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ソーサリー1:シャムタンティの丘 ブログトップ
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S1-50 第1部終了時データ [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

【エピローグ】
君はシャムタンティの丘を抜ける旅を終えた!道中、暗殺者フランカーと親交を結び、役に立つ2本の鍵‐レッドアイの牢獄とカーレの門‐を手に入れた。また、幾つかの魔法の品として、蜜蝋をひと塊、スカルキャップ1つ、玉石を3個を手に入れた。長剣とアナランドの剣を装備し、5日分の食糧、34枚の金貨、魔法の呪文の書を所持している。

【体力】
・現在/最大:20/20

【貴重品】
・金貨(34枚)

【食料】
・保存食(5日分)

【精霊】
・類人猿

【武器】
・アナランドの剣
・長剣(+2)

【魔法の品】
・魔法の呪文の書
・蜜蝋
・スカルキャップ
・玉石(3個)

【鍵】
・カーレの鍵
・銅の鍵
・銀の鍵

【その他】
・ロケット

【使用した魔法(回数)】
・DOP(3)
・FOF(2)
・SUS(1)
・FOG(1)
・TOP(1)
・BIG(2)
・dIm(1)
・RAZ(1)
・HOW(1)
・SIX(2)
・LAW(1)
・HOT(2)
・DUm(1)
・DUD(1)
・WOK(1)
・DOZ(1)
・ZAP(1)
・祈り(4)

【感想】
約3分の1の魔法を使いました。S1-10で「fAL」を使ったり、別なルートを通ったりすることで、まだまだ増やす余地はありそう。
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↑第1部終了時に発行されるパスワードを使うことで…、
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↑次の第2部にキャラクターデータを引き継ぐことが可能。
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S1-49 7日目:一路、カーレへ! [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

その晩はぐっすりと眠り、翌朝再び先を急ぐ。
旅立ちの前に、酋長が君に会いに来た。「我が親友よ、そなたは我々を救ってくれた。」彼は君に2つの贈り物をくれた。金貨10枚の入った袋‐このような場所では大金といえる報酬‐と鍵だ。「これはカーレの南門の鍵でな、役に立つよう祈っておるぞ。」
君は出発前に最後の取り引きをした。酋長に頼んで、君のエメラルドを12枚の金貨へ交換してもらったのだ。それから、貴重品を安全に持ち運ぶ方法として、金貨を服の胴部やブーツやベルトに分けて隠し持つ。
さあ、出発の時だ。

いとまを請い、トレパーニの村を出る。道はシャムタンティの丘を下り、稲の茂る棚田の間を抜けて続く。
歩きながら、君は初めて前途に寂しさを感じた。カーレはにぎやかだが残酷な街だし、カーレより先は危険な不毛の荒野があるだけなのだ。これからの日々、信頼できる人物はいないだろう。
ほんの短い時間だったが、君は道の上の丘に秘密の道をこっそりと進む人影を見たような気がした。黒づくめの人物だ。だが、目を日光から遮って再び見やった時、その姿はすでにかき消えていた。
遠くに大都市の壁が見えてくる。故郷を発ってから初めて目にする石造りの建築物だ…。


【変化点】
・金貨:12→22(報酬)→34(エメラルドを換金)

