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S2-89 9日目:崩落地区で廃墟を探索 [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

横道から開けた荒れ地へ出る。かつてここは街のにぎやかな場所だったのだろうが、今ではまるで嵐がこの地をならしてしまったかのように見える。君の身長より高い建物が何もないのだ。
行き止まりの階段が2つ3つあるかと思えば、ある場所では扉だけがポツンと立っている。
亀裂の至る所から草木が生い茂っている。まるで誰かが景色全体に緑の絵の具を浴びせたかのようだ。草葉の間では色んな生き物が絶えず動き回っている。
おそらくここのどこかに、かつて貴人だったズィーターがいるのだろう。

粗末なもののかろうじて残っていた道は、すぐに残骸の山で埋もれてしまった。
だが他にもたどれる道はある。一つは壊れた家の脇を上っていき、もう一方はかつての製粉場のそばを通っている。こちらの道を行くには、水車の輪によじ登らなければならない。
家は何層にも重ねたケーキのように輪切りにされ、床が外から丸見えになっている。筒抜けになった部屋は風と光で色褪せ、長い年月かもしくは動物のせいで内装も失われている。だが、この場所でかつては家族が暮らしていた証拠はまだ残っている。暖炉の上には調理に使われたであろう鉤があり、1階の柱には成長していく子供達の背丈と思しき目印が刻まれている。
水車場に目を転じる。誰がこれを河から遠く離れたこの場所に作ったのだろう?その上、巨大な水車が道の上に横たわっているではないか。隣接した建物の状態にもかかわらず、水車そのものは完全に無傷で、円の形も完璧に保ったままだ。
先ほどの女性の助言に従って水車を避け、瓦礫をよじ登って壊れた建物の屋根の上に出る。
ここからは荒れ地の残りをすっかり見渡すことができる。荒れ地は1マイルか2マイルは広がっており、徒歩で横切るには1時間位かかりそうだ。そしてその果てには、ツタの絡まった高い鉄の柵が荒れ地を二分するように走っている。おそらく、この土地から人々を締め出すためだろう。あるいは、柵の向こうの何かをそこに留まらせるためかもしれない。遠くの方には、暗い影が空を横切るのが見える。
崩れ落ちた組み合わせ煙突に腰を掛け、腹ごしらえする。滋養豊富なボンバの実を頬張る。
遠くでは暗い影が、高い建物の尖塔の周りでクルクルと弧を描いている。かつては教会だったのだろう。あれは鳥の類だろうか?はっきりとは分からない。
さあ、食べ終えた。旅を続ける頃合いだ。建物の向こう側へ下り、元の道の上に出る。
やがて道は二つに分かれた。

右の道を選び、壊れた建物の基礎とひび割れた通りの間を抜ける。片側は屋根が砂丘に半ば埋もれ、もう片側ではまるで秘密の貯蔵庫に続くかのように正面扉が地面に横たわっている。
全てが破壊されたこのど真ん中で、まだ原形を留めた建物に出くわす。扉は閉じられ、石壁も無傷なままだ。
君が扉を開けようとすると、ほんの軽く触れただけでそれはバタンと倒れてしまった。
その家には一部屋だけしかなく、中には大きなテーブルと机、そして奥には蓋の閉まった箱がある。どれもよく手入れされている。木製品はワックスをかけて磨かれて、箱の蝶番には錆も浮いていない。
戸口に立ち止まって見回すと、テーブルの下から足が突き出しているのが目に入った。
もっとよく見ようと近づく。足には尖っていない灰緑色の鉤爪が生えている。サイズは君の頭ほどある。
それ以外は、この家はもぬけの殻のようだ。空気がそよとも流れていない。
君は少し後ずさって剣の柄に手を掛けると、足が動かないか確かめた。
動く気配はない。臭いもない。足が誰のものであれ、死んではいないということだろうか。
下カーレの館で見つけた杖を手に取り、足の指の1つをそっとつついてみる。
何も起こらない。今やだいぶ度胸が出てきた君は、再び杖で足をつついてみた。
まだ何も起こらない。この生き物は深く眠っているか、もしくは完全に死んでいるのだろう。
テーブルの向こうには、この生き物の頭が横たわっている。顔も、耳も、開いた口も、どれもが石だ。これはスヴィンの像、あるいはかつてスヴィンだったものだ。
その手に石のシャベルが握られていることに気づく。それは刃が広く、深く掘るのに向いている。彼は庭師か農夫の類か、もっとあり得そうなのは、共同墓地近くのへんぴな場所に送り込まれた墓掘り人だったのかもしれない。
だが今となっては、彼は固い石だ。そういうことがあり得ないわけではない。例えば、彼が魔法使いの恋人を埋葬したものの、それが早とちりだったとかだ。


【変化点】
・現在/最大体力:11/20→15/20(食事)
・食料:9→8(ボンバの実)

【感想】
何故この地区は崩壊してしまったのやら。
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