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S2-92 9日目:ズィーター卿から評議会瓦解の経緯が語られる [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

乞食が物陰から出てきて、君に何度もお礼を言う。
「ズィーター卿、あんたと話をしたいんだが。」
彼がため息をつく。「それがわしの名じゃ、否定はせぬ。」彼が答える。「お主には話すよ。喜んで語ろう。盲目にされて以来、わしはこいつら悪鬼に苛まされてきた。今や奴らは死んだ。お主はわしをこれ以上ないくらい助けてくれたからな。」
少しの間彼に同情する。「あんた、目はどうしたんだ?」
「黒い眼の呪いじゃ。誰がわしを呪ったのかも知っておる。サンサスなんじゃ。かつての奴は善良で公正・誠実な統治者じゃった。大事な娘の面倒を見る子煩悩な父親のようにカーレを統治していたものよ。骨折りを惜しむことは決してなかった。ところが、奴は他の評議員を恐れるようになった。わしらが奴を追放しようと企てていると思ったようなのじゃ。」
君には、彼がまさにそれを思い出して身震いしているのが見て取れた。「あんたがか?」先を続けるよう彼に促す。
乞食が悲しげに笑う。「モウラスじゃよ。サンサスがモウラスに詩の呪文の1行を教えるとすぐに、奴は残りも寄越せと要求した。私利私欲のためにそれを知りたがったのじゃ。奴は身代金を要求するために街を支配することもできた。モウラスはかつて恐喝を生業としておったからな。わしは貴族じゃったが。」ズィーターが嘆息する。「そうして、サンサスはわしらへの報復に乗り出した…。」彼が再びすすり泣き始める。
乞食が身体を震わせる。急に息が白くなった。午後の時間は過ぎ、もう夕方になりつつあるのだ。
「日がどんどん短くなってきておる。」ズィーターがつぶやく。「ここはバクランドみたいなもんじゃからな。」
君は背負い袋を漁ってパンとチーズを取り出し、彼に手渡した。彼は食料に飛びつくと、がつがつとむさぼり食べた。あまりに早く食べるため、きっと気分が悪くなるだろうと君が思ったほどだ。
食べ終わると、彼は大きく息を吸い込んだ。「また人間に戻れた気がするわい。」彼がぽつりと感想を漏らす。「今日はいい一日になった。友よ、恩返しをさせてくれ。」
興味深く彼の行動を待つ。
「わしの話を聞いてくれ。」彼が語り始める。「わしはかつてこの街の税金を集める役目を務めておった。しかし、正しい収支報告をしておらなんだ。ハーピーどもがわしを苦しめていた理由はそれじゃ。わしが私腹を肥やすためにこれまであらゆる物を搾取したことに対する報復なんじゃよ。さあ、その中で最も価値のある品をお主に譲ろう。」
そう告げると、彼は銀の指輪を取り出した。指の周りに2回とぐろを巻く蛇の形にあしらってある。
「これはお主を蛇から守ってくれる護符になる。持っていってくれ。きっと役に立つ、わしには分かる。」
君はそれを受け取ると、指にはめて彼に礼を述べた。とはいえ、これが本当に力のある物なのか、それとも単なるガラクタなのか、いずれ分かる時が来るのだろうかと思わずにいられない。
彼が会心の笑みを浮かべる。「少し元気が出て来たわい。」
「あんたの呪文の行を教えてくれないか?」
「いいとも。」彼が答える。「あれから解放されるなら嬉しいことじゃ。あれは確か…、ああなんてことだ、わしは記憶があいまいになっておる…ええと…。」全力で頭を振り絞って考える。
君は辛抱強く彼を待った。
「思い出した!」彼が叫ぶ。「クーガの慈悲と誰かの誇り…うーむ、そこだけが思い出せぬ。」
「何とか残りを思い出してくれ。」
彼が首を振る。「忘れてしもうた。わしの目と同じようにな…。古い神が、もちろん誇りの神の名がそこに入るんじゃが。たぶんどこかで見つけられるじゃろう。慈悲の神クーガに救いを乞うがよい。その神ならあちらの方の神殿に住んでおられる。」
「クーガについて教えてくれ。」君が尋ねる。「どうすれば神に助けてもらえる?」
「クーガは全て見ておられる。全てをご存じなのじゃ。」突然、乞食が君の手首をぎゅっと握る。「だがな、かの神と話すには命を賭けねばならんぞ。覚えておくのだ。左目、それが始まりじゃ。左目じゃぞ。」
不完全な助力だったとはいえ、君はもう一度乞食に礼を言った。それから彼の元から立ち去る。


【変化点】
・食料:8→7
・+蛇の指輪

【手掛かり】
・第1貴人サンサスは知っている:サンサス卿はカーレの第1貴人で、彼だけが街の北門を開く呪文を全て知っている。
・クーガ神…:クーガが北門の呪文を探す君の使命を助けられるかもしれない。
・クーガ神の3つの目:クーガが君の探索を助けられるかもしれない。彼の儀式はかの神の3つの目に関係する。左目、右、そして額の第3の目だ。

【感想】
別の選択肢で、サンサスがどのように他の評議員を罠にはめていったか聞くこともできます。
ズィーター「サンサスはわしらに対して行動を起こした。最初に、わしらには内緒で入り口の罠を周囲に移動させたのじゃ。それからメンバーが消え始めた。最初にシンヴァ、奴は生ける屍の呪いを受けた。次にモウラス、同じく呪われて屍として生きることとなった。そしてわしは…。」
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