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S2-93 9日目:共同墓地で入り口の罠に陥る [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

荒野の端の分岐点まで戻る。前方では日がほとんど沈み、木々を鮮やかに染めている。
道は時代がかった鉄製の高い柵で終わっている。柵にぎっしり絡みついたツタの葉越しに、向こう側に開けた場所があるのが見える。そこには石の囲いや低い建物、整然とした薄暗い林がある。霊廟や墓が並ぶ共同墓地だ。
「HOW!」
呪文を唱えると、明瞭で穏やかな声が君の精神に入ってきた。柵にはすでに抜け道があると声が告げる。君にはそれが見えないが、何かで覆われているに違いない。声が伝えたのはそれだけで、そのまま呪文は消え去った。
何かが‐多分ネズミだろう‐柵を駆け抜け、荒れ地の中へ入っていった。
しゃがんで柵の基部からツタを取り払う。案の定、キツネの巣穴がすぐに見つかった。地面の下にそのまま続いている!
膝をついてキツネの巣穴の中に身体をくねらせる。そこはとても狭かったので、両腕を身体の前に出せず、背負い袋を後ろに引きずる格好になった。だが幸いなことに穴は短く、2歩ほど離れた柵の向こう側に出てこれた。
穴から身体を引っ張り上げる。

今君が立っているのは、共同墓地の地面だ。カーレの街の中にある、死者の墓石と霊廟からなるもう一つの街だ。イチイとシーダーの木の間に広い道が見える。墓地の間を抜けるその環状の道は、上り坂となって向こうの門へ続いている。
風が高い木々の間を吹き抜ける。太陽が城壁に隠れていく。
緊張した足取りで道を外れ、近くの墓へ歩み寄る。
幾つかは古代の代物だ。墓石がとんでもない角度に傾いたものもあれば、前面を下にして倒れているものもある。まるで墓場の住人が死んだ後に酒盛りをしたかのようだ。
他は新しい。小ぎれいに彫り込まれ、苔や草が全て取り払われたそれらは、月の光を浴びてきらめいている。まるで使用人が手入れして死者の到着に備えているかのようだ。
最近富裕層の地区に疫病がはやった節が見受けられる墓石も幾つかある。それらは頭文字の順に大雑把に並んで散在している。
知っている名前がないか墓石の間をうろつくが、どの名前もピンとこない。何かが目の前を通り過ぎた。コウモリだろうか?
しばらくして一つの墓が目に入る。『クリシャンティ』という名だ。以前それをどこで見たのか、すぐには思い出せない。
だがその墓はまだ新しく、地面はほとんど掘られたばかりだ。そこには奇妙な銘文が残されている。『お前が逝くのも、そう仕向けた者も、わしが許すことはないだろう。L。』

次から次へと墓に目をやる。
ある墓が目に留まる。その理由はすぐに分かった。
君はシンヴァの霊廟に近づいた。扉の上にはこう記されている。『ここにカーレの第5貴人シンヴァ卿眠る。』
君の心臓が脈打つ。君が見つけるよう教わった不死者の貴人はこれだろうか?
扉は施錠されておらず、少し半開きだ。まるで何者かが普段行ったり来たりしているかのようだ。
扉の正面の階段の前には、小さいキノコが輪になって生えている。
ひざまずいてキノコを観察する。とても毒々しく見える‐その周りや下には、這い回る虫の1匹も見当たらないからだ。
珍しいことに、キノコの描く輪は完璧な円形をしている。中心には何か銀色の輝きが見える。柔らかい地面に杭が刺さっているのだ。
銀の杭を引き抜こうと手を伸ばす‐だがキノコの輪の中に足を踏み入らないと手が届かない。
心の中で何かが君を引き留めるが、それが何なのか上手く説明できない。
それでも君は輪の中に踏み込んだ。が、本来あるべき足が地面に着く感触がない。
気づいた時には、すでに君は落下していた…。


【変化点】
・現在/最大体力:15/20→14/20(魔法)

【感想】
クリシャンティはロラグの身内だったようです。
ここで銀の杭が出てきたのは、ヴァンパイアを警戒して杭を欲するプレイヤー(→自分)を罠にはめるためなのか?それはともかく、罠を回避する方がゲーム的には正解なのですが、情報をより多く入手するという点においては罠にはまった方がいいこともあるのです、これが。
final_bstSnapshot_987031a.jpg
すぐそばに『ブライア庭園』という謎の区画が。
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