【感想】
こうして、無事にシャムタンティの丘を踏破することができました!原作よりも選択肢の自由度が高くなり、背景も上手く補強されたため、プレイしながら感心することしきりでした。
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もっとも、「原作が全てで唯一!」とか「この後付け設定は認められない!」とか、ともすると「今さら20年以上前のゲームブック?懐古主義も甚だしいわ!」という向きもおられるかもしれませんが、このアプリのディレクターのインタビュー記事を読めば、色々と気づかされることがあると思います。以下、ほんの一部をご紹介。
『インタビュアー:あなたはソーサリーの世界をデジタル時代の中に拡張して最新なものにしました。そして、シンプルでスムーズなインタフェースにすることで、1980年代後半にいなかった(=原作を知らない)人達も楽しめるようにしました。あなたはどうやって、大いにノスタルジックな感情を新鮮なものへと変えたのですか?
ディレクター:ノスタルジーは奇妙なものですよね。その感情によって、人は何かを始める前には愛着を抱くのに、それを始めた途端に嫌悪感を覚え、気に入らない点を探し始めるのです。私は、自分が10歳か11歳の時にこのシリーズの本を読んでどのように感じたかをとても強烈に記憶しています。でも、大人になった私があのシリーズを思い出して気づいたのは、あの頃に私がしたこと(=選んだ選択肢やたどったストーリー)以上に心象に残ったものはないということです。ですので、ゲームをデザインする過程で私が創り出したかったのは、あの本のありのままの姿よりも、むしろ私が覚えているあの本の感触のように感じた何かでした。スティーブはその方向性で本当に満足してくれました。彼は私達に、言葉や仕組みよりもソーサリーの精神に忠実であれと語ったのです。』
つまり、過去に囚われた人(←自分はこちら)でもナウでヤングな人でも、十分楽しめる作りとなっているわけです。これは、ディレクターに拍手でしょう!
ところで、「夢見るカボチャ計画」様がすでに言及されていますが、カクハバード(シャムタンティやバクランド)はネパールのある地域がモデルになっています。これなら、シャムタンティの丘に「stepped rice fields」があるのも納得。
例えば、「カナジー」様のホームページでは、ネパールの旅行記が紹介されており、地名の由来を知る上でとても参考になりました。「フィッシュテイルロッジ」なんてのもあるようです(笑)。
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S1-48 6日目:スヴィンの娘を救出、生還を果たす [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

注意を引こうと松明を振る。「上に誰かいるか?彼女はここだ!」
穴の縁にスヴィンの顔が一つ現れ、影を投げかける。少し後にそれが消えると、何かが下りてきた。かごが取り付けられたロープだ。
「一緒に入れ。」酋長が上から呼びかけてくる。「わしらが二人とも引き上げよう。」
君はかごに入り、娘がよじ登るのを手伝ってやった。「準備できたぞ!」
上のスヴィン達が引っ張り始める。ロープがピンと張る。だが、かごはいっこうに動かない。
ロープがきしみ出す。かごが指の幅ほど持ち上がった…。
君はかごの外に出て、上に向かって声をかけた。「引き上げろ!」
スヴィン達が凄まじい叫び声を上げて再びかごを引っ張り始める。今度こそ、かごは回転しながらゆっくりと上がり始めた。
君に手を振る娘の姿が陽光の中に消える。

彼女が見えなくなってから数分が経過する。何も起こらない。

「ロープを下に投げてくれ!」だが反応はない。
坑道にこだまが微かに響いた。深みから音が聞こえる。もしかすると、マンティコアは1頭ではなかったのでは…。

背負い袋の上に座り、もう少しだけ待つ。涙と感謝の再会の祝福が地上で続いていることは容易に想像できる。この地下の暗がりにいる君のことを忘れたとしても驚きではない。
案の定、しばらくしてから、かごとロープが転がり落ちてきた。素早く乗り込むと、彼らは君を引っ張り上げてくれた。
地上では、酋長自らが君を草の上に助け出してくれた。彼の娘も一緒にいて、彼の手をしっかり握っている。
「我が娘から、そなたの勇敢な戦いぶりを聞いた。」彼が言った。「感謝する。皆と共にそなたをトレパーニに連れて戻りたい。来てくれるか?」
僅かばかりの寛大さが君の旅の妨げになることはない。君はうなずいた。「招待をお受けしよう。」

君達が戻ると、村は祝賀会へと突入した。
君には長旅の疲れを癒やすための宿泊場所が与えられた。また、スヴィンの祈祷師を訪ねると、君の受けた傷を手当してくれた。
そこを出た時、以前は陰気で静かだった村が、今やすっかり活気に満ちていることに気づく。全ての屋根には花が結ばれ、スヴィンの楽隊が長く奇妙な形の竪琴を演奏している。プロセウス酋長が君を祝宴に歓待する前には、彼の娘とのダンスに連れ出されもした。
こうして、君は素晴らしく愉快な夜を過ごした。


【変化点】
・現在/最大体力:11/20→20/20(治療)

