々しい言い争いが聞こえてきた。少ししてから、鋭い叫び声が上がる。ウールーが少し笑みを浮かべる。
「NAp!」
真鍮の振り子を慎重に取り出して呪文を唱えながら振る。ウールーが自分の意思に反して振り子を見つめ始める。「見事なまでの職人技じゃないか?」彼がつぶやく。彼の目が閉じていき‐そして眠りに落ちた!
振り子をしまう。ウールーが寝ている間、君が値打ち物をタダでせしめるのを阻むものは何もない。
水晶の玉は美しく、極めて貴重だ。君はこれを棚からそっと持ち上げて自分のものにした。
ウールーは満足げにいびきをかいている。
君は棚から鎖帷子を取り出した。それは軽く繊細ではあるものの丈夫そうだ。
その時、幌馬車の扉が開き、ブラックエルフの衛兵の1人が入ってきた。そいつは君が鎖帷子を棚から取ったのを目にした。
「その代金を払ったのか?」そいつが尋ねる。
「もちろん。」君が抜け目なく答える。
ブラックエルフは君を品定めした後、うなずいた。「いいだろう。」彼が答える。「ところで、ウールーはどこか悪いのか?」
「さっぱり分からないな。」肩をすくめて君が答える。「でも彼はもう年だろう?」
「客の面前で寝るほど老いぼれてはいない。」
「彼は病気なんだよ。」
その嘘は明確な効果をもたらした。衛兵が一歩後ずさる。「どんな病気だ?」彼が尋ねる。
「目が痒いそうだ。」
そいつは青ざめた。「ここから出ろ。今すぐにだ。」
君は毅然として衛兵に別れを告げると、幌馬車を後にした。ウールーはすぐに目を覚ますだろう。

野営地の端へ向かい、荒野を横切る旅を続ける。去っていく君をエルフ達が少し興味を持って眺めていたが、止めようとする者はいなかった。
君はそのまま歩き続けた。


【変化点】
・金貨:54→48(聖水)→55枚(長剣)
・+聖水の瓶
・+水晶の玉
・+鎖帷子(+2)
・‐長剣

【感想】
ウールーの指導者としての威厳はかなり落ちているらしく、この隊商を再訪した時、彼はメンバーに造反されてはりつけに処されています。哀れなり。
20171223-2a.jpg
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:ゲーム

S3-28 11日目:門外不出のはずが… [ソーサリー3:七匹の大蛇]

次に君は重い革装丁の書物を棚から持ち上げた。ページをめくると、それは呪文書だった。アナランドの魔術師の長自らが作成したものだ!
「これはどこで手に入れた?」君が尋ねる。「この本は厳重に管理された貴重品だぞ!」
「通りすがりの旅人からだよ。」ウールーが事もなげに答える。「彼女は質のいい剣とそれを交換したんだ。武器だけがこの地で生き延びるのに役立つと思ったようだね。」
君には2冊目の呪文書は不要だが、悪の手にこれが渡るのを防ぐために買い取るべきだろう。
「これをいくらで売ってくれる?」君が尋ねる。
「それにそんなに価値があるとは思えないね。」彼が答える。「金貨9枚ってところかな。」
君は次々とページをめくって、書かれている呪文を確かめた。その時、君の知らない呪文に行き当たった。呪文の名は『ZOB』、一番パワーがありそうだ!
君はページを平らになるまで開いて、その呪文を詳細に読もうとした。だが、ウールーが咳払いをして、君の手から本をひったくった。
「悪いが、」彼が口先上手く告げる。「わしも商売人なんだ!買うつもりがないなら、商品を汚されるわけにはいかないよ。」
「買うよ。」
喜色満面でウールーが代金を受け取る。
呪文書を1冊持っているだけでも危険だが、2冊が悪の手に落ちるようなことになれば、それはもう大きな悲劇だ。新しい呪文を覚えた後は、どんな手を使ってでもこの本を処分した方がいいだろう。君はこれを荷物に加えた。
棚に注意を戻す。ウールーが伸び上がって、品物から値札を引き抜いた。「これは無視してくだされ。」彼が弁解する。「これはザメンの値段で、ここらとは違うんだ。」

