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S2-88 9日目:シンヴァ卿の邸宅に立ち寄る [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

注意を先ほどの邸宅へと戻す。その扉は重い南京錠の鎖で閉じられている。剣先でこじ開けようとするものの上手くいかない。
「DOP!」
君が呪文を唱えると、鎖は地面に落ちた。
扉を広々と押し開け、暗い屋敷の中へ滑り込む。

そこは壮麗な規模の建物だった。君が下カーレで探索した無人の屋敷よりも大きい。ここは少なくとも3階建てで、玄関の大広間には両翼へと続く扉がある。
館の奥から声がした。「ご主人様は不在です。」
「誰のことだ?」
人影が不格好に進み出る。暗闇から姿を現したのは、従僕の制服を身に着けたオーガだった。そいつの目は固く閉じられている。
「シンヴァ様はおられません。」単調に繰り返す。「どうぞ、お引き取りを。」
「シンヴァ卿は死んだ。そうじゃないのか?」
「確かに、」そいつが答える。「ご主人様は当分の間戻りませぬ。」
「戻る?」君が尋ねる。「彼は死んでいないのか?」
「生き返るほどには、まだ十分死んでおりませぬ。」そいつが答える。「ですが、私は微かな希望を抱いております。もちろん、私の奉公はそんなこととは無関係ですが。」
奴がしゃべる時、君はその首に金属のきらめきを見た。鈍色の奇妙な金属でできた襟の類のようだ。それから襟はシャツに隠れて見えなくなった。
「館から出てお行きなさい。」彼が扉を指し示す。
君は館を探索しようと、その生き物を肘で押しのけた。
すると、そいつが目をかっと開いた。焼け付く熱線がほとばしり、君は腕にやけどを負う。
「お客人。誠に遺憾ながら、」そいつが告げる。「私の一部はレッドアイなのです。」
それから奴は君の傷ついた腕を掴むと、家の外の通りへと引っ立てていった。

放り出された君が今いる場所からは、元の大通り以外にも、左手に狭い横道が建物の間をぬって伸びている。
建物の間に入り込むと、ぬかるんだ道に出た。道は両側にあるがれきの山をぬって続いている。まるで、巨大な岩が通り道のあらゆる物を踏み潰していったかのようだ。足元の玉石ですら細かい塵と化している。
道のそばに、青い実を実らせた木が数本植わっている。
その小さな木のそばにひざまずいて、青い実をもっと近くで見てみる。それは十分に熟して汁気たっぷりで、つやつや輝いている。だが、見たことのない植物だ。
近寄ってくんくんと臭いを嗅ぐ。甘くかぐわしい、とても魅惑的な香りがする。
実をもいで集める。収穫の際に2,3個が潰れ、君の手のひらを暗青色の果汁で染めた。
一握り分の実を口に詰め込む。味は甘く、息が詰まりそうなほどだ。
次の瞬間、その感覚が本物だと悟る。見下ろした手のひらが青く変色していく。息が浅くなってきた。身体の内側から窒息しかかっているのだ!
震える指で、必死になってブリムベリーの搾り汁の入った瓶を引っ張り出す。そして、その効果が毒の果実に対抗できるよう祈りながら中身をあおる。

緊張の数瞬が過ぎ、気分が良くなってきた。
息をしようと喘ぎながらも、再び立ち上がれるまでに回復する。
手のひらの致死的な汁をぬぐってから、危険な果樹を後にして道を進む。


【変化点】
・現在/最大体力:15/20→14/20(魔法)→11/20(火傷)
・‐ブリムベリーの搾り汁(1本)

【感想】
シンヴァ卿の館を発見するも、大した収穫はなく、あっさりとつまみ出される主人公。
そしてこの毒のある果実、見た目と毒性はベラドンナに似てるような。
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