【感想】
スヴィンはあまり賢いとは言えないようなので、つるべと滑車といった文明の利器は使っていなかったと思われます。危うく置き去りにされかけた主人公はいい迷惑。パニックになって、素手で穴を這い上がろうとする選択肢も出てきます(無事救出してもらえる点は同じ)。ただ、酋長の娘は結構聡明なところがあるので(石を積んだ道しるべを分岐点ごとに置いていた)、容姿を脳内補正すれば何とかなる(?)かもしれません。
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S1-47 6日目:古代の守護者マンティコアと戦う [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

爪が岩をひっかく音がして、のしかかってくるような黒い影に坑道からの脱出口が塞がれた。
それは巨大で恐ろしいマンティコアだった。君達と光の間に立ちはだかり、血への欲求で獰猛に吼えている。
マンティコアは大昔の邪悪な魔法使い達によって交配された醜悪な化け物だ。ひどい自己嫌悪に満ちており、ライオンの胴体とサソリの尻尾を持つが、顔は老人のそれで、思考は残忍で短気だ。
君を見ると、そいつは2枚の大きな翼をバサバサと動かしながら後ずさりした。だが、片翼はまるで焼き払われたかのように焦げて黒ずんでいることに君は気づいた。

ミニマイトがそばにいないので、魔法の世界を指先で感じ取れる!
「DOZ!」
化け物は180度向きを変え、棘のある尻尾を君目がけて振り回そうとしたが、君が素早く呪文を唱えると、しばしその動きを止めた。首を振り、たてがみの下の老人の顔がくしゃくしゃに歪んでいる。まるで何かに額を叩かれたかのようだ。
君はそいつをのろまにした。今剣で戦えば有利に立てるだろう。あるいは、さらなる魔法をかける時間を得たともいえる!

「HOT!」
君が呪文を唱えると、手の中に大きな火の玉が現れた。それをマンティコア目がけて投げつける。火球は湿っぽい岩壁をジュージューと焦がしながら飛んでいき、奴の脇腹に命中した。痛さのあまり、そいつが大きく吠える!
マンティコアの咆哮で洞窟の壁が震える。だが近くで聞いていると、あまりに人間っぽい恐怖の色がありありと分かる。
君が弱らせたとはいえ、そいつは依然として獰猛な力を持つ獣だ。次の呪文もしくは剣でかたをつけねばならない!

「ZAP!」
全ての集中力を呼び起こして呪文を唱える。手のひらに満ちた稲妻をマンティコアに向かって放つと、それは奴の顔面に直撃し、たてがみを燃え上がらせた。エネルギーがそいつの背中から尾にかけてバリバリと走る。黒焦げとなった化け物は、粘液と外皮を噴き上げて爆発四散した。
スヴィンの娘も君も頭をかばうが、洞窟の悪鬼の断末魔から耳を塞ぐことはできない。その叫び‐耳障りな人間の言葉での呪詛‐は、壁を崩落させるのに十分な音量だった!

君は前に進み出ると、剣をそいつの心臓に突き刺した。この部屋で聞こえる音は、君の胸の鼓動とスヴィンの娘の静かな息づかいだけだ。
「ありがとう。」娘がささやき声で言った。それから君の腕を引っ張る。「こっちよ。」
娘は君を光の方へ導いた。瓦礫の裂け目をくぐり抜けると、太陽の光に満たされた最初の洞窟に出た。


【変化点】
・現在/最大体力:18/20→17/20(魔法)→14/20(魔法)→11/20(魔法)

【感想】
やはり「ZAP」は非常に強力な呪文です。原作同様、マンパンの大魔法使いに対して使う機会はあるのか、はたまた有効なのか、とても気になるところ。さすがに、1発で倒せるようなことはもうないはず…。
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S1-46 6日目:悪鬼の棲む洞窟を探索 [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