棚の上の魔法の道具を物色する。えり抜きの逸品がある。
君は水晶の玉を取り上げた。光り輝いている。以前、下カーレの畑で使ったシリシのものより遥かに状態がいい。
「本物の海水晶だよ。」ウールーが言う。「それは金貨12枚だ。」
水晶の玉の奥を覗き見る。移ろいゆく雲、将来の希望、時の流れで中は満たされている。恍惚状態とならないよう、自我を引き戻さねば…。
残念な思いで首を振りながら、玉を棚に戻す。ウールーがうなずく。「お望みのままに。」
「それが好みじゃないなら、」ウールーが口を挟む。「これはどうかな?」真鍮の振り子を一本指で揺らしながら、彼が差し出す。
振り子は軽かったが、精巧に作られている。それを振ると、重りに光が反射して煌いた。
「これも金貨12枚だよ。」ウールーが告げる。「とても質の良い金属だからね。」
もう何回か振り子を振ってみる。ウールーが上機嫌でうなずく。「そうそう、その調子だ。」
ウールーに代金を渡す。彼は金貨を財布にしまい、君は振り子を荷物に入れた。

君の視線が美しく磨かれた一つの指輪に落ちる。フックに掛けられている。
「真珠だよ。」ウールーが言う。「ダドゥーヤドゥーの巨大貝から採れたものだ。たったの金貨7枚であんたのものさ。」
すでに持っているものとよく似ているが、そちらの方が値打ちが少し劣るかもしれない。
指の間で指輪をひっくり返して、宝石をよく調べようとつまみ上げる。中央の真珠は乳白色で大きい‐眼球の大きさほどもある。宝飾品として価値があるのはもちろんだが、呪文にも役立つはずだ。
それでも君はそれを元のフックに掛けた。ウールーが埃を払ってからそれを棚に戻す。

棚にもう一度目を戻す。
君の伝説の剣を超える武器がないか探してみたが、そんなものは見つからなかった。
ウールーが所持しているのは、木こりの斧と鎖帷子だけだ。
棚から斧を取り上げる。「これは武器なのか?」君が尋ねる。斧は重く、取っ手は長過ぎて運びにくい。
ウールーが笑う。「相手は木だけだよ。それは木こりの斧で、伐採のために祝福を受けているんだ。あんたは多分いらないだろ。」
「いくらだい?」君が尋ねる。
「あんたみたいな上客にかい?」ウールーが答える。「あげるよ。お代は結構。」
「じゃあもらおう。」

続いて鎖帷子を手に取ろうとすると、ウールーが首を振った。「済まないが、それは売れない。」
「何故だ?」
「この辺りは物騒でね。それはわしが持ってる最後の鎧なんだ。自分のために取ってある。悪く思わないでくれ。」
君が笑うと、ウールーは鼻の頭を爪で掻いた。


【変化点】
・金貨:75→66(呪文書)→54枚(振り子)
・+魔法の呪文の書
・+真鍮の振り子
・+木こりの斧

【新呪文】
・ZOB

【感想】
原作でも問題になった魔法の呪文の書。アプリ版では、先行する女勇者が売っていったそうです。でも早く処分せねばと言いつつ、手元に置いていた方が燃やして使えるのでお得だったりします。
木こりの斧はある程度買い物をすると(金貨20枚以上?)、タダで譲ってくれます。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-27 11日目:ウールーの店でバクランド旅行記を買う [ソーサリー3:七匹の大蛇]

薄暗がりに慣れるのに少し時間を要したが、目が慣れてくると、そこが貴重品や魔法の道具や装備の宝庫だと分かった。君の反応を見てウールーがにんまりする。
「それで旅の方、何が好みかな?武器?魔法?それとも、工芸品?特別な人への旅のお土産になるようなお宝とか?ここには何でもあるよ。」
そんなに持ち合わせがない君は、どこから見ようか迷った。

