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S2-67 9日目:結局さらわれ、奴隷船で朝を迎える [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

君は宿屋の中に飛び込むと、背後で扉をぴしゃりと閉じた。誰も君が入ったことに注意を払っていない。
宿屋の中は君が先ほど出た時のままだ。
「桁端が上がった。それで分かった、おいらは干上がった。」先ほどとは別のこぎれいな水夫が部屋の隅で歌っている。

押し合いへし合いしながら酒場へ向かう。
「部屋はあるかい?」君が尋ねる。声を張り上げる代わりに、主人は指を4本上げた。
だがまず君はエールをもらうことにした。これで3杯目だ。
変化はすぐに表れた。最初に目がチカチカし始め、次に頭痛が襲ってきた。君は半ば立ち上がったが、どちらが2階なのかほとんど分からなくなっていた。
ぼんやりとした君の視界に3人の男達が現れ、君の腕を取る。「大丈夫か?こいつで俺達が手伝ってやるぜ。」
何かが動き、君は後頭部に強烈な一撃を食らった。およそ3秒後、君は自分が気絶させられたと気づく。そして全てが暗闇に覆われた。

目を開ける。頭がずきずきして割れそうだ。上半身を起こして後頭部に手をやる。卵ほどの大きさもあるこぶができている。一体何で殴られたのだろう?
床がゆっくりと揺れている。気分が悪く吐き気がするのはおそらくこのせいだ。
君の口からではない騒々しいうめき声が聞こえてくる。君は辺りを見回した。
今君がいるのは木でできた落とし穴の底で、頭上高くには天井窓がある。床には幾人もの身体が大の字に寝そべっている。君は船に囚われているのだ!
少なくとも、君には背負い袋と剣がある。だが、所持金の半分がなくなっている!財布を分けていたのは幸運だった。おかげで全財産を失わずに済んだのだ。
木の壁の両側がきしんで音を立てている。完全に船倉の中だ。
何者かが君の肩を叩く。君が振り返るとそこには1人の老人がいた。それが誰だか思い出すのに少し時間がかかる。彼は城壁の外で出会った老兵トーマスだ。
「一難去ってまた一難だな。」彼が言う。「街の外に留め置かれる方が、この街に閉じ込められるよりもっと酷いことだと思っていたんだが。」
「何があったんだ?」君が尋ねる。
「長い話じゃない。あんたも知っての通り、わしは街に入った。衛兵を振り切ってな。」彼はニヤリと笑ったが、笑みはすぐに消えた。「だが、宿代がないんで屋外で寝たんだ。起きたらここにいたってわけさ。」彼が真顔になる。「どうにかしてここから出ねばならんぞ。ここに長くいると何か良くないことが起こるはずじゃ。」
「何かとは?」君が尋ねる。漠然とした警告に怯えたくはない。
「かつて、ヴィックの最悪の行いといえば川を下って奴隷を売りさばくことだった。だが最近はオオカミを所有するようになったそうだ。」トーマスは絶望的な表情だ。「わしは奴隷商人どもが檻について話すのを聞いた。」彼が声を潜めてささやく。「奴らが檻を下ろしてきたら、わしらはそれをよじ登れるんじゃないか?」
他の囚人達はうめいたりため息をついたりしているが、君には彼らの言葉が理解できない。全員が異なる言語を話しているようなのだ。
「RAp!」
かつらを引っ張り出して頭に載せて呪文を唱える。すると、彼らの奇妙なつぶやきやうめき声が理解できるようになった!そのほとんどは、不平不満や財布がどこにいったのかいぶかしむ内容だ。だが、魔法は長くは続かない。
君は手近な囚人達を少数集めた。「脱出計画が必要なんだ、」君がささやく。「さあ考えよう。」
だが彼らはぽかんと互いに見つめ合うだけで、数分後にはそのうちの何人かは泣き叫び始めた。
魔法がすり抜けていくのを感じ、君はこの試みを諦めた。この哀れな連中に掛ける言葉は何もない。


【変化点】
・現在/最大体力:14/20→13/20(気絶)→11/20(人さらい)
・金貨:75→74(エール)→37(人さらい)

【感想】
財布は分散させていたので半分残るのはいいとしても、背負い袋と剣が手元に残っているのは不思議な気が。実にありがたいとはいえ。
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