かごがドスンと床に着く。
暗闇を覗き込むが何も判別できない。ただ、微かなそよ風からは、どの方向にも空間が広がっているように感じられる。君はものが見えず、一人ぼっちで、罠にはめられた状態だ。
上から何かが君の足元に音を立てて落ちてきた。スヴィンの一人が君に何か叫んでいる。
這いつくばって足元を探ると、何かが手に触れた。拾い上げると、それは乾いた木でできた松明だった。
別の何かが上から落ちてきて、今度は君の頭に当たる。「火口箱だ!」声が呼びかける。
頭をさすりながら足元を探り、火口箱を見つける。
松明に火を灯すと、ここが広くて深い大きな洞窟だということが分かった。通路は突き当りで右と左に分かれている。洞窟の遥か遠くの不規則な落石に混じって、つぶやき声が聞えてくる。
その音を調べるため、洞窟の端にある堆積した岩によじ登る。ささやきはこの岩山の向こう側から聞こえてくる。スヴィンの少女だろうか?
彼女がこの道を通った後、落石で塞がれたのだ。彼女の元にたどり着くためには、別の道を見つけなければならないだろう。

近づく危険が発するであろう音に対して聴力を精一杯働かせながら、左の通路の暗闇の中をゆっくりと進む。
道は少し下ったところでT字型の三叉路となっていた。石が二つ、向かいの壁に積まれている。上下に積まれていることを除けば、石に変わった点は何もない。

さらに左の回廊を進む。まるで遥かな昔に干上がった川に浸食されたかのように、道は鋭く曲がりくねっている。前に進み続ける以外の方向感覚を失ってしまう。
やがて、坑道は二手に分かれた。ここにも縦に積まれた石が置かれている。

左手の壁に開いた穴をくぐり抜ける。急に進み続けるのが困難になる。坑道が急勾配の上りになったのだ。
小さな石ころが坂を転がって暗闇の中に消えていく。
一番上に着くと、別な分岐点で今来た道は終わっている。君が前に進むと、2個の石がつま先に触れて斜面を転がっていった。

左に向かう。
洞窟の壁が君の近くで崩れる。肩が岩壁をこする。まるで、岩が両側から君を押しつぶそうと締めつけてくるかのようだ。
これ以上進めそうもないと思った時、君が這って進んでいた道は再び分岐点に出くわした。隅に石積みが置かれている。

左の道を選ぶ。
進んでいくと、角からすすり泣きがこだましてきた。か細い人影に松明の光を投げかけると、暗闇に隠れていたのは、スヴィンの少女だった。そこで娘は、何百もの小さな石積みをこしらえていた。
「一緒に来るんだ。」君が手を差し出すと、娘は君の手を掴んで立ち上がった。
娘がシッと言って制止する。「静かにして。そうしないと…。」
突然、今いる小さい洞窟の入り口から轟音が響いてくる。回廊の壁が震えて、崩れ落ち始める。娘の石積みが倒れて散らばる。
道を塞いでいた瓦礫に亀裂が走り、中央の縦坑の光が差し込んできた。だが、君達がそこに向かう前に、スヴィンの娘の悲鳴が轟音に加わる。
ゆっくり振り返り、薄暗い坑道をじっと見つめる。何かが動いたのだろうか?何かが近づいてきているのだろうか?咆哮のような音は、坑道を吹き抜ける風ではないのか…?


【感想】
おそらく、スヴィンの娘が洞窟から逃げられないように岩を積み上げたのはゴブリンで、一方、彼女は洞窟内を手探りで移動する際に道しるべとして分岐点で石を積んだと思われます。最後の場所で石をたくさん積み上げていたのは、自分の最期を覚悟してお墓を作っていたのでしょうか?何ともいじらしい。ゴブリン許すまじ!
ちなみに、S1-14の予言はここでの探索のことを指していたようです。道を間違うと、原作でおなじみの罠が襲ってきます。
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S1-45 6日目:酋長と面会、しぶしぶ人助けを引き受ける [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

戸がピシャリと閉められ、鍵が掛けられた。少ししてから再び開き、君の所持品が中に投げ込まれる。
君は背負い袋から老人がくれた栄養のあるボンバの実を食べた。変わったことは特に起こらない。
奴らはおそらく夜明けを待つだろうと想像し、君は横になって眠ることにした。君の夢は、掴みかかる腕と肌を引き裂く長く黒い爪であふれていた。床で寝返りを打つが、どうしても頭から締め出せない…。

