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S1-46 6日目:悪鬼の棲む洞窟を探索 [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

かごがドスンと床に着く。
暗闇を覗き込むが何も判別できない。ただ、微かなそよ風からは、どの方向にも空間が広がっているように感じられる。君はものが見えず、一人ぼっちで、罠にはめられた状態だ。
上から何かが君の足元に音を立てて落ちてきた。スヴィンの一人が君に何か叫んでいる。
這いつくばって足元を探ると、何かが手に触れた。拾い上げると、それは乾いた木でできた松明だった。
別の何かが上から落ちてきて、今度は君の頭に当たる。「火口箱だ!」声が呼びかける。
頭をさすりながら足元を探り、火口箱を見つける。
松明に火を灯すと、ここが広くて深い大きな洞窟だということが分かった。通路は突き当りで右と左に分かれている。洞窟の遥か遠くの不規則な落石に混じって、つぶやき声が聞えてくる。
その音を調べるため、洞窟の端にある堆積した岩によじ登る。ささやきはこの岩山の向こう側から聞こえてくる。スヴィンの少女だろうか?
彼女がこの道を通った後、落石で塞がれたのだ。彼女の元にたどり着くためには、別の道を見つけなければならないだろう。

近づく危険が発するであろう音に対して聴力を精一杯働かせながら、左の通路の暗闇の中をゆっくりと進む。
道は少し下ったところでT字型の三叉路となっていた。石が二つ、向かいの壁に積まれている。上下に積まれていることを除けば、石に変わった点は何もない。

さらに左の回廊を進む。まるで遥かな昔に干上がった川に浸食されたかのように、道は鋭く曲がりくねっている。前に進み続ける以外の方向感覚を失ってしまう。
やがて、坑道は二手に分かれた。ここにも縦に積まれた石が置かれている。

左手の壁に開いた穴をくぐり抜ける。急に進み続けるのが困難になる。坑道が急勾配の上りになったのだ。
小さな石ころが坂を転がって暗闇の中に消えていく。
一番上に着くと、別な分岐点で今来た道は終わっている。君が前に進むと、2個の石がつま先に触れて斜面を転がっていった。

左に向かう。
洞窟の壁が君の近くで崩れる。肩が岩壁をこする。まるで、岩が両側から君を押しつぶそうと締めつけてくるかのようだ。
これ以上進めそうもないと思った時、君が這って進んでいた道は再び分岐点に出くわした。隅に石積みが置かれている。

左の道を選ぶ。
進んでいくと、角からすすり泣きがこだましてきた。か細い人影に松明の光を投げかけると、暗闇に隠れていたのは、スヴィンの少女だった。そこで娘は、何百もの小さな石積みをこしらえていた。
「一緒に来るんだ。」君が手を差し出すと、娘は君の手を掴んで立ち上がった。
娘がシッと言って制止する。「静かにして。そうしないと…。」
突然、今いる小さい洞窟の入り口から轟音が響いてくる。回廊の壁が震えて、崩れ落ち始める。娘の石積みが倒れて散らばる。
道を塞いでいた瓦礫に亀裂が走り、中央の縦坑の光が差し込んできた。だが、君達がそこに向かう前に、スヴィンの娘の悲鳴が轟音に加わる。
ゆっくり振り返り、薄暗い坑道をじっと見つめる。何かが動いたのだろうか?何かが近づいてきているのだろうか?咆哮のような音は、坑道を吹き抜ける風ではないのか…?


【感想】
おそらく、スヴィンの娘が洞窟から逃げられないように岩を積み上げたのはゴブリンで、一方、彼女は洞窟内を手探りで移動する際に道しるべとして分岐点で石を積んだと思われます。最後の場所で石をたくさん積み上げていたのは、自分の最期を覚悟してお墓を作っていたのでしょうか?何ともいじらしい。ゴブリン許すまじ!
ちなみに、S1-14の予言はここでの探索のことを指していたようです。道を間違うと、原作でおなじみの罠が襲ってきます。
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