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S2-108 9日目:ゴブリン軍を撃退、カーレを救う! [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

広場の反対側にたどり着き、巨大な門扉の下に立つ。
扉をノックして内なる声を呼び起こすと、声が告げてくる。「開門の呪文を唱えよ。」
目を閉じ、呪文を思い出そうと努める。
「クーガの慈悲とフォーガの誇り…」
「ゴーレム皮の鍵1つ…」
「奥に隠れた掛け金2つ…。」
「お前に命ずる 門よ大きく開け!」
後ずさりして、呪文のもたらす効果を見定める。
あの声は沈黙したままだ。
しばらくして扉がきしみ始めた。掛け金が外れ、木の羽目板が動き出す。門が開き始めたのだ!
声が響き渡る。「門はお前の制御下に入った。」
だがその動きはゆっくりだ。はっとして肩越しに振り返ると、ゴブリンの軍勢が井戸小屋から飛び出してくるのが見えた。こっちに向かってくる!
君は門の間をすり抜けて、ついにバクランドへと踏み出した。

闇の中で人影が動き回り、門へ殺到してくる。ゴブリンがどんどん湧き出しているのだ…。
「門よ!」破れかぶれになって君が命じる。「閉じてくれ!」
門はすぐに従った。罠のようにぐんぐん閉まっていく。完全に閉じる前、中庭の向こうに動きがあった。陰から出てきたのはウェアウルフの群れだった。ヴィックの手の者が街を守ろうと繰り出してきたのだ!
その時、街の外の丘のふもとから赤ら顔の沼ゴブリンが姿を現した。死んだ牛に群がるハエのように、閉じた門へ向かっていく。そいつらは城塞を越えようと、人垣を作り始めた。
ゴブリンを倒さねば。
と、まるで君が命じたかのように、幽霊のような姿が君の前の空中に現れた。ロラグだ。
「門を制御しろ。」彼がささやく。「門のパワーを使え。」
「やり方が分からない。」君が言い返す。
今やゴブリンどもは壁の天辺にたどり着きつつあった。森に火矢を放つ輩も出始めている。
「門を操るのじゃ!」魔法使いが怒鳴り返してくる。「使え!」
絶望的だ。知りもしない魔法をどうすれば使えるというのだ?目を閉じると、怒りと不満が湧き上がってくるのを感じる。忌まわしいゴブリン、おせっかい焼きの幽霊、長く困難な道のり、まだ見ぬ敵、全てが狼のような牙となり、君に咬みついてくる。
突然轟音が響き渡り、何かが焦げる臭いが立ち込めた。
目を開く。視界にゴブリンは見当たらない。ただ、門の周りに燃えかすとなった草とすすの山があるばかりだ。
幽霊が君に向かってゆっくりとうなずく。「よくぞやってくれた。これまでこの門には、街の全住民、盗賊、ペテン師、殺人鬼の憎悪が何世紀も貯め込まれていたのじゃ。少しばかり漏れた分はレッドアイを生み出したがの。残りのほとんどはこの時を待っておった。これを使いこなせるほど強固な精神の持ち主をな。」
彼が道の先を指差す。「さあ行くがいい。気をつけてな。道は長い。」
君はうなずくと、背を向けて歩き出した。

少し歩いてから振り返る。門の外の平原はほとんど無人だ。沼ゴブリンも奴らの武器も、全て地上から一掃されたようだ。
カーレの街中も同じような状況なのだろう。剣のぶつかり合う音は止み、今は狼の遠吠えだけが聞こえてくる。
君はカーレを救ったのだ。不浄な街ではあるが、市民がゴブリンの剣で殺されるいわれはない。だがそれは君の力があればこそだった。
街に背を向ける。たどるべき道が前に続いている。バドゥーバク平原を抜け、マンパンの方へ。
開拓民居留地を去る間際、サイトマスターの軍曹が語った言葉を思い出す。「罠の都市を抜けてしまえば、お前はバクランドへ入ることになる。そこでは昼と夜が太陽以外の力で司られているという。それと、カーレから向こうでは、お前は常に見張られることになるぞ。」


【感想】
北門には住民の憎悪が何世紀にもわたって蓄えられていたようです。全ては、この時に破壊的パワーを放つために。レッドアイの居住区が北門に近い理由もこれで納得。
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最後の旗には、「バドゥーバクへ」と書かれています。
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コメント 1

伝説の勇者

なるほど、門が赤目を生み出したのは、あくまで副産物だったんですね。
門には何世紀分もの憎悪が溜め込まれていた…もしかして、赤目に性格の歪んだ奴が多いのは、門に込められた憎悪の影響を受けたからなんでしょうか。「トロール牙峠戦争」では、バルサスの一家が悪人揃いなのは、きざ岩山の混沌に汚染された岩で作った要塞で生活していたからという設定がありましたし。
by 伝説の勇者 (2017-08-17 22:29) 

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