本や巻き物の棚を眺める。くるくる巻かれた巻き物と重い革装丁の本に興味を惹かれる。
巻き物には『日記:バクランドの秘密』と書名がされている。君がそれを興味深く眺めていると、ウールーが後ろにやって来た。
「それはブラックエルフの学者フィズラムの書でね、」彼が声を掛けてくる。「彼は偉大な思想家だった。」
「これには何が書かれてるんだ?」君が尋ねる。
「フィズラムのバクランド大旅行にはこの辺りの谷や山などが書かれとる。わしらの同族がバドゥーバクを旅して集めた知識の集大成、といった感じかの。」
「彼にどんな出来事が?」
「実に感動する話だよ。彼が飢えて、さらに姿の見えないスナッタキャットに襲われてひどく傷ついていた時に、ある女魔術師に出会った。彼女はフィズラムを引き入れ、そこで友情が芽生えた。だがたったの2日で、彼は再びそこを出て旅立った。」
ウールーが指を立てた。「巻き物はほんの金貨2枚だよ。」彼が告げる。
「それで、彼は何故そこを去ったんだ?」
「そこまでは書かれてないねえ。」ウールーが答える。「多分フィズラムには大いなる任務があったから、そこに留まって知識を授けてくれるようフェネストラが望んだにもかかわらず、立ち去ったんじゃないかな。」
「それから彼に何が起こった?」君が尋ねる。
「最後に?」ウールーが答える。「彼は老齢で亡くなったよ、全ての賢人と同じように。」
値段は小銭程度で、中には役に立つ情報があるかもしれない。君が金貨2枚を支払うと、ウールーは恭しくお辞儀をして君に巻き物を手渡した。
すぐに巻き物を開いて眺める。ほとんどは小さくて判読しがたい筆跡で書かれている。
「それを書いた時、彼は酷く具合が悪かったんだ。」ウールーが弁解するように言う。「他の箇所はもっと読みやすいから。」
巻き物を彼に手渡す。「これを読んでくれ。」
ウールーが肩をすくめる。「いいとも。でも条件が一つある。わしが読んで聞かせたら、この巻き物はわしがもらう。」彼が笑う。「また売るためにな。分かってもらえるかな?」
君が巻き物を手渡すと、ウールーはそれを読もうと水晶玉を目に近づけた。
「ええと、」彼がつぶやく。「ほら、わしが言ったように、彼は女魔術師について語っておる。フィズラムは二人の人物に出会った。一人目は偉大なる『シャム』で、彼女はただのノームに変装して山岳地帯を旅している。二人目はスナッタの森に住む素敵なフェネストラだ。フィズラムは森で何日も道に迷ったが、彼女に会ってからはそれを決して後悔しなかったようだ。」
「なるほど。それで他には?」君が先を促す。
「ええと…。」ウールーが爪を文字の行に沿って走らせる。「平原にある環状の石柱群がかつて強大なパワーを宿していたことや、以前住んでいた村人が使っていたというバドゥーバク峰を抜ける失われたトンネルの伝説について彼は言及しているな。土着の神々はどれも信用するなとも言っている。」ウールーが巻き物をクルクルと巻く。「これで全部だ。」
「それに金貨2枚の価値なんてないぞ。」君が彼に文句を言う。
ウールーが申し訳なさそうに肩をすくめる。「知識を買ったのなら、それはもう元には戻らないよ。多分他に気に入ったものを見つけられるだろうから、それを値引きしてあげよう。」


【変化点】
・金貨:77→75枚(巻き物)

【手掛かり】
・スナッタキャットは目に見えない!:スナッタの森のスナッタキャットは瞼を閉じると姿が見えなくなる。
・魔女フェネストラ:スナッタの森で魔女フェネストラを見つけなければならない。
・シャム:シャムの本当の名は丘のディンタインタ。彼女はたいていノームに変装して旅している。

【感想】
ウールーの店は、いわゆるアンティークショップのような雰囲気に近そうです。当時、原作の挿絵を見てワクワクしたのをよく覚えています。
フィズラムとの経緯を後で実際にフェネストラに聞くこともできます。でも確か、返事は素っ気なかったような…。
主人公は巻き物の内容が足りないと文句をつけていますが、実際にはヒントが結構盛りだくさんです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

S3-26 11日目:ゴブリンジョークで親睦を図る [ソーサリー3:七匹の大蛇]