夜が明けた。君はまだ一人ぼっちだ。
日の出から1時間もたった頃、外で何か物音がした。扉を開けて5人のスヴィンが入ってくる。
そいつらは君を乱暴に外に引っ張りだし、通りを挟んだ向かいの小屋へと連れていった。そこには、白髪混じりの老人が風変わりな極彩色のマントを羽織って座っている。
「わしの名はプロセウス、ここの酋長じゃ。」平手で自分の胸を2回叩く。「この度は済まないことをした。」袖で床の上の埃を払いながら、彼はお辞儀した。
「そちらの望みを言ってくれ。」君が尋ねる。
酋長が片手を挙げる。「その前に。」彼が小間使いに手を振って合図すると、パンとミルクが運び込まれた。
ありがたく食事に飛びつく。それに毒が入っている様子はなく、君の腹を満たしてくれた。
器が下げられると、酋長はしゃがんで言った。「必要なんじゃ。おぬしが。おぬしの強さが。」
「俺にできることなら、助けになろう。」
酋長がお辞儀をする。「感謝する。我が娘、我が子。あの子がさらわれた。恐るべき悪鬼に差し出されたのじゃ。この下の。」
「ゴブリンの仕業か。」
その言葉に酋長が唸り声を出す。「ゴブリンどもめ。」目に涙を浮かべて首を振る。「わしらは決して友人ではない。だが、このように敵対していたわけでもない。あやつらの憎悪が理解できぬ。なぜ洞窟の悪魔なぞ気遣うのじゃ?」
「ゴブリンは古い鉱山で採掘をしている。王たちの冠のパワーを求めて。だが、鉱山は古代の悪魔によって守護されているんだ。」
酋長がうなずく。「それであやつらはわしらを身代わりとしたのか。」彼が立ち上がる。「娘を救ってくれ。そうすれば、おぬしは大きな見返りを得るじゃろう。」
彼が別のスヴィンに身振りで合図すると、そいつは造作なく君の腕を掴んで引っ張って立たせた。

森を抜ける短い道を進み、地面の裂け目へと案内される。一人のスヴィンがロープを持ち、別の一人が吊りかごを持っている。彼らは地面の穴の中に君を降ろすために準備を始めた。
準備ができるまで待ち、それからかごの中に入る。酋長が君に敬意を表してうなずく。「暗闇に気をつけよ。」かごが下がり始めた時、彼が言った。


【変化点】
・現在/最大体力:10/18→16/20(ボンバの実&睡眠)→18/20(食事)
・食料:4→3日分

【感想】
ここにきて、ようやく最大体力が初期値まで戻りました。ちなみに、第3部では最大体力を増やすチャンスがいくつかあるのですが、戦闘をリトライするなら10~20位、リトライしないなら20~が、緊張感と難易度のバランスがちょうどいいかなと思います。
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S1-44 5日目:スヴィンの村トレパーニで囚われる [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

午後ももう遅くなった。次の丘の頂上を越えると、下の方にトレパーニの村が見えてきた。村は水をせき止める堤のように、片方の谷から向かいの谷へと渡されている。
トレパーニに住んでいるのは、スヴィンという好戦的なハーフオークの種族だ。彼らの村はきっと騒々しいだろうと君は予想していた。
だが奇妙なことに、村はひっそりとしている。それでも、村を迂回する道はないため、君はそこを通らねばならない。
君は村に入った。沈んだ空気が村全体を覆っている。スヴィン達はのろのろと空しそうに仕事を続け、君のことなど気にも留めない。村のど真ん中で、木の切り株の上に腰掛け、次の選択について思案する。

