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S2-60 8日目:疑惑の宿屋で悪人達の噂を聞きつける [ソーサリー2:罠の港街カーレ]

ジーラは手ぶりで彼の友人を紹介した。「彼女はアルメーラ。踊り手なんだけど、それに騙されちゃいけないよ。彼女は思慮深い心を持っているんだ、間違いなくね。」アルメーラがペコリとお辞儀する。
「どんなふうに不具にしたんだ?」君がアルメーラに尋ねる。
彼女が肩をすくめる。「ある者は盲目に、そしてある者は死者に。またある者は不死者になったけれど、どんな方法にせよ共同墓地に埋葬された。そんな感じらしいわ。」彼女はにっこり微笑むと、自分のビールに視線を落とした。
衣をつけて油で揚げたスカンクベアの足の指をかみ砕きながら、ジーラが言う。「それで、今夜はここに泊まるつもりかい?」
「まだ決めかねているんだ。」
「それは正しいことだよ。『熱い簒奪者』とか何とかいう名前で呼ばれるこの場所で宿をとる危険がどんなものなのか、僕はあまり知らないんだ。ここの主人はうまいネズミの骨の衣揚げを作るよ。蒸し焼き鍋以外には臓物が少し手元にあるばかりだというのにね。」
「どこに泊まるべきかな?」
「他の宿は悪くないけど、ヴィックは酔っぱらった客をさらっていくって話だ。」意味ありげに彼がうなずく。
「彼は何者なんだ?」
「ヴィックかい?」ジーラが厳しい表情をする。「ヴィックは分かりやすいとは言えない男だ。むしろ、彼の知り合いでありながら彼とかかわり合いたくない者もたくさんいる。ヴィックは悪人なんだ。彼は奴隷集団の頭目だけど、それ以上になろうと目論んでいるって耳にしたことがある。」
アルメーラも同意する。「彼が評議会を蹂躙するつもりだって噂があるの。そんなこと出来っこないわ。でももし彼がそれを計画しているなら、自分の奴隷を担ぎ出すんじゃないかしら。」
「そのことなら、」君はカーレの最初の晩に倒したウェアウルフについて話した。満月でもないのに現れ、腕にヴィックの入れ墨をしていたあの化け物の。
アルメーラが息をのむ。「ウェアウルフの軍隊ですって?人間は命令をこなすには十分だけど、猟犬なら疑問を持たずに彼らに従うわ。」彼女が首を振る。「評議会が心配だわ…。」
ジーラがマグを掲げて乾杯し、雰囲気を明るくしようと努める。
「さっき君は盲目の貴人のことを言ってたね。」君が言う。「どこに行けば彼に会える?」
アルメーラが肩をすくめる。「そんなの分からないわ。カーレには乞食がたくさんいるんだから。」
ジーラがため息をつく。「もう遅い。そろそろ行こう。」
アルメーラがうなずいて彼の腕をとる。そして仲良く腕を組むと、君に別れを告げて宿を後にした。

この場所はもううんざりだ。君は通りへ出て、そして波止場へと戻った。
段々と選択肢が減ってきた君は、『旅人の憩い』亭に入ることにした。


【感想】
『Heated Reaver』のいい訳が見つからず。
ここでジーラは何気に恐ろしいことをさらっと言っています。つまり、ここの主人が提供する食事は犠牲者の…。ということは、ジーラにおごってもらった食事ももしかすると…。これはあかんやつや!
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伝説の勇者

Heated Reaver…Heatには「熱い」の他に「怒る」「興奮する」という意味もあるようですし、「イカれた強盗」あたりでも良いかも知れませんね。
客を材料にして人肉食を作ってる宿屋といえば、王子の対決にも出てきましたね。あちらは某殺人理髪師と同じ名前でしたっけ。この宿の主人も、あの宿の夫妻のように、人肉料理用の鍋に叩き込んでやりたいですね。
ヴィックが奴隷集団の頭目だったとは。原作での彼は、あの厄介な赤目の連中にさえ恐れられていましたからね…
by 伝説の勇者 (2016-12-17 23:00) 

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