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S2-64 8日目:評議会を訪問 [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

フランカーに続いて波止場の端を横切る。影のような素早さで彼は移動しているが、君の視界から消えないように何かしら考えてくれてはいるようだ。彼はしゃべろうとはせず、会話しようとする君の試みは即座に沈黙で迎えられた。

ついに、ある建物にたどり着く。ごく普通の外観だ。「これだ。」彼が言う。「ここで待て。俺が中に入る。」
彼の姿は扉を抜けて消えた。

彼が入った建物を眺める。窓ガラスは瓶底のように厚い。扉はタールで覆われた木製で、鋲が打たれ黒く塗られている。建物はただの平屋で、屋根には雑草が生い茂っている。両隣には小さな住宅が建っている。
君の目の前にあるのは何の変哲もない建物だ。評議会室などありそうもない。これは罠ではないのか?
窓の一つを覗き込む。だがガラスが厚過ぎるのと、内側がロウソクの獣脂でひどく汚れているのとで、中は何も判別できない。

しばらく待ってもフランカーは姿を現さない。
扉をノックしてみる。中から返事はない。
君はフランカーの指示を無視して扉を開けた。鍵は掛かっていない。

今いるのは広い部屋の中だ。椅子が壁沿いに並んでいるが、他に家具はない。これが誰かの家なら徹底的に盗み尽くされたことになる。だがそうでないのなら、ここがどのように使われているのか見当もつかない。ただ、暖炉には火が入っており、打ち捨てられているわけではない。
フランカーの気配はどこにもない。
手を温めようと暖炉に近づく。以前訪れた廃墟の暖炉とは異なり、普通の暖炉のようだ。
どこからともなく声がした。「どうぞお掛け下さい。」
これは間違いなく罠だ。君は立ったまま、部屋の中央に移動した。何も起こらない。
「誰かいるのか?」呼び掛けてからゆっくりと見回す。部屋は相変わらず空っぽのままだ。
君がそのまま立ち尽くしていると、声が繰り返した。「どうぞお座り下さい。」
用心しながら、暖炉のそばの椅子を選んで座る。足から力を抜いた途端、奇妙なことが起きた。向かいの壁が掻き消えたのだ。
そこは長い廊下だった。紋章の入った旗と真鍮の台に載った松明がずらりと並んでいる。廊下の中ほどには2人の衛兵とフランカーが立ち、深く話し込んでいる。
君が躊躇して眺めていると、衛兵が言った。「申し訳ないが、評議会は会議の真っ最中だ。邪魔立てしてはならん。」
フランカーが首を振る。「それが間違いなのはお前もよく分かっているだろう。」
衛兵は硬い表情で笑みを浮かべただけだった。
フランカーが振り返って君に合図をした。「こっちに来てくれ。」

暗殺者に歩み寄ると、衛兵がさっきより大きな声で繰り返した。「評議会はおそらく会議中だ。」
「それでも俺は彼らに会う必要があるんだ!」君が断固として主張する。
「会議中は何人も評議会に目通りかなわぬ。」しかつめらしく衛兵が答える。
「DUD!」
君は呪文を唱えて、小さな金貨袋の幻影をそっと作り出した。2,30枚は入っているだろう。君はそれを衛兵に差し出した。「手間を掛けさせて済まないな。」そう言いながら勧める。「これでどうだい?」
それ以上の議論はほとんどなかった。最初の衛兵が扉を開けると、瞬く間にフランカーが中へ滑り込んだ。


【変化点】
・現在/最大体力:14/20→13/20(魔法)

【感想】
評議会への訪問は原作にはなかった部分。ここで衛兵を倒してしまうと、後でクーガ神にそっぽを向かれてしまいます。
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↑この辺りは「パランティーヌの丘」と呼ばれているようです。ちなみに、ブラッドソード第3巻(B3-1)には「パラティーヌ」という地名が出てきました。
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コメント 1

伝説の勇者

いよいよ噂の評議会に突入しますか。ヴィックにも会えるか?
しかしフランカーがこんな重要イベントに関わってくるとは思いませんでした。
主人公が入ってきても何も言わないところを見ると、フランカーは主人公が待たずに追ってくる事を想定していたんでしょうか。
by 伝説の勇者 (2016-12-30 23:14) 

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