低い小屋の外に座っているスヴィンの一団に近づき、彼らに混じって腰を下ろす。彼らが話し合っているのは、前の晩に曲刀を手にした刺客の刃にかかって殺されたらしい仲間のことだった。
「それがあんた達の恐れていることなのか?」君が尋ねる。
「俺達は何も恐れていない!」スヴィンの一人が猛烈な勢いで言い返す。「違う、もっと悪いことだ。」
別のスヴィンが手をテーブルに打ち付ける。「イーシュが死んだ今、誰がティアを助けられる?」
「ティアとは?」
「俺達の花だ。」目じりの涙をぬぐって一人が答える。伸び放題の爪で自分をひっかいて痛そうにしている。
「ティアは酋長の娘、イーシュが助けるはずだった。」別な者が言う。「彼はもう死んだ。だから、もうすぐティアも死んでしまう。」
「彼女に何があった?」
「ゴブリンどもの仕業だ。奴らは生贄を‐生贄?」彼は言葉に自信がないのか、ナイフで刺すような身振りをした。「そう、洞窟の悪鬼に生贄を捧げた。」
「問題は、」もう一人が言う。「酋長の血筋が途絶えれば、俺達の村はおしまいってことだ。ティアが最後なんだ。もし彼女が死ねば俺達も一巻の終わり、皆とても悲しい。」
「本当に悲しい。」全員が同意する。
ちょうど思い至ったかのように、突然一人が尋ねた。「あんた誰だ?」君の胸を指で突いてくる。
「旅人だ。」
「旅人だって?」一番身体のでかい男の目に、ずるそうな輝きが宿る。「偉大な旅人か?」
「全力は尽くしている。」
「全力なのはいいことだ。メケ、ティファ!」そいつが合図を送ると、仲間が大きく逞しい腕を振り回しながら素早く立ち上がる。「酋長のところに連れていくぞ!」
君が抵抗する間もなく、そいつらは君は捕まえ、肩に丸ごと担いで運んでいった。
君は精霊に助けを求めて祈りの言葉をささやいた。だが、すぐには何も起こらなかった。

屋根の低い小屋に着き、その中の地べたに放り出される。
その時、ようやく君の腕と脚の戒めが解けた。確信は持てないが、おそらく君の精霊が祈りを聞き届けてくれたのだろう。しかし、その力を呼び出してしまったので、もう一度すぐに助けを呼ぶことはできないだろう。


【感想】
ガタイのいいハーフオークの兄貴達に担がれて拉致されるの図。おまけに、ことが終わってからの精霊の救済。ほとんどギャグパート。
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S1-43 5日目:ガザ・ムーンの魔手から逃げ切る [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

道沿いに先へ進んで丘の斜面をぐるりと回る。やがてぽつんと一軒建っている小さな小屋に差しかかった。戸口の階段に老女が一人腰掛けている。
最初は川が彼女の足元から流れ出ているように見えたが、近くで見ると、彼女の家の下に川が流れていると分かった。家には、川床を大またに歩く昆虫が足を広げたように、支柱が張り巡らされている。家の前から2、3歩離れたところで、水は切り立った崖を越えて視界から消えていく。
「ごきげんよう。」君は声をかけた。老女がにっこりとほほ笑む。
「寄っていきなされ。」彼女が言った。「ちょっと話すだけじゃよ。」
君が近づくと、彼女は歯の抜けた口で笑い、階段から立ち上がった。「ささ、どうぞ。」彼女が手招きしてくる。「村から離れた一人暮らしは寂しゅうてなあ。」
君は首を振った。「長くはいられないんだ。まだ長旅が控えててね。」
「そうじゃろう、そうじゃろう。」彼女が答える。「この階段の上でお茶でもどうじゃ。」いらいらしていると言ってもいいような様子だ。台所に急ぐと、彼女は大きな茶碗を2つ持ってきた。
お茶はまだ熱い。君は話しながら両手で茶碗を持った。「あんたの名前は?」
「ガザ・ムーンと呼ばれとるよ。」彼女が笑って答える。「人からはそれなりに知られておるんじゃが。」
君はうなずいたが、これまで彼女の名を耳にしたことはなかった。「なぜ一人暮らしなんだ?ずいぶん危険なはずだ。」
「ああ、誰もあたしのことなんか気にも止めないからねえ。」心地よさそうに彼女は笑ったが、君は彼女が質問に答えていないことに気づかずにはいられなかった。
「それにしても、ここは見事な場所だ。」断崖から流れ落ちていく川を眺めながら、君が感想を口にする。
「ここは水晶の滝のてっぺんでね、」彼女が言う。「川はあたしの家の真下を流れていくんじゃよ。それで人が言うには、あたしが眠っている間に川があたしの美徳と若さを全部運び去るから、村人達はそれにあやかろうと滝の水に浸かるんだとさ。」彼女はくすくすと忍び笑いしながら謙遜した。「まったくのでたらめだと思うがの。」
君がお茶を飲もうとした時、カップに口を付ける寸前に老女は君の腕に手を置いてそれを制した。「あらあら、」唐突に言うと、彼女は台所へと戻っていった。「ポットを忘れてきたわ。」