「俺の勝ちだな?」
君は賞金を受け取るため、ブラックエルフに手を差し出した。彼はそれに応じたが、気乗りしなさそうだった。
「もうひと勝負するかい?」エルフが尋ねる。「次は金貨6枚にしよう。」
君が首を振ると、エルフ達は肩をすくめ、代わりに仲間内でゲームを始めた。彼らは何かの瓶を回し飲みしているが、君には寄越そうとしない。
「俺にジョークをやらせてくれ。」君が話し始めると、エルフ達はゲームを中断し、振り向いて君に注目した。
「ジョークだって?」一人が吐き捨てるように言う。「お前は荒野から俺達の隊商の中にさまよい出てきて、ジョークを言わせろっていうのか?」
「ゴブリンのジョークなんだ。」君が続ける。
「なら続けろ。」エルフ達が目を細める。「だが笑わせろよ。」
「ゴブリンの結婚式の料理は何故糞でできているか?」エルフ達が無感動なまま君を見つめる。
「それは、花嫁に悪い虫が付かないようにするためさ!」君がオチを言う。
エルフ達は互いに顔を見合わせた。と、1人のエルフが笑った。すると、他の者も笑い始めた。エルフの女が最後にくすくす笑いながら言った。「ゴブリンの女は実際に糞の臭いがするから、それは本当の話だね。」
今や彼らは微笑んで、君に会えたことを喜んでいる。
彼らの機嫌を損ねたくなくて、君は話題を変えることにした。「7匹の大蛇について何か知らないか?」君が小声で尋ねる。
エルフの女が警戒して君を見つめる。「ほんのちょっとだけなら。」女が真顔で答える。「月の大蛇が最近ここを通ったよ。アナランド人って奴の行方を知りたがってた。あんたのことかい?」
「いいや。」君が答える。「でもバクランドを行く旅人なら誰でも、奴らのことを知りたがるものだろ。」
彼女がうなずく。「確かにね。まあ、あたいから助言できるのはただ一つ、何としても奴らをやり過ごすってこと。どいつもヤバいけど、時の大蛇にはどんな手段を使っても敵わないからね。」そう言うと、彼女はたき火を見つめながら押し黙った。
「どこかで買い物できないかな?」君が尋ねる。
「買い物だって?あんたはそんなに裕福そうには見えないけど。」エルフの一人が返す。
「少しは持ち合わせがあるんだ。」
「ウールーが店をやってるよ。」エルフが肩をすくめて答える。「あいつは売れそうな物が残っているなら何だって売ろうとするよ。」
火がはぜて音を立てる。古い荷馬車の木材を燃やしているようだ。
立ち上がって、たき火を後にする。

2人の武装したエルフに護衛された大きな幌馬車へ向かう。君が近づくと、片方が扉をノックした。
中からやせこけた黒い顔が現れる。ウールーだ。
「さあ、ようこそ!」彼が話し掛けてくる。「バドゥーバクのこんなど真ん中で、わしらはどんな買い物上手と出会ったのやら。とは言っても、わしらはいつだってバドゥーバクのど真ん中にいるんだがね。」
「俺は魔法使いだ。」
「それはそれは、」ウールーの口ぶりとは裏腹に、君は彼の目の中に警戒の色を見て取った。「魔法の品をたくさん売り出しておりますぞ。ここらじゃ誰も欲しがらぬでな。中に入って、取引できるかどうか確かめようじゃないか。」
ちょうど彼の肩越しに、散らかった棚が見える。幌馬車の中を覗くと、埃っぽい棚にガラス、水晶、武器、黄金が輝いているのが分かった。とても好奇心をそそられる光景だ。
「興味をお持ちのようですな。」ウールーがささやく。
君はウールーを片側へ押しのけると、彼の素晴らしい幌馬車の中に入った。


【変化点】
・金貨:67→77枚

【感想】
2018年になりました!
ここでは、買い物以外にも食事を願い出ることもできます。お馴染みワートルスープなどが供されるのですが、今回の攻略ルートはこのほんの少しの時間経過も許容できなかったため、泣く泣くスルーしました。我ながらシビア過ぎ…。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:ゲーム

