So-net無料ブログ作成
検索選択

S2-97 9日目:北門に挑むも… [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

梯子は狭い石の煙突の中を斜めに傾きながら続いている。
しばらくして梯子は終わり、石だけが頭上に連なっている。その先には光の輪が見える。
「fAL!」
呪文を唱えて体重を羽毛と同じくらいまで軽くする。それから手足を石の煙突の中に突っ張って身体を押し上げる。まるで光に向かって踊っているみたいだ。

ありがたいことに外界の新鮮な空気の中に出た。
君は城壁の陰にある広場の井戸小屋から出てきた。周囲を見渡し、はるばる来たことを実感する。広場の向こうにあるのはあの北門だ!
門の前の地面は広くて空っぽで、閉じられた巨大な門の両側には燃え盛る松明が納められている。もし射手が陰に潜んでいるなら、君は格好の的となるだろう。
まだ君は全ての呪文の行を知らない。だが「DOP」でも開くかもしれないではないか。
「SUS!」
呪文を唱えて思考を周囲に広げ、危険がないか探る。陰の中は、右も左も安全そうだ。扉そのものにも危険はない(その向こうからは多くの危険が感じられたが)。概ね安全と言える。
実のところ、この場における唯一の危険は井戸だ。もちろん君は、その下に何が潜んでいるのかよく知っている。
呪文のお陰で幾分安心した君は、陰から踏み出して門へ向かった。門を開錠するための情報をこの街で十分集められたか、今こそ確かめる時だ。
無事に広場の反対側へたどり着き、巨大な門の下に立つ。
ぐいっと引っ張っても門はびくともしない。だが、遠くの方でぶつぶつ言う声が聞こえる。
扉を叩いてみる。応答は何もない。
「俺はこの門を開くためにここへ来た!」君が呼ばわる。
やはり応答はない。これは罠ではないかという気がしてきた。ここには門などなく、単に石壁に絵を描いただけなのではないか、と。
突然、幽霊のような声が門そのものから発せられた。「止まれ、よそ者よ。」声が轟く。「門を制御する呪文を知っておるか?」
「ああ。」まだ3つまでしか知らないにもかかわらず、君が答える。
「ならば、そなたの命令を待とう。」
広場の向こうから、つぶやき声や金属が石に当たる音が聞こえる。だが今はそれを気にしている時間はない。
目を閉じて下水道に刻まれた詩を思い出そうと努める。
「クーガの慈悲とフォーガの誇り…」
広場の角で何かが確実に動いているが、今やもう止めるわけにはいかないところまで来てしまっている。
「奥に隠れた掛け金2つ…。」
門は単なる木になってしまったかのように沈黙したままだ。
「お前に命ずる 門よ大きく開け…」
後ろに下がって、呪文がどんな効果を表すのか確かめる。あの声は黙ったままだ。
井戸の方に目をやると、這い回る人影、長い爪、きらめく剣、泥の中で動く姿があった。ゴブリンだ!この瞬間を狙って街を襲撃しようとしているのだ…。
その時、あの声が轟いた。「間違いだ。扉は開かぬ。」
別の答えを試す猶予はない。ゴブリンが君に向かってきているのだ!
百匹ものゴブリンと戦うことはできない。君は門のそばの陰の中へと駆け込んだ。


【変化点】
・現在/最大体力:12/20→10/20(魔法×2)

【感想】
原作では開門の呪文詩が揃わずに北門まで来てしまうと即ゲームオーバーですが、今回はそうではないのです…。
final_bstSnapshot_53801a.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。