どうも何かおかしい。彼女が戻ってくる前に、こっそり立ち去ることにしよう。
だが、君の足音を聞きつけた彼女が声をかけてくる。「戻っておいでよ、お願いだから!」
構わず君が歩き続けると、彼女は口汚くわめき散らし始めた。
突然左の方で何かが割れる音がし、思わずくるりと振り向く。何と真っ二つに割れた木がゆらゆらとかしぎ、君目がけて倒れてくるではないか!
素早く右にかわす。木は君がさっきまで立っていたちょうどその場所に倒れた!
起き上がろうとする君の目の前に、老女が立ちはだかる。「ガザ・ムーンの誘いを無視してはならぬのじゃ!」そう言うと、彼女は指先を君に突きつけた。指先が青いエネルギーでパチパチと音を立てている。あと1秒もしないうちに稲妻が放たれるはずだ…!
「FOF!」
君は素早く呪文を唱えた。稲妻が宙を走り君を捉えたちょうどその時、力場が作り出された。素早く反応していなければ、君は今頃蒸発していただろう!
怒り狂った魔女は、呪いの言葉を君に浴びせながら吼え猛っている。次に何が起こるか待つつもりはない。君はその場をすぐに脱し、道を下っていった。


【変化点】
・現在/最大体力:13/18→10/18(魔法)

【感想】
原作のタイトルにもなっているシャムタンティの丘の魔法使いと対決して、倒せないまでも、遂に無事逃れることができました!20年以上前にできなかったことができるようになったとは実に素晴らしい。この調子で、第4部のあのいけ好かない魔法使い(マンパンの大魔法使いの影武者?)にもギャフンと言わせたいところ。
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S1-42 5日目:暗殺者フランカーと盟友になる [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

暗殺者はまだ息はあるが、喘ぎながら地面に横たわっている。
「さあ、起きろ。」剣はまだ手放さないものの後ろ手にしてから、彼に言う。
彼はうなずくと、剣を鞘に納めた。「あんたは誇り高い男なんだな。会えて嬉しいよ。あんたは俺の命を助けてくれた。だから、俺の何割かはあんたのものだ。俺の名はフランカー、暗殺者であり盗賊でもある。」
「なぜ俺を襲った?」
「単純な理由だ。俺は盗みと殺しの練習のために旅人を相手にしている。あんたは俺の相手じゃないと踏んでいたんだが、俺が間違っていたと分かったよ。」彼は頭を下げたが、それは敬意のためかもしれなかったし、傷の痛みのせいかもしれなかった。「あんたはカーレに行くつもりなのか?」
「なぜそんなことを聞く?」
「そこには俺も行くつもりなんだ。ここで別れたらあんたとはもう会わないかもしれないが。だが俺のことは覚えておいてくれ。あんたに恩があることを俺は忘れない。」
「カーレでは何をしているんだ?」
彼は長い間君を見つめてから答えた。「街の貴人達がある噂を耳にした。ゴブリンどもが古い鉱山で採掘を再開したと。その理由を知りたがっている。」
「ゴブリンは村々を襲うため武装しようとしているんだ。」ダンパスでの村人達の会話を思い出しながら、君は彼に言った。
「奴らがそのつもりだということは請け合ってもいい。」フランカーが答える。「だが、鉄を求めて古代の採掘場を再開したのはそのためじゃない。この辺りの丘の歴史を知っているだろうが、ここの村人達は常に貧しかったわけでも少数だったわけでもない。かつては、強大な勢力を誇る人々がここに住んでいたのだ。膨大な知識や魔術を持つ人々が。」
「とうの昔に滅びたよ。」
フランカーは首を振った。「滅びたわけではない、変わったのだ。この丘には巨人の村があるだろう。あれはかつての人々のなれの果てだ。その昔、古代の鉱夫達は、南はカクハバード海から北はジャイカー鉱山にまで及ぶ巨大都市を築いた。そして、王たちの冠を鍛えた鉱石も、彼らがこの地で産出したものだ。ゴブリンどもが探し求めているのは、その力を持つ金属なのだ。もしマンパンが反乱を起こしたなら、奴らにとってそれが唯一の対抗手段になるのだからな。」
「奴らは見つけるだろうか?」
フランカーは苦しげに重々しく息を吐き出した。「おそらく。古代人は恐ろしい守護者達を後に残したという話もあるが…。」彼はもう一度頭を垂れた。今度は間違いなく痛みからだ。「行くがいい。あんたに俺は助けられない。」
「いや、」君が答える。「その傷は俺がつけたものだ。お前を助けよう。」
彼は歯をきしませてニヤリと笑った。「あんたは医者か?そうは思えんが。」
君は彼の服から暗い布地を破り取ると、傷をきつく縛って出血を抑えてやった。
「あんたは殺されそうになったとは思えないほど親切な奴なんだな。」彼がつぶやく。
「いい勉強になっただろう。」君は荷物をまとめると、フランカーを後に残して林へ向かった。心強い友人ができたと感じながら…。