S3-25 11日目:ブラックエルフとスウィンドルストーンで勝負 [ソーサリー3:七匹の大蛇]

たき火のそばに向かうことにする。2、3人のブラックエルフがくつろぎながらサイコロを振ったり酒をあおっている。
ある一団に歩み寄り、そのど真ん中に座る。エルフ達が君を興味深そうに眺める。一人のブラックエルフの女が、短剣を引き抜いてぞんざいに膝の上に置くと、横目で君を眺めた。
「荒野を歩いてきたそうじゃないか。」女が言う。「あんたは追放されたのかい?罪人とか?それとも頭がイカれてる?」
「人には言えないそれなりの理由があるんだ。」君が答える。
「へえ、」彼女が応じる。「続けな。興味あるね。」
「イルクララ湖を目指しているんだ。」全てではないにせよ、君は本当のことを語った。
ブラックエルフが肩をすくめる。「何故みんなあそこに行こうとするのか、さっぱり理解できないね。でも船頭がいるから、誰かはそいつに頼んでいるはずさ。」彼女は短剣を鞘に納めた。「あたい達の野営地へよく来たね、あんた。居たいと思うだけここで過ごしなよ。」
何人かがたき火の周りでサイコロを振っている。
「スウィンドルストーンをやるのかい?」君が尋ねる。
エルフ達が目を上げて君を見る。「あんたも?」一人が訊き返す。「いいかい、俺達は金を賭けた勝負しかやらないぜ。」
「やろう。」君が宣言する。
「いいねえ。」そう言うと、エルフ達は君のために場所を空けた。「賭け金は金貨10枚だ。」
君がそれに同意すると、ゲームが始まった。

「この場所を歩いて何か分かったかい?4の目が1つ。エルフが尋ねる。
「十分ね。4の目が2つ。」
エルフが声を落として、半分ささやき声になる。「俺達はこの荒野を何か月もさまよってきた。でもそんなに広いはずないんだ。今までにもう西の端にたどり着いてなきゃおかしいのに。4の目が3つ。」
「俺がそんなに簡単に気を逸らされると思ったのか?コール。」君が笑う。

「うちのリーダーのウールーをどう思う?4の目が1つ。」エルフが尋ねる。
「意志が強そうだ。2の目が2つ。」
「あいつは老いぼれの馬鹿野郎だよ。じきにくたばるだろうさ。4の目が2つ。」
「他の連中も同意見かい?4の目が3つ。」
「もちろん。俺達はもうすぐここを出ていくんだ。この平原には病と死があるだけさ。4の目が4つ。」
「ここは呪われていると誰かが言ってたな。コール。」

「ウールーは商売人として信用できるのか?2の目が1つ。」君が尋ねる。
「まあ、多少は。3の目が1つ。」
「なら、盗賊というわけか。3の目が3つ。」
「彼は正直者さ。でもそんなに気前は良くないし、そんなに率直なわけでもない。コール。」

「7匹の大蛇について何か知ってるかい?4の目が1つ。」君が尋ねる。
「何故そんなことを聞く?1の目が2つ。」エルフが聞き返す。
「事情があってね。コール。」


【感想】
以下、その他の会話集。

「俺はイルクララ湖を目指して旅をしているんだ。4の目が3つ。」
「船頭がいるって話だ。4の目が4つ。」
「俺もそれは聞いた。コール。」

「ここを独りで旅するなんてあんたは金持ちなんだな。2の目が2つ。」
「何故そう思うんだ?2の目が3つ。」
「金は大事にしな。」エルフが答える。「俺達は金があってもどうしようもないからな。コール。」

「バクランドには盗めそうなお宝はどこにもないぜ。俺達が知ってる。2の目が3つ。」
「ここは随分にぎわっていると思うがね。2の目が5つ。」
「ここに来た時には俺達もそう思った。でもそれは罠だったのさ。ここに来た途端、活気が失われていったんだ。コール。」

WS011242a.jpg

というわけで、今年はここまで。
来年中に第3部を終わらせられるといいなー。でもその次がなー。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:ゲーム