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S1-10 1日目:『魔術師の逆落とし』から身を投げる [ソーサリー1:シャムタンティの丘]

崖の縁に立って果てしない海を眺める。風が吹きつけ、チュニックと髪をなびかせる。ここは東の果てだ。海はここで、ジョッキの縁からあふれ出るビールのように世界の端から流れ落ちると言われている。その流れは終わりなき海流のように、人々の物欲しげな心と目を運んでいく。もし人類が空を飛べるのなら、皆東へ飛んでいくことだろう。
付近を探索したものの、この崖の上には洞窟の入り口は見当たらない。だが崖のガレ場のそばに、奇妙な印に覆われた岩が見つかった。しゃがみ込んで印の刻まれた岩から苔を取り払う。そこには謎かけが刻み込まれていた!

 ここは魔法使いが向かった道
 ここは『魔術師の逆落とし』と呼ばれる地
 かの者、言わんとするところを示そうと一歩を踏み出す
 かの者、しかる後に落ち、宙を漂い、よって後悔せず

一陣の風が君を崖下に引き込もうと脅かす。隠されたつり輪、レバー、ロープを求めて目を大地に向けても、断崖の縁があるばかりだ。頭上では、カモメの群れが鳴き声をかわしながら舞っている…。
君は縁から慎重に身を乗り出して眺めやった。足元から幾つかの岩が転がり落ち、4、5秒ほどしてから眼下の草に覆われた崖の上にまき散らされる。滑り落ちないよう、君はすぐに後ずさりした。
辺りが急に静かになった。遥かな眼下で寄せては返す波の音が、世界が寝息を立てているかのように聞こえる。

さあ、冒険に旅立とう。この『魔術師の逆落とし』に。
カラスの精霊へ口早に祈りをつぶやきながら、目を閉じて前へ踏み出す。一歩、二歩、そして君は足を踏み外し…、落下した!
「FOF!」
君は素早く力場の呪文を唱えた。この過酷な落下から十分に身を守れるだろうか?
次の瞬間、君は遥か下の岩に叩きつけられた。ひどく捻じ曲げられたものの、それでもバラバラにはならずにすんだ!

ここで一息つくことにする。パンとチーズで腹ごしらえしながら、今の困った状況について考えを巡らす。ここは上と下のちょうど中間に位置する岩の張り出しで、両手を広げた幅しかなく、片側は波打つ海へ真っ逆さまだ。戻るすべはない。この岩棚をたどるしかないのだ。
とはいえ、ここには注目すべきものが一つあった。岩壁に薄い茶色の塗料で象形文字が書かれている。君はそれを眺めた。古色蒼然とした消えかけのその文字は、『P』を表している。
どこかへ通じる道があるよう望みつつ、岩棚を注意深く進む。
数ヤード先で君の願いは引っ込められた。前方には洞窟が口を開けていた。だが一つではなく二つもあったのだ。


【変化点】
・現在/最大体力:6/10→3/10(魔法)→5/10(食事)
・食料:4→3日分

【感想】
ゲームブックではよく謎かけの詩が出てきますが、格調高く翻訳するのは素人には非常に困難というもの。このリプレイではほぼ諦めていますので、あしからず。
ここで初めて食事をしました。食料は購入場所が限られている上、結構高額です。ご利用は計画的に。
WS007027.JPG
また、旅を続けると、金貨や食料だけでなく色々なアイテムや情報が手に入ります。それらはこの画面のように各カテゴリーに分類され、後で参照できるようになっています。
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伝説の勇者

原作では名前だけの登場だったダドゥーリー、こちらでは魔術師の試練場なんですね。
落下対策にFALではなくFOFを使うとは。FOFが「力場」だからできた手段であって、「壁」のWALでは無理だったでしょうね。しかしそうなると、ますますWALの存在意義が問われる…
by 伝説の勇者 (2016-02-11 20:12) 

teamtomtom

ここは「fAL」も使えるシーンでしたが、旅慣れてない感じを出そうと、無駄に「FOF」を使ってみました。
「FOF」ではなく「WAL」でないと、と思わせるシーンも、今回のリプレイで選択するかどうかは別として、この先幾つか出てきます。例えば、「WAL」で大きな障壁を作って、なだれ込む大軍の進路をぴったりと塞ぐ使い方です。「FOF」だと力場は使用者を包み込むように形成されるので、このような点ではなく面が必要とされる場面ではやや不向きだと考えられます。また、敵の攻撃を反射してそのまま相手に跳ね返す使い方も出てきます。これも、何となく球体をイメージさせる「FOF」よりも平板のような「WAL」の方が適していると思います。
安心して下さい、変わってますよ。
by teamtomtom (2016-02-11 22:19) 

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