【感想】
フランカーから語られた驚愕の真実。王たちの冠とシャムタンティの丘に、こんな歴史的な繋がりがあったとは。リー・キの巨人が古代人の末裔だったとは、等々。もちろん、原作に後付けされた設定でしょうが、とてもよく練られていると思います。
また、このゴブリンの陰謀のせいで、主人公は第2部で大変な災厄に巻き込まれることに。そちらも乞うご期待!
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↑カーレの地下にゴブリンの軍隊が?!
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S1-41 5日目:魔法の盾を携えて暗殺者と戦う [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

「WOK!」
君は1枚の金貨を手首に置いて呪文を唱えた。焼けつくような痛みとともに金貨が君の皮膚に溶けていき、そこに見えざる盾が作られる。
君が剣を構えると、暗殺者は曲刀を掲げて君にお辞儀をした後、戦闘態勢をとった。

<第1ラウンド>
暗殺者の準備が整う前に攻撃を命中させようと急襲する。
相手は防御していた。一瞬息を詰まらせたが、傷はほとんど負っていない。奴は剣を構えながら、目を閉じて素早く祈りをささげている。

<第2ラウンド>
木々が眼下で展開される戦いを見守る中、君は容赦なく剣を繰り出し、相手を釘付けにする。前に飛び出して深く斬りつけると、暗殺者はバランスを崩した。奴のチュニックから血がポタポタと滴り落ちる。
「貴様の頭を首から切り離してやる。」研磨した大理石と同じくらい冷たい声でそいつは言った。「貴様は絶対逃れられないぞ。」

<第3ラウンド>
次の君の攻撃は無慈悲な剣技によるものだった。パワーを抑えつつ、低く速く突きを加える。
暗殺者は息を求めてハアハアあえいでいる。少し目を閉じて落ち着こうとすらしている。
「ここで死やがれ!」奴が言い放つ。

<第4ラウンド>
次の瞬間、暗殺者は瞬く間に間合いを詰めてきた。君は、驚愕し、圧倒され、よろけた。盾のおかげで相手の攻撃は深くは入らなかったが、君を面食らわすには十分だった。
奴は身体の前で剣を交差させながら回している。

<第5ラウンド>
反撃の時だ。威力は平凡だが冷酷な君の一撃は、相手の不意を突き、深く捉えた。転倒した奴の手から剣が投げ出される。
「負けを認めぬほどうぬぼれてはいない。」奴はがうめく。「あんたが俺にとどめを刺すと決めたなら、そうするがいい。だが、名誉のために、俺の剣を使ってくれないか。」


【変化点】
・現在/最大体力:15/18→14/18(魔法)→13/18(戦闘)
・金貨:13→12(魔法)

【感想】
さて、おなじみの暗殺者の登場ですが、ジャンを体よく追っ払ったお使いに出したので、この手ごわい相手に魔法が使えるようになりました!今回は「WOK」を選択。敵の攻撃によるダメージを1点減らしてくれる便利な呪文ですが、一番のメリットは、防御時(パワー0)のダメージ(体力-1)も無効にしてくれることでしょう。つまり、ノーダメージで好きなだけパワーを貯めることができるというわけ。
ZAP_WS008676.JPG
↑「ZAP」で暗殺者に重傷を負わせることも可能に。
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